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読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。

日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです

1301 2019年お正月に見た映画 2019/2/2(土)
1302 変形性股関節症による人工股関節置換手術2年目 2019/2/6(水)
1303 持ち家か賃貸かは、引退後に大きな差が付く 2019/2/9(土)
1304 痛勤地獄は続くよどこまでも〜 2019/2/13(水)
1305 2月前半の読書と感想、書評 2019/2/16(土)
1306 ここ10数年間にみた映画(1) 2019/2/20(水)
1307 格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(1) 2019/2/23(土)
1308 格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(2) 2019/2/27(水)

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2019年お正月に見た映画 2019/2/2(土)

1301
ミニヴァー夫人(原題:Mrs. Miniver) 1942年米国(日本公開1949年)
監督 ウィリアム・ワイラー、出演者 グリア・ガースン、ウォルター・ピジョン、テレサ・ライト

ヨーロッパで第二次世界大戦が本格化してきた頃、仲間の英国がひどい目に遭っているのでアメリカも早く参戦すべき!と言う、いわゆる「戦意高揚映画」です。アメリカ映画ですが、映画の舞台はずっと英国です。

実際には映画が公開された1942年には前年の12月に起きた真珠湾攻撃で、アメリカは日本とその同盟国であるドイツ、イタリアに対し宣戦布告をすることになるわけですが、この映画が製作されていた頃は、日独伊に対しまだ中立の立場をとっていました。

監督のウィリアム・ワイラーは、その後も「ローマの休日」(1954年)や「ベン・ハー」(1959年)など、大ヒット映画を手掛けた監督で、この作品でもアカデミー賞最優秀作品賞、監督賞を受賞しています。

その他にもこの映画でアカデミー賞は、主演女優賞(グリア・ガースン)、助演女優賞(テレサ・ライト)、脚色賞、撮影賞と、6部門で受賞し大いに認められた作品です。

アメリカ人やその連合国に対する「戦意高揚映画」だけに、英国がドイツに空襲を受け、多くの人が被害に遭い悲惨なことになっているという内容で、日本で公開されたのは終戦から4年経った1949年です。

みていて感心したのは、ドイツ軍の空襲がしばしばある中で、イギリスの地方都市では例年通りに薔薇のコンテストが開かれ、空襲警報が鳴ってもパーティで料理やビールをみんなでワイワイと楽しむというような日本の戦争中とはまったく違う風景がそこにはあり、暗さは微塵もありません。

そしてこの映画は、それまで中立を保ち、遠い国で自国民の若者の血を流したいとは思わなかった多くの一般的なアメリカ人が、好戦的でウズウズしていた政府に対し、強く支持をすることに大いに役立ったことでしょう。

★★☆


            

DESTINY 鎌倉ものがたり 2017年「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会 配給 東宝
監督 山崎貴、出演者 堺雅人、高畑充希、堤真一

西岸良平原作の漫画「鎌倉ものがたり」を原作とした実写映画です。西岸良平原作と山崎貴監督のコンビは、大ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズと同じパターンです。

舞台は鎌倉の古いお屋敷で、そこに祖父の時代から住むミステリー作家(堺雅人)と、その家に嫁に来た若い妻(高畑充希)が主人公です。

死者を黄泉の国に連れて行く死神らしくない死神(安藤サクラ)や、黄泉の国行きの江ノ電、近所にあふれている妖怪や魔物など、そして祖父の代からいるというお手伝いのお婆さん(中村玉緒)は、夫が日露戦争へ行ったという年齢不詳。

そしてその若い妻が、魔物によって命を奪われ黄泉の国へ連れて行かれたことを知り、それを取り戻すために自らその黄泉の国へ出掛けていく主人公の夫と、物語は最大のクライマックスへ向かって突き進みます。

なかなか奇想天外で、特殊効果(VFX)が駆使されていて、なんだか宮崎駿氏のアニメを見ているようで子供にもきっと楽しめそうな映画でした。

ちゃんと家族の大切さ、愛情、親子の縁と誤解の解消など、ほのぼのとした西岸良平劇場もしっかり盛り込まれています。

監督の山崎貴氏は2020年東京オリンピックの開会式演出に関わるそうなので、こうした日本の伝統的なアニメや最新VFXを駆使した演出となりそうですね。

★★☆


            

オデッセイ(原題: The Martian) 2015年米(日本国内上映は2016年)
監督 リドリー・スコット 出演者 マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン

アンディ・ウィアーの小説「火星の人」を原作とした映画で、原題のMartianとは、火星にひとり残されてしまった男性の名前です。

監督のリドリー・スコットと言えば、「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画のヒット作を数多く持つ監督です。

火星で任務中に砂嵐で吹き飛ばされ、身に着けている生命モニターが飛んできた破片で壊れたため、火星から緊急脱出をせざるを得ない飛行士仲間から、死んだと判断されてしまい、火星に置いてきぼりを食らいます。

無線は壊れて使えず、生きていることを伝えられませんが、次にNASAが火星探査にやってくる4年後まで、生き延びるための作業を始めます。

舞台となる火星はヨルダンの砂漠地帯で撮影されたとのことですが、赤く荒涼とした雰囲気がよく出ています。

火星には大気があって砂嵐が起きるということは知りませんでしたが、なんでも大気圧は地球と比べてずっと薄いらしく、映画と違って機材を吹き飛ばすほどのものにはならないそうです。

