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---------------------------------------------------------- 2月後半の読書と感想、書評 2025/3/1(土) 1827 女ともだち(講談社文庫) 真梨幸子
東京郊外に突然建った高層マンションで起きる二人の女性が殺害されるという事件を中心に、その二人の女性の過去や友人関係が明らかになっていき、さらに容疑者として逮捕された男性が拘置所内で自殺するという混迷を迎えます。 主人公は探偵役になっているフリーのライターの女性で、雑誌にノンフィクションを売り込むため殺された二人の女性の関係者に会って取材をして回ります。 殺されたひとりの女性には、1997年に起きた東電OL殺人事件をモチーフにした、適齢期を逃したエリートキャリアウーマンが裏の顔を持っていたという流れで、女性の心理にグサッと刺さる?内面描写が多く、男性読者にとってはなかなか理解しがたい複雑なものがあります。 著者は現在還暦を過ぎていますが、この小説が書かれた時はまだ40代のバリバリ働く世代でしたので、そうした同世代の女性の日々の生活や心理描写は得意分野だったのでしょう。うまく描けています。 ★★☆ ◇著者別読書感想(真梨幸子) 始まりはジ・エンド(双葉文庫) 新津きよみ
収録作品は「絶縁」「永久に」「引き際」「余命」「陰のコレクター」「彼女のステージ」「死ぬまでにしてほしい五つのこと」の7篇です。 いずれも主人公は中年の女性で、日常や暗い心理描写が多く、この本の直前に読んでいた真梨幸子著「女ともだち」と中身は全然違うものの、どちらも女性心理の見にくいところをえぐり出すような内容だっただけに、読んでいて中身が混乱してきました。 ま、しかし登場人物の女性達のよく喋ること喋ること。たまに出てくる男性はというと頼りないかわがままかで、ほとんど喋る間もなく固まっていたりしています。 お勧めなのは最後の短篇「死ぬまでにしてほしい五つのこと」で、姉と妹の関係で、妹は結婚していますが末期の子宮癌に罹り余命がいくばくもない中、独身を通してきた姉に4つの依頼を口頭で依頼し、そして5つめの依頼を死後1ヶ月後に読んで欲しいと手紙を託されます。 妹の死期が迫る前の依頼を聞いて、あちこちへ出向き、望みを叶えていく姉の姿と、幸せではなかった妹の深謀遠慮とが、きっと幼いときから仲が良かったであろう姉妹の様子が描かれていて面白かったです。そしてオチはやっぱり「女は怖い」です。 あと著者の実家の父親は開業医ということもあり、多少の知識がある医療や薬についての話しが重要なところで良く出てきます。お得意分野ってことでしょう。 著者の小説は長篇と短篇両方読みましたが、この小説は人の生と死を描いたものが多く、ちょっと怖い犯罪ホラー要素のあるものから、亡くなってもほのぼのとした話まであり、バラエティに富んでいて良かったです。 ★★☆ ◇著者別読書感想(新津きよみ) もう過去はいらない(創元推理文庫) ダニエル・フリードマン
アメリカでは若い移民が多く、日本ほどは高齢化社会というわけではありませんが、それでもこうした主人公が88歳という小説は、今の日本の社会情勢を反映しているようでもあり、面白く読めます。 この高齢の主人公はテネシー州メンフィスで公民権運動が盛んだった時代に刑事をしていたユダヤ系移民で、現在はアメリカ人の平均寿命を大きく超えた高齢に加えて、前作で受けた銃創で介護付きグループホームに夫婦揃って移り、リハビリ生活を送っている毎日です。歩行器がないと歩けず、トイレにも介護が必要という状態です。 そんなヨボヨボの高齢者の前に、同世代のユダヤ人で、刑事時代に接触があったアウシュビッツの生き残りの銀行強盗を生業としてきた伝説の男が40年ぶりに現れ、「ある組織から追われていて、まもなく殺される」「できれば救って欲しい」「もし殺されたら相手を徹底的にやっつけて欲しい」と頼まれます。 うさんくささを感じ、「すでに警察は昔に退職していて、元犯罪者を救うことなどできない」と一度は断りますが、何度も頼まれ、警察へ自首して過去の罪を認めれば保護プログラムに入れるよう進言しても良いと返答します。 そして自首するため信用のおける刑事を紹介し、その刑事と引き合わせますが、その直後に何者かに襲撃されて元銀行強盗は連れ去られてしまいます。 元々思うように身体が動かない上に、襲撃された際に負った怪我で満身創痍になりながらも、目の前で自首した男が連れ去られた事件を追うことになります。 最後のひねりは先に想像がつきましたが、前作に続き、とっても面白く読めたので、続編の「もう耳は貸さない」も読んでみたくなりました。 ★★☆ ◇著者別読書感想(ダニエル・フリードマン) ユタと不思議な仲間たち(新潮文庫) 三浦哲郎
