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大崎善生 OSAKI YOSHIO 既読書籍
003 | いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件 | ||
002 | アジアンタムブルー | 001 | パイロットフィッシュ |
1957年(昭和32年)北海道出身。早稲田大学卒業。大学時代毎日将棋を指しに来る大崎を見ていた将棋道場の席主の紹介により、卒業後の1982年、日本将棋連盟に就職し、道場の手合い係を経て、雑誌編集部に移り、『将棋年鑑』『将棋マガジン』『将棋世界』を手がける。1991年に『将棋世界』編集長。 2000年、将棋棋士の村山聖の生涯を追ったノンフィクション小説『聖の青春』で作家デビュー。2001年に退職し専業作家。同年の『パイロットフィッシュ』からは、将棋から離れた小説を発表。2024年8月下咽頭がんで死去(66歳)。(Wikipediaより引用 2024年) |
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003 | いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件(角川文庫) |
タイトルにあるように2007年に名古屋で起きたネットの闇サイトで知り合った3人が、路上を歩いていた見知らぬ女性を拉致し金品を奪い殺害するという衝撃的な事件で、闇サイトが公に初めて表面に登場してきた事件でした。 当時は「闇の職業安定所」というアングラサイトで仲間を集め、様々な犯罪がおこなわれていましたが、そうしたものがいろいろと形を変えて現在でもとくりゅう(匿名・流動型犯罪グループ)の裏バイトを集める手法として使われてきています。 殺害された女性は、31歳の真面目で囲碁が趣味の派遣社員で、幼児の時に父親を亡くして母と子のふたりで夢を持って暮らしていました。 帰宅途中の自宅まであと少しという夜道で男3人に拉致され、20数キロ離れた場所で包丁を突きつけキャッシュカードの暗証番号を聞かれます。そして暗証番号を答えたあと、犯人達に殺害されてしまいます。 犯人のうちひとりが自首したことで事件が発覚し、加害者の3人の男は捕まりますが、裁判では、殺害したのがひとりだけなら極刑にはできないという永山基準という判例の壁があり、納得いかない遺族たちの戦いが始まります。 私もこの事件が起きた2007年には関東に住んでいましたが、拉致事件が起きた場所(名古屋市千種区)のすぐ近くに1年ほど住んでいたことがあり、「近くに星野仙一氏の家もあったあのような閑静な住宅地でどうして?」と気になっていました。 その事件を被害者側の立場で取材したノンフィクションで、被害者の両親や被害者の子供の頃から社会人になってからのことなどとともに、事件の詳細が書かれています。 それにしても取り調べや裁判で被告が証言ででてきたことであろう、おぞましい殺害時の詳細な状況が繰り返し何度も何度も出てきてちょっと過剰演出しすぎかも。 また事件とはなんの関係もない被害者が生まれる前の両親や親戚のことについて長々と書くよりも、三人の加害者がこうした残虐な行動を起こすようになった背景を掘り下げることや、警察がマスコミの後手に回わり、被害者遺族に対する対応がまずかったことはもっと突っ込んで欲しかったです。加害者側は単に極悪非道の悪人だというだけではどうも片手落ちのような気がします。 同じ凶悪殺人事件のノンフィクションでも、調査報道のプロでもあるジャーナリストの清水潔氏が書いた犯罪ノンフィクション「桶川ストーカー殺人事件−遺言」は様々な関係者の背景が詳しく調べられていて、さらに非協力的で、頑として対応の悪さを認めようとしない埼玉県警と対立しながらも真実を貫いていました。 ★★☆ 3月前半の読書と感想、書評 2024/3/16(土) |
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002 | アジアンタムブルー(角川文庫) |
![]() この作品は、「パイロットフィッシュ」、「エンプティスター」(2012年)とともにエロ系雑誌の編集者、山崎隆二を主人公とする恋愛三部作です。 アジアンタムブルーって何?と知らないまま読み始めましたが、作中に「観葉植物のアジアンタムが水不足で葉がちりちりになってしまい、その状態がみるみるうちに葉全体に広がってしまう現象のこと」ということだそうです。 観葉植物のアジアンタムの話や、熱帯魚の王様といわれている飼育が難しいディスカスの話、ブリティッシュ・ロック、そして酒と料理の話など、著者の趣味の多くが小説の中で生かされている感じがします。 内容は、仕事がらみで知り合った女性のカメラマンと付き合うようになったきっかけや、一緒に同棲を始めた後にその恋人が胃がんの末期ということがわかり、、、という悲恋の物語です。 ま、若い恋人や連れ合いが不治の病に倒れてあらためて愛を考えるというのは恋愛小説やドラマでは定番過ぎて、もう今はお腹いっぱいっていう感じですが、青春時代に読むとそれなりに感動もするのでしょう。えぇ私にもそういう時期がありましたもの。 この小説に出てくる登場人物はいずれも魅力的で、主人公と気の合うSMの女王や、主人公と仕事を超えて気の合う風俗ライター、恋人の余命宣告をし主人公の無茶な提案を受け入れてくれる主治医、フランスのニースで知り合ったタクシー運転手など善人ばかりで、実際には周囲に山ほどいるはずの悪人は表だって出てこない私の好きなタイプの小説です。 ★★☆ 3月後半の読書と感想、書評 2024/4/3(水) |
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001 | パイロットフィッシュ |
2004/10/11読了 (出版社説明)優しさの限りない力を描いた永遠の青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。 かつての恋人から19年ぶりにかかってきた一本の電話。アダルト雑誌の編集長を務める山崎がこれまでに出会い、印象的な言葉を残して去っていった人々を追想しながら、優しさの限りない力を描いた青春小説。 |
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