取り残されたのが植物学者ということもあって、生き延びるために、植物を育てて自給自足するなど、なかなか見応えがあって楽しめました。

なんでも、誰の所有でもないところで植物を植えて栽培すれば、それが植民地として認定されるそうで、つまり主人公は火星で初めて植物を植えて栽培に成功したので、火星を植民地とした最初の人類ということになります。

★★★


            

戦争と冒険(原題:Young Winston) 1972年イギリス
監督 リチャード・アッテンボロー 出演者 サイモン・ウォード

元イギリスの首相サー・ウィンストン・チャーチルが自分の半生を書いた「My Early Life」を原作とした「若き日のチャーチル」というような映画です。

チャーチルは1900年から1964年まで64年間の長きにわたり政治家として活躍していましたが、首相としての在任期間は、1940年から1945年までと、1951年から1955年の2回あります。ちょうど第二次世界大戦中とその後の冷戦時代という、当時の国際社会に大きな影響を及ぼした政治家です。

この映画で描かれた半生は、子供の頃から大学を出て軍人となりインドやスーダンで従軍し、その後新聞記者として南アフリカへ行くなど、主として海外で活動しながら作家としても人気を得、その後、若き政治家として当選を果たすところまでです。

しかし自伝だけあって、当然ながら自分の良いところだけを目立たせようとするシーンばかりなのにはちょっとうんざりします。まるでジェームズ・ボンドになったかと思うほどの活躍ぶりです。

おそらく周囲の人からみると、人の成功や功績を横取りしたり、差別主義者であったり、他人を書籍で攻撃する、欲の突っ張った傲慢な野心家と、また違ったように見えたでしょう。ま、当時の政治家ならそういう人でもなければ、とてもやっていけなかったでしょうけど。

とにかく、自慢話的逸話だらけで、見ていてもなにか胸糞悪く思えてくるのは、自分とはかけ離れた人物であり、ひがみ根性で素直じゃないからでしょうか。

★☆☆

            

アパルーサの決闘(原題:Appaloosa) 2008年 米
監督 エド・ハリス、出演者 ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス

アメリカ人が大好きな西部劇ですが、原作はあの「スペンサーシリーズ」で有名なハードボイルド作家ロバート・B・パーカーによる同名の小説です。

この映画は知らなかったと思ったら、案の定日本では劇場公開されてなく、ビデオスルーとなった作品だそうです。なのでレンタルビデオ屋さんにも置いてないようです。

監督のエド・ハリスが出演もしていて新任の保安官役、その相棒役と二人が主人公というような扱いです。スペンサーシリーズでも、相棒のホークがメインとなって活躍する作品とかがありましたね。

ま、普通に出来過ぎた設定と、ありふれた悪役がそろい、その中に女性が絡み、最後には決闘という意外性もなくパッとしない内容で、日本で劇場公開されなかったのもうなづけるところです。

パーカー原作(小説の翻訳版は出ていないようで読んでいません)の映画だというので、やや期待をして見ましたが、お勧めはしないかもです。

そう言えば、同じくパーカー原作の小説の映画やドラマ化では「スペンサーシリーズ」や「警察署長ジェッシイ・ストーン」のいくつかありますが、どれも低予算映画という感じで、イメージしていた内容とあまりにも違いすぎて、つまらないものが多いように感じます。

なんだかちょっともったいない気もしますが、やはり想像の世界と現実がかけ離れてしまうのが、こうした現代のハードボイルド作品なのかも知れません。

★☆☆

【関連リンク】
1297 2018年11月〜12月に観た映画
1282 2018年9〜10月に見た映画
1254 2018年7〜8月に観た映画


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変形性股関節症による人工股関節置換手術2年目 2019/2/6(水)

1302
変形性股関節症とその後に待ち受ける人工股関節についての話しを、一経験者から書いておきたいと思います。

ヘルプマーク昨年12月に芸能人のエスパー伊東さん(57歳)が、変形性股関節症で芸能活動を休止し、手術をおこなうという話しがありましたが、50代の男性でも変形性股関節症になるということが一般世間で認識されたことはよかったと思います。

“引退”撤回したエスパー伊東さんが患った「右変形性股関節症」とは?(FNN PRIME)

あとこの1月にはプロテニスプレーヤーでグランドスラムも達成したことがある元世界ランク1位のアンディ・マレー(31歳)が人工股関節置換手術をおこなったという発表がありました。

マレーが手術を報告、痛みが終わるように願う(テニスマガジン)

股関節の故障の原因は書かれていないので変形性股関節症かどうか不明ですが、31歳で人工股関節へ置換手術したということで、若くして股関節痛に悩む人に勇気を与えるのではないでしょうか。

また、昨年暮れには当ブログで人工股関節手術のことを読まれ、この1月に置換手術をするという50代男性から、「記事が参考になった」とメールをいただきました。このように反応をいただけるのはうれしいことです。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