元が児童文学だけに、読みやすく内容もシンプルで、サン・テグジュペリやコエーリョ、宮沢賢治の小説を読むような感じです。 1910年に出版された柳田国男著の「遠野物語」にも登場しますが、伝説的な妖怪、座敷童(ざしきわらし)の話です。一般的に座敷童が住む家は繁栄するという言い伝えがありますが、この小説ではちょっと違った設定です。 タイトルの「ユタ」はキリストを裏切った「ユダ」ではなく、勇太という名前の小学6年生が「ユタ」とニックネームで呼ばれています。勇太はタンカーの船長の父親が海で亡くなり東京の学校から母親の実家がある東北の村にやってきます。 東京から来た子供ということで、なかなか地元の村の子とは仲良くなれず、いつもひとりぼっちですが、そこで出会うことになるのが「不思議な仲間」の9人の座敷童達です。 座敷童達には悲しい過去があり、いずれも生まれてまもなく口減らしで親に殺された過去があり、そうした過去の歴史も教わったり、自分で調べてわかっていきます。 そして座敷童と遊んでいるうちに、だんだん村の子と変わらない体力や考え方に変わっていき、学校でも友達ができていきます。 しかしやがて、座敷童が住み着いていた旅館の離れが火事に遭い、、、 「モヤシ」と呼ばれていた都会育ちのて少年が座敷童のおかげでたくましく成長していくという話と、人生の出会いと別れを前向きに描いたこれぞ児童文学というものでした。 ★★☆ ◇著者別読書感想(三浦哲郎) 【関連リンク】 2月前半の読書 明日の食卓、悪貨、罪の轍、冷たい太陽 1月後半の読書 たのしい知識、風をつかまえて、燃える男、アメリカの夜、最愛 1月前半の読書 世界の終わり、あるいは始まり、世界でいちばん透きとおった物語、クズリ ある殺し屋の伝説、向こうの果て ---------------------------------------------------------- 2025年1〜2月に見た映画 2025/3/8(土) 1828 TAXY NY(原題:Taxi) 2004年米(日本公開2005年) 監督 ティム・ストーリー 出演 クイーン・ラティファ、ジミー・ファロン
「TAXi」と言えばリュック・ベッソン製作、脚本のシリーズが大ヒットして有名ですが、その映画の舞台をフランスからNYに移し、内容も工夫をしたリメーク作品です。 NY市警の運転が下手な刑事がたまたま乗った主人公のタクシーに銀行強盗の犯人追跡を頼んだことで、連続強盗事件の犯人を追いかけることになります。 アメリカ映画らしく大雑把で単純明快なハッピーエンド、脳天気なこういう映画も悪くないけど、もう少しなにか得られるものが欲しいものです。せっかく2時間ぐらいをつぎ込むのですから、、、 ★☆☆ LIFE!/ライフ(原題:The Secret Life of Walter Mitty)2013年米(日本公開2014年) 監督 ベン・スティラー 出演者 ベン・スティラー、クリステン・ウィグ
1936年に創刊された写真雑誌のライフのフィルムを管理する部署にいる主人公を中心に、会社が買収され書籍雑誌からオンラインメディアへと変わることが発表され、最終号の表紙に伝説のカメラマンが撮った渾身の1枚を使うことが決まります。 しかし送られてきたフィルムの中にその表紙に使う1枚だけが抜けていたことから、カメラマンを探すために最後に連絡があったグリーンランドへ急遽飛び立ちます。 グリーンランドではすれ違いで会えず、次に向かったとされるアイスランドへ、さらにアフガニスタンへとカメラマンを追い続けます。もうむちゃくちゃ。 やっと見つけたら、フィルムはプレゼントでもらった財布の中ということがわかりますが、その財布は古びたモノだったのですでに捨ててしまっています。 ま、これもアメリカ映画ですから最後はハッピーエンドで終わりますが、グリーンランドやアイスランド、アフガニスタンとなかなか観光では行かない珍しい景色が見られてそれが一番嬉しいです。 そして最終的に見つかった最終号の表紙を飾る特別な1枚とは、、、 ちなみに現実社会では2007年4月で2回目の休刊となり、その後はオンラインメディアに統合されています。 ★★☆ ある兵士の賭け 1970年 石原プロモーション 監督 キース・エリック・バード 出演 J・アレン、石原裕次郎、新珠三千代
朝鮮戦争に従軍し、過酷な戦闘の中で、警戒中に誤って隠れていた市民を射殺した過去をもつ米軍大尉が座間に駐留中、基地の中の酒場で仲間達と「二週間後に迫った1960年のクリスマスまでに徒歩で大分に到着できるか」という賭けにのり、部下と二人で雑嚢を背負い歩き始めます。 これは別府にある戦争孤児の施設に何度か慰問していたことから、そのボロボロの施設の改修のため義援金を募るという目的でした。 富士山の近くから名古屋、京都、広島と歩き続けますが、同行の部下が広島で熱を出し、山口まではひとりで歩き続けます。 そして狭い山道でダンプカーに接触し崖から転落し怪我をしてしまいますが、それでも歩き続け、クリスマス前に大分にギリギリ到着します。しかし期待していた義援金は施設の改修費には至らず、再度挑戦をします。 それでもまだ不足していたところ、最初は大尉の過去の残虐行為の罪滅ぼしか売名行為か?と思っていた新聞記者が、施設の改修に執念を燃やす大尉の思いを理解し、新聞社を巻き込み義援金の大キャンペーンを張り3回目の行軍でようやく改修ができる費用が集められます。 その後大尉はベトナム戦争に従軍することとなり、戦死してしまいます。 大尉が休暇で大分に帰ってくる予定の飛行機便の前で待ち受ける施設の子供達の姿が悲しいです。 最初の内は疑いを持っていた新聞記者は、主がいなくなったあと、ひとりで大分までの道のりをひとりで歩き始めるところで終わります。 会話に英語が使われるシーンが多く、1960年当時、地方に米国人と英語で自由に話せる一般市民が何人もいたとはとても思えないところなど変なところもありますが、エンタメとしては仕方ないでしょう。 ★★☆ 恐怖のメロディ(原題:Play Misty for Me)1971年米(日本公開1972年) 監督 クリント・イーストウッド 出演 クリント・イーストウッド、ジェシカ・ウォルター
1971年当時はまだ「ストーカー」という言葉もなく、そのまとわりつく行為自体が犯罪という理解がなかった時代ですが、この映画ではそのストーカーが徐々に度を超していき殺人事件へと発展していく姿を描いたスリラーサスペンス映画です。 主演はクリント・イーストウッド自身が演じる地元ラジオの人気DJで、リスナーから電話で曲のリクエストを受け付けるという仕事をしています。 その中にいつも「ミスティ」というジャズスタンダードばかりをリクエストしてくる女性がいますが、ある日そのリスナーの女性と出会い関係を持ってしまいます。 その後、リスナーの女性の態度が主人公のDJを我が物とした態度へと一変し、諭されると自殺未遂をおこない、DJの自宅に通う家政婦まで襲われ大けがをします。逮捕からその後釈放されたあと、DJの恋人にも危機が迫っていきます。 1970年代のわかりやすいスリラーで、元々はヒッチコック監督が得意としていたドラマの雰囲気があります。 その後、1990年代以降、米国や日本でもストーカー犯罪が社会問題となっていく先駆的な映画と言えるかも知れません。 ★☆☆ トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題:Trumbo)2015年米(日本公開2016年) 監督 ジェイ・ローチ 出演者 ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン
有名なのはチャップリンが作る映画は共産主義的だと決めつけられ、国外追放されたほか、公職追放されたロバート・オッペンハイマーなど多岐に渡りますが、この映画の主人公で脚本家のトランボを含むハリウッド10と呼ばれる映画で活躍していた10人もその対象となり、委員会での決めつけの証言に対してまともに取り合わなかったことで収監されることになります。 それでも家族を守るため、生活費を得るために、別名で脚本を書いたり、親しい知人の名前で出すことで多くの名作を書いていきます。 その中には、誰も知っている「ローマの休日(Roman Holiday)」や、「素晴らしき哉、人生!(It's a Wonderful Life)」、「スパルタカス(Spartacus)」、「栄光への脱出(Exodus)」など数多くの脚本を手がけています。 