さて、7年前、私が50代前半の時、整形外科の医師に問診で、股関節唇損傷など変形性股関節症だと思うと申告しても、「50代男性で変形性股関節症になる人はいない」と、まったく信用されず、レントゲンをみて初めて渋々認めてくれたという嘘みたいな本当の話があります。

医者にもよるでしょうけど、思い込みや自分の経験が優先され、それ以外のこと、特に医学に素人の患者の意見や見立てなどは簡単には認めない頭の固い人もいます。医者は一般的に生半可な医学知識を持った素人を嫌いますから。

変形性股関節症だから必ずしも人工股関節置換手術をしなければならないわけではありませんが、痛みを我慢して、やりたいことができない、生活に不自由をきたす、気持ちが後ろ向きになることがあります。

私の場合、冬に綿の掛け布団をかけて寝ていると、寝返りしたくて身体の向きを変えようとしても、股関節が痛くてそれができないということに毎日腹立たしさを感じていました。

また旅先などで、部屋が和室で畳の上の布団で寝ると、朝になってひとりで起き上がる(立ち上がる)ことができません。和食のお店で、座敷に正座やあぐらを組んで座ることもできません。

自分の行動に制限ができてしまうこと以外に、周囲の人に気を遣わせたり、痛みが出ることで表情が暗くなってしまうなど、まわりに与える影響もでてきます。

それなら思い切って人工股関節手術をすることで、痛みがない元気な頃の自分に戻るのだと考えれば、気持ちも前向きに変わり、一時的な治療やリハビリは我慢ができるようになります。

自骨を切って身体の中に人工物を埋め込むというイメージは「できれば避けたい」と思うのは普通の感覚で、私も最初はそうでした。できれば人工股関節のお世話にはなりたくない!と。

でもいろいろと調べてみると、人工股関節手術は決して珍しいことではなく、国内で年間6万例(1日平均164件!)ほどがおこなわれているたいへんポピュラーな手術です。

人工股関節先進国のアメリカでは年間20万例以上(人口は2倍、術例は3倍以上)で、年齢も日本のように高齢者中心ではなく比較的若い層も痛みがあれば、どんどん手術をおこなっているようです。

あと、人工股関節にすると、もうスポーツはできないと思っている人がいますが、確かにラグビーとか柔道のように衝撃が激しいスポーツはともかく、テニスやゴルフ、バレーダンス、ジョギング、自転車などのスポーツは現在ではほとんど問題がありませんし、そうしたスポーツでは、現役のプロ選手で人工股関節を入れて活躍している人もいます。

私の経験では、術後1年間は弱っている足の筋肉を速歩で歩くウォーキングとストレッチで強化し、さらに長く運動らしい運動をしてこなかったために弱っている心肺機能も高め、1年経過後の検査で異常がないことを確認してからは、医者と相談してゴルフや軽いジョギング、軽い山登りなどスポーツを楽しんでいます。

ということで、これから日本では高齢者が増えていきますので、自然と人工股関節置換手術も今まで以上に増えていきポピュラーな手術となっていくでしょう。

そして、現在唯一のネックとなっているのが、人工股関節(インプラント)の耐久性という問題で、若くして置換手術をすると、再置換手術をしなければならなくなると言われています。

しかしそのインプラントも日進月歩していて、現在では20年を超える耐久性はあり、事例がまだ少ないものの、使い方によっては30年以上も可能と言われている製品もあります。数年後にはほぼ半永久的という製品が出てきても不思議ではありません。

人工股関節は、いまや30年以上の耐久性を期待されるほど進歩しています(特定医療法人 朋仁会 整形外科 北新東病院 佐々木拓郎先生)

人工股関節置換手術も、10年前だと、入院期間1ヶ月とかが普通でしたが、現在はアメリカでは術後4〜5日で退院というのが当たり前、日本でも片足だけの手術の場合、術後1〜2週間で退院というのが多くなってきました。

ひとり住まいの人など、自宅では療養生活が心配で、長く入院していたいという人もいるでしょうから、その人の生活環境にもよるとは思いますが、入院費用や家族の負担、自由さなどから早期に退院ができるのはメリットがあります。

そしてよく心配ネタにされるのが、人工股関節がなにかの衝撃で外れてしまう脱臼のリスクを言う人がいます。

これは手術方法や、患部の状況などにもよるとは思いますが、通常なら、術後半年以上経過すればまず問題とならないレベルと思って良いみたいです。

自分の骨でも強い衝撃で脱臼することはあり得ます。それと同程度と思えば良いと聞きました。

つまり階段で転倒するとか、自動車事故のように思わぬ方向から強い衝撃を受けるとかそういう時に健常者でも骨折や脱臼するのと同様の強度が人工関節にもあるということです。

禁忌肢位と言う、術後にとってはいけない姿勢というのも、以前はよく言われていましたが、最近の先進的な病院の手術では、それもほとんどなくなっていて、術後2日目ぐらいのリハビリで、理学療法士から「ハイ、それでは正座してみましょうか!」と言われます。もちろん足を組むのもヨガ的なストレッチもどんな体勢も平気です。