映画には赤狩りの急先鋒だった、ジョン・ウェインやロナルド・レーガンなども登場してきて、ハリウッド10のほとんどが従軍して実戦経験があるのに対して「お前はどこの部隊にいたのだ?教えてくれ」と従軍経験がないジョン・ウェインに詰め寄るシーンは秀逸です。 こうしたとてつもない権力につぶされた人達が、その後あきらめずに復活していく物語は世界を問わず好きなので、この映画も権力側にいなかった人達にはウケたでしょう。 アメリカの禁酒時代などとともに多くのアメリカ人なら忘れてしまいたい暗黒時代の歴史ですが、今年新しくアメリカ大統領に選ばれた人はおそらくこうした時代が懐かしく、自分が権力側にいるあいだに再来を期待しているような気がします。 ★★★ かくしごと 2024年 「かくしごと」製作委員会 監督 関根光才 出演者 杏、中須翔真、奥田瑛二
大きなテーマとして家庭内DVと児童虐待と高齢の親の認知症が根っこにあり、なかなか重いテーマですが、伊那の素晴らしい景色や農村風景と、それにはまったくそぐわない都会で活躍している絵本作家の主人公のミスマッチがユニークです。 主人公がひとりで暮らしている高齢の父親が認知症の症状が出始め介護のため伊那の実家へ帰ってきます。 地元の友人と食事の後、運転代行が遅いことからその友人の運転で山道を走行中、子供をひいてしまいますが、その友人は公務員で離婚後子供をひとりで育てていることから飲酒運転事故で捕まるわけにはいかないと、事故を通報せず、怪我した子供を主人公の家で引き取ることにします。 その子供は記憶をなくしていて、身体には暴行を受けた跡があり、調べると父親に無理矢理橋の上からバンジージャンプをさせられ、ロープがちぎれて川に流されたことがわかります。その子供は母親の連れ子で父親は義理の父親です。 交通事故の影響は少なく異常はないですが、子供をこのまま警察へ引き渡し、家庭内暴力の親の元へ返すわけにはいかないと自分が育てようと決断します。 認知症の父親と子供は理解しあい、しばらくは和やかな3人の生活が続きますが、子供の父親が現れ、子供を引き取りたいのなら1億円を出せと脅してきます。 最後は裁判のシーンで終わりますが、記憶喪失だった子供の証言で泣かされることになります。 最近の邦画は、アニメかアイドル主演のものばかりでガッカリすることが多い中、この映画は主演の杏や認知症高齢者役の奥田瑛二などの演技もうまく、良い映画でした。 ★★☆ 居眠り磐音 2019年 映画「居眠り磐音」製作委員会 監督 本木克英 出演者 松坂桃李、木村文乃、芳根京子
江戸への出仕から豊後の藩に帰ってきた3人の幼なじみの侍ですが、そのうちのひとりが江戸勤めのあいだの留守中に妻が不義を働いていたと騙され、妻を切り捨ててしまいます。 その後殺された女の兄で、義理の兄という関係の仲間に斬られてしまい、その侍は藩の捕縛に抵抗したため、結果的に主人公と対決し斬られてしまいます。 そのような仲の良かった幼なじみの3人が一晩で斬り合ってしまうというトラウマを抱え、婚約者を捨てて浪人として江戸へ出て料理人や両替屋の用心棒として世捨て人のような暮らしをしています。 こういう時代劇では主人公の剣の腕前がめっぽう強く他を圧倒するというのが定番ですが、この剣士は戦うと、勝ったとしても同時に自分も斬られて負傷を負い、修羅場の場数を踏んだ後でも研鑽を積んだ道場で師匠と木刀を交えると簡単にやられてしまうと言う人間味のあるところがユニークです。 ま、アイドル映画と言えなくはないですが、三船敏郎や佐藤健、木村拓哉などが演じる無敵の剣士とは違い、戦うたびに斬られ、刺されて血を流す、決して強くない剣士で味がありました。 ★★☆ 【関連リンク】 2024年11〜12月に見た映画 網走番外地 北海篇(1965年)、首(2019年)、駅 STATION(1981年)、張込み(1958年)、博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年)、フィラデルフィア(1993年) 2024年9〜10月に見た映画 弾を噛め(1975年)、スノーデン(2016年)、ハプニング(2008年)、ひとよ(2019年)、エアフォース・ワン(1997年)、放浪記(1962年) 2024年7〜8月に見た映画 風とライオン(1975年)、シティーハンター(2024年)、パワーゲーム(2013年)、山の郵便配達(1999年)、ペギー・スーの結婚(1986年)、引っ越し大名!(2019年) ---------------------------------------------------------- 3月前半の読書と感想、書評 2025/3/15(土) 1829 短劇(光文社文庫) 坂木司
収録作品は、「カフェラテのない日」、「目撃者」、「雨やどり」、「幸福な密室」、「MM」、「迷子」、「ケーキ登場」、「ほどけないにもほどかある」、「最後」、「しつこい油」、「最後の別れ」、「恐いのは」、「変わった趣味」、「穴を掘る」、「最先端」、「肉を拾う」、「ゴミ掃除」、「物件案内」、「壁」、「試写会」、「ビル業務」、「並列歩行」、「カミサマ」、「秘祭」、「眠り姫」、「いて」のそれぞれ独立している26篇です。 ショートショートと言えば、オー・ヘンリーやサキ、星新一、小松左京、筒井康隆などの作品を過去に読みましたが、著者のあふれ出るアイデアというか発想力、構成力が試されます。 名手と言われる人はまったく畑違いの長編小説を書いても名手です。というか逆(長編が巧い人はショートショートも巧み)かも知れません。そして短篇が巧いからショートショートも巧いかというと決してそうではないような気がします。それだけに短い文章でひとつの物語を完結させてオチまでつけるのは難しそうです。 著者の小説は今まで連作短篇ばかりを読んできましたが、このショートショートはそれぞれにユニークな内容で面白く読めました。現代的なものが多いですが、SF的なものやホラーのようなものまで多彩です。 個人的に好きなのは「最後の別れ」で、離島で戦争をしていて両軍の最後のひとりの兵士が生き残り、どうやら世界は滅亡したらしいことがわかります。ふたりは争いをやめ、ひとりがやがて訪れる「孤独」と「絶望」のうち「絶望」を避ける方法を提案して実行します。 ちょっとした時間の隅間にサクッと読めるので、電車移動などが多い人に向いています。 ★★☆ ◇著者別読書感想(坂木司) 神秘(上)(下)(講談社文庫) 白石一文
主人公は講談社と思われる大手出版社で働く中年男性で、10年以上前に書かれたこともあり、主人公の年齢設定が私とほぼ同じ(著者とも近い)で、昭和から平成にかけてがむしゃらに働いてきたことを想起させる内容でした。 ただ内容は、平凡なリタイアをした私とは大きく違い、主人公は役員に登用された働き盛りに、いきなり末期の膵臓癌で余命1年と医者に宣告されます。 しかも5年前にそれまで20数年続けてきた結婚生活に終止符をうち離婚しています。独身という気ままさもあり、余命1年にできることをやってみようと、昔不思議な電話をもらったことがある女性を探しに神戸へ行くことにします。 自分の身に起きたことにはすべて理由があり、出会いや別れも必然のことだと徐々にわかっていきます。そのあたりのストーリーが壮大でかなり長いうえに、細切れの新聞連載小説ということもあって何度も説明が繰り返されることもありちょっと間延びした印象もあります。 それでも余命1年と宣告された主人公に起きる壮大な人間関係の輪が徐々に明らかになっていく様子はスピチュアル的要素もありながらドラマチックでたいへん面白かったです。 それと掲載された毎日新聞社で働く記者や、販売店がちゃっかり登場する著者のサービスもありました。そういう意味では、小説を書いていく中で主人公が勤務する出版社の仕事や小説を掲載する新聞社については下調べの手間を省いた感じもします。 ★★★ ◇著者別読書感想(白石一文) つやのよる(新潮文庫) 井上荒野
2013年にはこの小説を原作とした映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」というタイトルの映画が公開されています。 その映画の出演者は阿部寛、小泉今日子 、荻野目慶子、野波麻帆、高橋ひとみ、風吹ジュン、真木よう子、大竹しのぶと昭和生まれにとっては馴染みの女優陣がいっぱい出演しています。見ていませんけど。 本来なら主人公となるであろう艶(つや)という名前の女性が癌のため余命がわずかとなって、その夫が過去に艶と関係があった何人もの男性に「余命わずか」と知らせます。 その連絡を受けた艶との過去の思い出を秘めている男達のさらに周囲にいる妻や恋人など女達が様々な化学反応を起こすという話です。したがって艶という女性が表に出てくることはなく、その過去の行動や周囲が勝手に思いを巡らせて動いているという内容です。 女性の感情をうまく表現しているのでしょうけど、年配の男の私にはとても感情移入ができず、話もさっぱり頭に入ってきません。 第1章から第6章までは語り手が女性で、最終章の第7章だけ艶の夫で妻と子を置いて駆け落ち同然で出て行った男性が語り手です。その最終章だけはかろうじて理解できました。 ★☆☆ ◇著者別読書感想(井上荒野) いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件(角川文庫) 大崎善生