但し今でも禁忌肢位を定めている医師や病院もあるでしょうから、どこでもOKというわけではありません。

あと、手術を受ける年齢ですが、一般的には再置換の可能性を減らすため60歳以上が望ましいと言われていますが、個人的には、ひどく痛むときが替え時と思っています。

理由としては、
1.痛みで行動が制限されるより、早く治して元気な生活がおくれることが大事
2.若い時の方が治りも早く、筋肉強化もしやすい(早く歩けるようになる)
3.再置換するとしても20年後、30年後の手術がどうなっているか不明(医療技術は進歩するので日帰り手術なんてものがあるかも)
4.痛みが消えると気持ちが明るく前向きになります

2.をちょっと補足しておくと、手術の後のリハビリルームで、同様の手術をした高齢の患者さんは、長いあいだ歩く運動をしてこなかったためか、歩こうという意志が乏しく、痛みがなければずっと車椅子でいいんだ、みたいなことを言う人もいらっしゃいました。

せっかく痛みが取れたのですから、自分の足で歩いて、生活を楽しみたいものです。それには若いときのほうが筋肉もついていて治りも早く、リハビリにも身が入ります。

リハビリが苦痛みたいなことをブログに書いている人もいますが、私は元々の長い変形性股関節症の痛みと比べると、リハビリはまったく苦痛ではありませんでした。日々良くなっていくのが体感的にわかりますので。

それよりも、衰えてしまった筋肉を早くつけて、昔のようにサクサク歩いたり、小走りができるようになりたいと前向きになりました。それもまだ若く元気なうちだったからできたことかも知れません。

少し古いのですが、医療関係者向けと思われる「変形性股関節症」の資料が公開されていますので、ご参考まで。
変形性股関節症診療ガイドライン2016


【過去からの経緯】
2002年頃 
歩くとき右足全体に痛み。クルマに乗降するとき左足を上げて右足が軸になってひねると強い痛み

2004年6月
自宅近所の内科クリニックで検査(母親が罹患していたリウマチを疑った)も異常なし

2004年10月
近所の総合病院整形外科で受診するも異常なし。筋肉痛と診断

2012年4月
ダウンタウンの松本人志(当時46歳)が、股関節唇損傷で2010年に手術をしたという記事を読み、その時の痛みの話しが「自分の症状とよく似ている!」と思い、近所の整形外科クリニックを受診。
その際事前の問診で「股関節唇損傷」じゃないかと強く説明するも「あり得ない」「違うだろう」と医者から一笑に付されるが、レントゲン撮影をすると「股関節唇損傷」を含む「臼蓋形成不全」、総合的には「変形性股関節症」と診断。
50代男性での変形性股関節症は珍しく、見逃されやすいということ。医者はなにか納得がいかず不満そう。
その後は医師の指導で体重を落とし、保存療法に努めるも徐々に痛みは激しくなる。

2016年5月
右側の足の痛みが我慢できなくなり、ネットで人工股関節の術例が多くあり、股関節外来のある総合病院を調べ、電話で予約して受診。診断の結果「両側変形性股関節症末期」。痛みが股関節由来であることを確かめるため、股関節に麻酔をうち痛みが消失したことを確認する。痛みのある右側だけの人工股関節置換手術を要望し、事前の検査及び手術の日程を決める。

2016年7月
右側股関節置換手術。術後8日目に退院(入院期間は10日)、術後19日目(退院後11日目)に仕事復帰

2017年7月
術後1年検診の際に、痛みが激しくなった左側の手術を依頼し、検査及び手術日程を決める

2017年10月
左側股関節置換手術。術後8日目に退院、術後16日目(退院後8日目)に仕事復帰

手術後は、初年度は3ヶ月後、6ヶ月後、1年後にレントゲンを撮影しての人工股関節に異常がないかの検査があり、その後は1年ごとに同様の検査が(たぶん)死ぬまで続きます。

できるのならば、自分が死んで火葬場で灰になったとき、焼け残るチタン製の人工関節を手に取って「よく頑張ってくれた」と礼を言いたいところですが、、、できませんね。


【関連リンク】
1198 変形性股関節症、人工股関節手術その後
1137 人工股関節、人工膝関節の寿命と再置換
1049 変形性股関節症の人工股関節置換手術まとめ


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持ち家か賃貸かは、引退後に大きな差が付く 2019/2/9(土)

1303
アラフォー・クライシス」とも呼ばれていますが、就職氷河期世代が今後日本の行く末にマイナス面で大きく関係してくると言われています。

私が勝手に煽っているのではなく、NHKをはじめとするマスメディアや評論家、学者先生方が言っているのです。

アラフォー・クライシス(NHK)

氷河期世代没落で生活保護費30兆円増、衝撃の未来図(ダイヤモンドオンライン)

木造新築住宅概略を書いておくと、現在アラフォー(40歳前後)の人が学校を卒業する時、ちょうどバブル崩壊後の就職氷河期にあたり、正社員の雇用が狭き門だったり、給与水準が高く、教育制度等が整っている大企業へ就職できた人が減少した世代が、今後高齢化すると起きてくる問題を懸念していると言うことです。

その1993年から2005年頃の就職氷河期世代(1970年〜1983年生まれ)というと、現在は35歳から48歳になっています。本来だと、結婚していて子供もでき、そろそろ家でも買ってという時期です。