タイトルにあるように2007年に名古屋で起きたネットの闇サイトで知り合った3人が、路上を歩いていた見知らぬ女性を拉致し金品を奪い殺害するという衝撃的な事件で、闇サイトが公に初めて表面に登場してきた事件でした。 当時は「闇の職業安定所」というアングラサイトで仲間を集め、様々な犯罪がおこなわれていましたが、そうしたものがいろいろと形を変えて現在でもとくりゅう(匿名・流動型犯罪グループ)の裏バイトを集める手法として使われてきています。 殺害された女性は、31歳の真面目で囲碁が趣味の派遣社員で、幼児の時に父親を亡くして母と子のふたりで夢を持って暮らしていました。 帰宅途中の自宅まであと少しという夜道で男3人に拉致され、20数キロ離れた場所で包丁を突きつけキャッシュカードの暗証番号を聞かれます。そして暗証番号を答えたあと、犯人達に殺害されてしまいます。 犯人のうちひとりが自首したことで事件が発覚し、加害者の3人の男は捕まりますが、裁判では、殺害したのがひとりだけなら極刑にはできないという永山基準という判例の壁があり、納得いかない遺族たちの戦いが始まります。 私もこの事件が起きた2007年には関東に住んでいましたが、拉致事件が起きた場所(名古屋市千種区)のすぐ近くに1年ほど住んでいたことがあり、「近くに星野仙一氏の家もあったあのような閑静な住宅地でどうして?」と気になっていました。 その事件を被害者側の立場で取材したノンフィクションで、被害者の両親や被害者の子供の頃から社会人になってからのことなどとともに、事件の詳細が書かれています。 それにしても取り調べや裁判で被告が証言ででてきたことであろう、おぞましい殺害時の詳細な状況が繰り返し何度も何度も出てきてちょっと過剰演出しすぎかも。 また事件とはなんの関係もない被害者が生まれる前の両親や親戚のことについて長々と書くよりも、三人の加害者がこうした残虐な行動を起こすようになった背景を掘り下げることや、警察がマスコミの後手に回わり、被害者遺族に対する対応がまずかったことはもっと突っ込んで欲しかったです。加害者側は単に極悪非道の悪人だというだけではどうも片手落ちのような気がします。 同じ凶悪殺人事件のノンフィクションでも、調査報道のプロでもあるジャーナリストの清水潔氏が書いた犯罪ノンフィクション「桶川ストーカー殺人事件−遺言」は様々な関係者の背景が詳しく調べられていて、さらに非協力的で、頑として対応の悪さを認めようとしない埼玉県警と対立しながらも真実を貫いていました。 ★★☆ ◇著者別読書感想(大崎善生) 【関連リンク】 2月後半の読書 女ともだち、始まりはジ・エンド、もう過去はいらない、ユタと不思議な仲間たち 2月前半の読書 明日の食卓、悪貨、罪の轍、冷たい太陽 1月後半の読書 たのしい知識、風をつかまえて、燃える男、アメリカの夜、最愛 ---------------------------------------------------------- 今の高齢者は年金をいくらもらっているのか? 2025/3/22(土) 1830
私が20歳だった頃、学生は任意加入だったこともあり、実際に加入し支払(給与から天引き)が始まったのは就職後からでしたが、現在は条件によって猶予される場合もありますが、無職や学生であっても20歳から国民年金は原則強制加入です。 その年金の保険料ですが、私の40年近くの加入期間中に何度も引き上げがされてきました。また当初は給料だけに料率がかけられていましたが、途中から賞与に対しても保険料が徴収されるようになりました。 国や政府が消費税など税金を上げようとすると、衆議院を解散して国民の信を問うなど政権交代につながるような大きな社会問題になりますが、社会保険料にかかる料率や金額は、国会で審議される事項ではあるものの、知らないうちに(しっかり議論されることもなく)しれっと上意下達のようにおこなわれることが多いようです。 その年金の積み立てされた巨額の資金は、社会保険庁が2009年に廃止されるまでは、それはもう無茶苦茶な無駄遣いをされて、全国に豪華な劇場や保養所を作り、官僚や役人の天下りの巣窟となって相当な額を身内に回したり散在させてきた真っ黒な歴史があります。そしてそれによって誰も責任を取っていません。 そうした闇の世界をまるでなかったかのようにして、淡々と引き上げてきた保険料ですが、それでも高齢化になって年金資金が不足してきたというのは、黙々と支払ってきた国民に対しての裏切りと言えるでしょう。 私も63歳で仕事を辞めて年金(厚生年金)を受給し始め、65歳からは老齢年金を受給していますが、自分の受給している年金額は全国平均としてはどの位置にあるのだろう?と思い調べてみました。 下記の表とグラフは、2022年度末時点の厚生年金(国民年金含む)受給額と受給者数です。国民年金だけを受給している数は含まれていません。 年金は国民年金だけという人は、学生など無職の人や個人商店など自営業の人、第3号被保険者にあたる専業主婦などで、国民年金だけの受給者は現状で年金受給者全体の31%ほどです(出典:厚生労働省年金局R5年12月データ)。意外と多いのですね。 今回は20歳以上の国民の約69%に該当する厚生年金保険(一般的に会社勤めや公務員など)加入者のうちすでに厚生年金を受給している人のデータです。 データの出典は「厚生年金受給額一覧 60代〜80代の平均月額と個人差をチェック(LIMO)」です。(濃いブルーは平均)
![]() 国民年金部分含む厚生年金の受給平均額は14.5万円ですが、受給額が低い(特に国民年金の6万円以下)人の中には厚生年金の加入期間が短い人が多く含まれていると思われるので、平均はやや下寄りになっていると思います。 例えば数年間会社勤務ののち自営業を始めたり、結婚するまでの短い期間だけ会社勤めをし、その後専業主婦になった人は、国民年金部分は満額でも厚生年金部分は月数千円という人が多くなります。 世帯収入でみると、例えば世帯主が40年間支払った厚生年金と国民年金を受給し、その配偶者が国民年金をフルに受給すれば、世帯収入は20万円を超えることになり、例としてよく出される会社員と専業主婦(夫)のモデル世帯の平均受給額(22万円)とほぼ合致します。 自分が受給している額と比べて全体を見ると、一部の高額所得者や財産を持っている高齢者を除き、多くの高齢者の可処分所得がわかり社会の様子が少しわかるような気がします。 私? このグラフで見れば、途中で数ヶ月の失業期間(厚生年金から国民保険に変更)もありましたが、めちゃくちゃ働いた30代と40代の頃は比較的高所得の時期があったために、平均より少しだけ多いというところです。 しかし、上には上があり、年金が25万円以上の受給者が23万1千人(1.5%)、30万円以上という受給者が1万2千人以上(0.1%)もいるというのには驚きでうらやましい限りです。 【関連リンク】 1817 年金だけで生活したいと思うのは夢物語か? 1563 年金未納問題とFIRE 1403 年金相談会へ行ってきた ---------------------------------------------------------- 腸活のため毎朝ヨーグルトを食べるのが日課 2025/3/29(土) 1831
さらに現役中は通勤途中のカフェで、あるいはコンビニで買ったコーヒーを会社で飲んでいましたが、リタイア後は朝食後に自宅でコーヒーを入れてゆっくり飲んでいます。 これに落ち着くまでは、和食や和洋折衷など様々な朝食スタイルでしたが、朝の忙しい時間に短時間で簡単に作れ、フルーツやヨーグルトの味を変えることで、飽きが来ないので満足しています。 身体を酷使することが多い若いときには、朝食から卵や肉、納豆などタンパク質と炭水化物を多めに摂るようにしていましたが、中年以降はタンパク質よりも、胃に負担が少なくサクッと食べられることを優先しています。 その朝食の中でもっか栄養の目玉となり、腸活にも役立つヨーグルトについてです。 ヨーグルトには製品によりますが、健康に良さそうなたんぱく質、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンD、葉酸、パントテン酸が入っています。 