人口が特に多い層が初めに出現した団塊世代(1947年〜1949年生まれ)、そしてその団塊世代の子供達の団塊ジュニア世代(1971年〜1974年生まれ)は、明らかに突出して人口が増えましたが、その次の団塊3世が本来できたはずのところ、これが綺麗に消滅しています。

その原因は様々に言われていますが、そのひとつには、団塊ジュニア世代の一部が、上記の「就職氷河期とかぶってしまった故、結婚できない、子供を持てない人が多い」という理由も影響していると思われます。

統計資料から、世代別にどのぐらいの金融資産を持っているかをみてみます。注目すべきは超氷河期世代を含む30代後半と40代です。

年代別金融資産額

年代別金融資産中央値

中央値と平均値の年代差額
金融資産の年代格差

通常は、20代で就職し、30代、40代と収入が上がっていき、40代後半か50代前半頃に収入のピークを迎え、その後は下がり、60代で退職金を得て終わります。

この表とグラフは収入額ではなく、預金など金融資産額ですので、その多くは貯金や株式など債権投資の額です。

30代、40代、50代は子供の教育費を支払ったり、自宅の購入資金などで、貯金額が大きく変動する可能性がありますが、それにしても、30代と40代の金融資産額に変化(差)がないのに対して、40代と50代の間には大きな差がついていることが特徴としてわかります。

50代と60代で差が付いているのは、60代でまとまった退職金を手にする人が多いので、これは差が付いて当然と言えますが、40代と50代の差の理由は明らかではありません。

10年ごとの各年代ごとに、金融資産の中央値を見ると、各年代でおよそ100万円ずつ増加していくようで、30代で200万円、40代では本来なら300万円のところ220万円とわずか20万円しか増えていません。そして50代では400万円と元のペースに戻ります。つまり現在の40代でなんらかの大きな出費があったのか、元々収入や貯金が少ないのでは?と考えられます。

個人資産だけの問題であれば、それほど日本全体でみて大きな問題とは思えないのですが、心配なのは、正社員に就けなかった人や、収入が低い企業に就職せざるを得なかった人達が、所得や貯蓄が少なく、持ち家をあきらめ、ずっと安い賃貸住宅に住み続けているケースが増加傾向にあったとすると、年齢が高くなる今後大きなインパクトをもたらすように思えます。

持ち家か、賃貸か?という議論はずっとあり、それはライフスタイルに合わせてどちらを選んでも自由で、どちらが良いとか悪いとかという話しではありません。

ただ、25年前と比較すると、60歳以上は持ち家率は横ばいか、上昇しているのに、50歳以下は軒並み持ち家率は減少していて、特に30代から40代半ば以下の持ち家率は10%以上大きく減少しています。

これはどういうことかと言うと、従来の持ち家という価値観が薄まり、自由に転居ができる賃貸派が増えたという価値観の変化もあるでしょうけど、それだけではなく、欲しくてもこの年代の人が買えなくなってきていると思われます。

しかし、そうした賃貸派の人も、自分が60歳を過ぎ、仕事を引退したあとも、同じように賃貸住宅を終の棲家として過ごすイメージを持っているでしょうか?

すでに高齢者、特に独居高齢者お断りの賃貸住宅が多くあり、また軽度でも認知症など患っていると、火事のリスクが高まるので、契約更新ができなくなるという問題も起きています。親しい近親者が近くにいないと賃貸契約保証人の問題もあります。

そして今後減少が見込まれる年金の中から、賃貸住宅費用を毎月支払い続けないとならないことで、高齢者の貧困化が加速していきそうです。

もし持ち家であれば、30〜40年後、例え価格が大きく下落していたとしても、少なくとも誰に気兼ねすることなく住む家はあり、また最悪そこを売って、そのお金で地方や郊外の老夫婦向けの手頃で安いマンションを購入することもできます。

多くの金融機関がおこなっているリバースモーゲージは、住んでいる住宅を担保にして、お金を借り、亡くなった後にその担保(不動産)を処分して返済するシステムで、持ち家の人の最後の手段としては有効に活用できます。

もちろん、今後増えていく空き家を使った賃貸の高齢者住宅やシェアハウスなど、賃貸派向けの高齢者住宅も整備されていくでしょうけど、若いときは地域のつながりはほとんど気にしない人でも、高齢者になると、近所の知り合いや仲間というのが、とても大切になってきます。

男性はともかく、特に女性の場合、ご近所や地域との関係や縁は深く、旦那が思いつきで田舎へ引っ越ししたくても「勝手にひとりでどうぞ」と言われかねません。

つまり自分のライフプランに合わせ、賃貸だから気軽にどこへでも引っ越しできるというのは若い間だけできるってことです。

昔なら、子供が何人かいて、その子供達が親の生活や経済の面倒を見てくれるというのが普通にありましたが、今の若い人が安定した収入を得て、親を養っていけるほどの経済力があるとも思えません。

親の年金にすがって生きる、引きこもりの若い人が何百万人といるぐらいです。

持ち家はなくても、持ち家を買えるだけの資産はちゃんと貯めてきたというのなら心配はありませんが、買えなかった、貯金はない、となった時、その人が高齢者になって働かなくなった時に待ち受けているのは、あまり想像をしたくない状況で、安く貸してくれる賃貸を探して放浪する旅となってしまいそうです。


【関連リンク】
1227 今の低い住宅ローン金利が羨ましい世代
1103 高齢者の賃貸アパート入居問題
1069 世帯数や住宅総数は増えていき、空き家も増える


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痛勤地獄は続くよどこまでも〜 2019/2/13(水)

1304
小田急電鉄都市部の通勤時の電車の混雑は相変わらずと言ったところですが、小田急のように複々線化をして混雑緩和と電車遅延防止に大きな効果を上げているところもあり、新しく住まいを探すときには、避けようがなく今後何十年と続く通勤のことを考え、どの沿線に住むかというのは大きな検討の要素となります。

その小田急は2016年度の混雑率が192%という、首都圏の鉄道混雑率で堂々トップ3に入るひどい混雑ぶりでしたが、複々線化のあとは151%と41位にまで大きく下がりました。素晴らしい!お見事です。

できれば私が小田急線をよく利用していた、1990年代に混雑緩和を果たしてもらいたかった、、、

首都圏の鉄道混雑率2017年度(東洋経済)
首都圏鉄道混雑率

首都圏の鉄道混雑率のトップは、もうお馴染みとなっている悪名高き地下鉄東西線で199%。

東西線は元々JR総武線の混雑緩和の目的で作られた路線ですが、比較的安くて住みやすいエリアを沿線に抱え、一気に人口が増加したため、総武線以上の混雑tとなってしまいました。

東西線では混雑のせいで電車の窓ガラスが割れるという事故もしばしば起きていて、そうしたことを含め、一旦故障や事故などが起きると、沿線の駅は人であふれ、まるで地獄絵図の様相を毎度展開しています。

2位はJR総武線(各駅停車)で197%。総武線はずっと地上を走っているので、外の景色が見られ、まだ気も紛れやすいし、真っ暗な地下でノロノロ運転される地下鉄よりはストレスも溜まりにくいでしょう。

そして私もよくお世話になっている混雑率ランキング上位の常連のひとつ東急田園都市線は、2017年度も前年と同様トップ10入りして8位の混雑率185%となっています。

関東に住む中年以上の人ならよく知っているとおり、田園都市線沿いの横浜市の郊外エリアは、1983年から放送された大ヒットテレビドラマ「金曜日の妻たちへ」通称「金妻」の舞台となった人気エリアで、今で言えばベイエリアの高層タワーや、多摩川沿いの二子多摩川や武蔵小杉に人気が集まるのと同様、多くの人が、お洒落なたまプラーザやあざみ野へ、我も我もと集まってきたところです。

当時、その田園都市線エリアのマンションや一戸建てを購入した層は、団塊世代とその前後に多く、現在は仕事から引退し、家やマンションは築30年が過ぎ、人も家も老朽化が目立ってきているエリアでもあります。

以前から、「このエリアに住むのは団塊世代が多いので、2010年前後に団塊世代が一斉に退職した後は、田園都市線は90年代の頃の無茶苦茶な混雑から徐々に空いていくだろう」と言われていました。

ところが、どうしてどうして、まったく混雑は緩和されません。

その理由のひとつに、平成以降、景気減速もあってか、その引退した団塊世代の子供達、いわゆる団塊ジュニア層が独り立ちせず、親の家にパラサイトしていて、結局は電車の混雑は緩和することもなく、世代が入れ替わっただけという結果になっています。

昨年12月には、帰宅ラッシュ時に窓ガラスが割れるという事故も発生しました。

東急田園都市線でドアのガラスが破損(FNN PRIME)
東京・渋谷駅に停車中だった東急田園都市線の満員電車の窓ガラスが10日、突如破損した。クモの巣状にヒビが入り、中央には割れた穴。この神奈川方面行の電車が回送になったことで、帰宅ラッシュ時の渋谷駅はまさに大混雑のパニック状態となった。

田園都市線は、いま以上の増便は難しく、朝のラッシュアワーではいつも前の電車がつかえ、ノロノロ運転が日常化しています。

これが解決できるのは、団塊ジュニア世代が順次引退していく2030年以降ということになりますかね。


【関連リンク】
1273 働き方改革と通勤定期
628 優先席に思うこと
449 電車の事故遅延について


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2月前半の読書と感想、書評 2019/2/16(土)

1305
まほろ駅前番外地 (文春文庫) 三浦しをん

シリーズ第1弾「まほろ駅前多田便利軒」(2006年)と、すでに発刊されている第3弾「まほろ駅前狂騒曲(2013年)のあいだの2009年に単行本、2012年に文庫化されたシリーズ第2弾の短編集です。

ただしこの短編では、本編のスピンアウト作品という位置づけで、それぞれの話しで主人公が代わり、例の便利軒の二人は脇役へ回っています。

収録されているのは「光る石」「星良一の優雅な日常」「思い出の銀幕」「岡夫人は観察する」「由良公は運が悪い」「逃げる男」「なごりの月」の七篇です。

第1作目の「まほろ駅前多田便利軒」は映画が製作されましたが、この第2弾は、瑛太と松田龍平など主要な出演者は同じでテレビドラマ化されています。

話しは、便利屋稼業の日常が描かれているわけですが、テンポもよく比較的短くて読みやすく、内容も軽めのものが多いので、ちょっとした暇つぶしの時などに持っていると良さそうです。