またヨーグルトに含まれている菌や乳酸菌はいわゆる腸の中で良い働きをしてくれる善玉菌で、腸内環境を整えてくれます。そして善玉菌は免疫細胞を活発にしてくれるので、感染症対策にも有効です。私は便秘症なのでヨーグルトはその改善の助けにもなっていると思います。 ヨーグルトは様々な種類が販売されていますが、種類を大きく分けると、プレーンヨーグルト、ハードヨーグルト、ソフトヨーグルト、フローズンヨーグルト、ドリンクヨーグルト、パウダーヨーグルト、大豆ヨーグルトなどがあります。 味は添加物が入っていないプレーンのものから、フルーツや甘味料を加えたものがあり、さらに中身の容量が1食単位の70g程度のパックから、お徳用の200gのものまで様々です。 またヨーグルトには発酵法がドリンクヨーグルトやソフトヨーグルトに多い前発酵と、プレーンヨーグルト、ハードヨーグルトに多い後発酵に分かれ、さらにビフィズス菌(BB536、BE80)、LB81乳酸菌、プラズマ乳酸菌、ガゼリ菌、TM96乳酸菌など、含有される菌や乳酸菌の違いでも効用が分かれます。 あまり話を広げてしまうと10回連載とかになってしまうので、今回は私が毎朝食べている1個70g〜80gのハードヨーグルトが4個セットになっているスーパーなどでよく特売品で売られているものを中心に紹介します。 以前は近所にある洋菓子のシャトレーゼで「八ヶ岳高原牧場ヨーグルト(5種類ぐらい)」をまとめ買いしていたことがありましたが、値段がやや高くなってきたのと、少し甘い味に飽きてきて、最近はスーパーで売られている4個パックのものばかりです。 4個パックになっているヨーグルトでは、明治の「ブルガリアヨーグルト」や「北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」、森永乳業の「ビヒダスヨーグルト」、雪印メグミルクの「ナチュレ恵 megumi」、ダノンの「ダノンBIO」、オハヨー乳業の「おいしく果実ヨーグルト」、チチヤスの「チチヤスヨーグルト」、タカナシ乳業の「北海道 釧路・根室ヨーグルト」を、その時々販売価格を見ながら購入しています。 これだけ数多くの食品メーカーからヨーグルトが出ていて、さらに無糖やフルーツの種類などが様々あって選べると、毎朝飽きることもなく新鮮です。 私が購入して毎朝食べているヨーグルトとその特徴です。製品は2025年3月時点で、説明文は各社の紹介文より抜粋しています。
その他にも、私はまだ試していませんが、中高年者に朗報な「記憶対策ヨーグルト」(森永乳業)や、血管や血圧に悩みを抱える人に向けた、血管のしなやかさ維持に役立つ「LKMヨーグルト」(協同乳業)という機能性ヨーグルトもあります。 「記憶対策ヨーグルト」は、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力を維持する「機能性表示食品」で、認知機能を維持することが報告された世界初のビフィズス菌MCC1274を配合しているとのことです。 「LKMヨーグルト」は、ビフィズス菌LKM512とアルギニンを含有し、カラダに良い物質「ポリアミン」を増やすことで加齢とともに低下する血管内皮機能を改善する機能性表示ヨーグルトということです。 以前、胃の調子が悪かったときに、毎日、胃に優しいというLG21乳酸菌のドリンクヨーグルトを1年ぐらい毎日飲み続けましたが、その時は効果は感じられず、徐々に悪化し、最終的には吐血し胃潰瘍で入院することになりました。 病院には1週間入院し、断食して栄養と水分は点滴でとり、出血箇所の治療と、ピロリ菌を薬で退治し完治しました。 あくまでヨーグルトなどの健康補助食品は、どれだけ良いことが書かれていても、メーカーの言い分を過信することなく、悪化していると感じれば素直に医療にかかり、ちゃんと治すのが良いとわかった事例です。 今回は4個パックを中心に紹介しましたが、その何倍ものヨーグルト製品が売られています。こんなに多くの種類がある乳製品は珍しく、それだけ需要が多く売れ行きも良いのでしょう。 それを考えるとヨーグルト業界はユーザー獲得競争が激しそうです。ユーザーとしてはいろいろな種類と味が楽しめて嬉しいですけど。 【関連リンク】 1672 私の健康習慣 その3(毎日フルーツ摂取) 1538 日本の農業はどこへ向かうか 1176 フルーツと糖質制限 |
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