主人公は高校の同級生同士で、便利屋に居候している主人公の内のひとりに、昔、家庭内で起きた問題が、少しだけ明らかになっていきます。

すでに三作目が出ていますので、それですべて明らかになっていくのかどうかわかりませんが、なかなか焦らせながら次回へ続くみたいな手法はうまいなと思いました。

★★☆

著者別読書感想(三浦しをん)


            

謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 (アスキー新書) 桐野作人

2000年に出版された「真説 関ヶ原合戦」から加筆修正した新書で2012年に出版されました。

著者は歴史研究家の作家で、多くの戦国時代を中心とする書籍を出されています。

タイトルの20の謎ですが、
1 関ヶ原合戦の原因は何か
2 「五大老・五奉行」制はあったのか
3 前田利家・利長父子は家康と対決するつもりだったのか
4 家康は最初から軍事対決を目論んでいたのか
5 石田三成と直江兼続の密約はあったか
6 三成の挙兵戦略はどのようなものだったか
7 前田利長・利政はどちらにつくつもりだったのか
8 家康はなぜ小山・江戸に長く留まったのか
9 徳川秀忠の中山道進軍の目的は何か
10 徳川軍の主力は家康勢か秀忠勢か
11 上杉景勝はなぜ南進せず、最上義光を攻めたのか
12 三成の東進策はなぜ実らなかったのか
13 岐阜城はなぜ簡単に落ちたのか
14 家康は大垣城の西軍とどう戦うつもりだったのか
15 西軍の関ヶ原転進には三成の秘策があったのか
16 小早川秀秋はなぜ松尾山に陣取ったのか
17 島津勢は日和見で戦わなかったのか
18 井伊直政はなぜ「抜け駆け」したのか
19 宇喜多勢は本当に精鋭だったのか
20 「島津の退き口」はどのように行われたのか
となっています。

なかでも意外に思って面白かったのは、8「家康はなぜ小山・江戸に長く留まったのか」9「徳川秀忠の中山道進軍の目的は何か」16「小早川秀秋はなぜ松尾山に陣取ったのか」かな。

家康が小山評定で家康勢が上杉攻めから反転した後、すぐに上方へ向かわず、なぜか江戸に長く滞在していた謎や、秀忠が真田攻めに苦労して関ヶ原に間に合わなかったという通説の誤り、小早川の裏切りの可能性があることをわかっていた大谷吉継の動きなど、あくまで現在ある資料と著者の推測ですが、納得できるものが多くありました。

一度、関ヶ原へ行って各陣地跡を見ておくと、本文で書かれる各陣営の動きなどその位置関係がよくわかって良いでしょう。

5分でわかる関ヶ原の戦い 2014/12/13(土)

★★★


            

ダブル・フォールト (集英社文庫) 真保裕一

2014年に単行本、2017年に文庫化された長編法廷ミステリー小説です。

著者の小説は過去に20作品を読んでいますが、それらに法廷が舞台の小説はなかったと思います。

主人公は若い居候弁護士で、1999年以降の司法制度改革により、需要以上の多くの弁護士が誕生し、月収が10万円前後という厳しい現実に身を置いています。

そこへ事務所の代表弁護士から、ある殺人事件の被告の弁護をするように話しがきます。

被告は、事件を起こした後、自ら警察に出頭し、事件を大筋で認めていますが、計画的な殺人か、正当防衛か、あるいは突発的な過失致死かという争点で検察側と争うことになります。

被告を弁護する側としては、殺された被害者の凶暴性や社会的な問題点を次々と表沙汰にすることで、被告のやむを得なかった正当防衛を主張していくことになりますが、当然ながら被害者の遺族は、「人を殺し、さらにその被害者の過去を暴く」と猛反発を食うことになります。

このあたりの、被害者遺族と加害者の弁護士との関係、法廷における証人に対する質問などが、スリルとサスペンス感がいっぱいでドキドキしつつ楽しめます。

タイトルは、主人公の弁護士が若い頃から続けているテニスにちなんでのものですが、もうひとつ本小説の内容とテーマ、結末が結びつかず、意味不明なところがありました。

著者は時代劇から、歴史物、刑事物、ビジネス物など幅の広いジャンルをテーマとした小説が持ち味で、そのあふれる才能には驚かされるばかりです。

★★☆

著者別読書感想(真保裕一)


            

嗤う名医 (集英社文庫) 久坂部羊

「寝たきりの殺意」「シリコン」「至高の名医」「愛ドクロ」「名医の微笑」「嘘はキライ」の6編の短編が収録されている2014年に単行本、2016年文庫化された小説です。

著者は現役医師でもあり、過去には「日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか」と「無痛」の2作品を読んでいます。

「無痛」6月後半の読書 2016/6/29(水)
「日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか」2月後半の読書 2017/3/1(水)

どの短編も医療にまつわる話しや医療従事者がメインの話しで、ブラックユーモアも散りばめられていて、一般人は知らない医療の世界を垣間見ることができます。事実かどうかはともかく。

医療関係者が読むと、結構あるある話しなのかも知れません。

ラストで大どんでん返しがある「寝たきりの殺意」、豊胸手術の失敗と、美容整形の後始末を嫌がる医療界の無責任さがわかり女性の美容整形の痛々しさを皮肉った「シリコン」、解剖学の技術員と放射線技師の二人が、形の良い頭蓋骨を愛するあまり暴走していく「愛ドクロ」など、医者の視点から見たドタバタがなかなか楽しめます。

でもこの作家さんの小説は、やっぱり長編のほうが面白いという結論に達しました。

★★☆

著者別読書感想(久坂部羊)


            

はなとゆめ (角川文庫) 冲方丁

2013年に単行本、2016年に文庫化された、平安時代絵巻風で、主人公というか語り手が清少納言という変わった趣向の長編小説です。

清少納言と言えば、今から1000年ほど前の西暦1000年頃に、都(京都)で活躍していた女流歌人であり「枕草子」で有名です。同世代には「源氏物語」の紫式部などもいます。二人に直接の接点はなかったようですけど。

その他の有名人では、陰陽師の安倍晴明がちょっと出てきたりします。平安時代の寵児ですね。

著者の作品は、過去に時代物の「天地明察」とSF物の「マルドゥック・スクランブル圧縮」の2作品を読んでいますが、今回の作品含め、3作品はいずれも共通性がまったくないもので、著者の多才ぶりがよくわかります。

「天地明察」2014年2月前半の読書
「マルドゥック・スクランブル圧縮」2016年8月後半の読書

内容は、清少納言というあだ名が付けられた経緯や、代表作とされる随筆「枕草子」が書かれるゆえんとそのタイトルの話しなど。

「枕草子」は、中国の司馬遷が編集した「史記」から「敷物」を連想し、「敷物≒寝具」には「枕」が似合うという言葉遊び(しゃれ)からという説をとっています(諸説あり)。草子は冊子という意味です。

それにしても「清少納言:枕草子」は、日本の青少年が学校で習う定番ですが、その人物のことや、書かれた背景を知っている人はごくわずかでしょう。

今では古い資料を見て推定するしかないものの、さすがに千年以上前の資料が新しく発見されることはあまり考えられず、こうした作家さんが考えた小説が人気を博し、また映画など映像化もされていくようになると、やがてはこれが通例となっていくのかも知れません。

★★☆

著者別読書感想(冲方丁)


【関連リンク】
 1月後半の読書 本能寺の変 四二七年目の真実、欲しい、アキラとあきら、ひとり暮らし
 1月前半の読書 未来の年表 、約束の海、ハサミ男、さがしもの、しゃぼん玉
 12月後半の読書 豆の上で眠る、八月十五日に吹く風、定年後のリアル、あのひとは蜘蛛を潰せない、抱擁家族


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ここ10数年間にみた映画(1) 2019/2/20(水)

1306
過去に一番映画をよく見た時期は、おそらく小学生の頃、金曜ロードショーや日曜洋画劇場など、毎週3〜4本はテレビで古い映画を見ていた頃じゃないかなと思います。

社会人になってからは、テレビで見るより休日や夜間に名画座へ行って、公開から少し遅れて2本立て映画を一気に見ていましたが、結婚してからは、レンタル屋さんでVHSやDVDを借りてきて、家で見ることが多くなります。

最近は、テレビで放映される映画をハードディスクにドンドンとため込んでおけるようになったので、そうした放送された映画を中心に見ることが多くなっています。

別に人生の終盤にかかり、総仕上げのまとめに入っているというわけではないですが、日記やブログを始めて以降のここ十数年にみて、さらになんらかのコメントを残した映画(劇場だけでなくテレビでの鑑賞含む)を映画の公開年代ごとにまとめてみました。

10年間で見た映画のすべてを網羅しているわけではありませんが合計103本です。

今回は(1)として1999年までの映画をリスト化しました。

URLは感想などを書いた記事リンクです。
1949年以前
グランド・ホテル(1932年)
風と共に去りぬ(1939年)
ミニヴァー夫人(1942年)
無法松の一生(1943年)
素晴らしき哉、人生!(1946年)
白熱(1949年)
1950年代
陽のあたる場所(1951年)
第十七捕虜収容所(1953年)
麗しのサブリナ(1954年)
山の音(1954年)
慕情(1955年)
幕末太陽傳 (1957年)
第七の封印(1957年)
渚にて(1959年)
浮草(1959年)
鍵(1959年)
1960年代
甘い生活(1960年)
何がジェーンに起ったか?(1962年)
博士の異常な愛情(1964年)
男性の好きなスポーツ(1964年)
ドクトル・ジバゴ(1965年)
招かれざる客(1967年)
1970年代
戦争と冒険(1972年)
スティング(1973年)
真田幸村の謀略(1979年)
1980年代
最前線物語(1980年)
夜叉(1985年)
私をスキーに連れて行って(1987年)
映画女優(1987年)
3人のゴースト(1988年)
ニューシネマパラダイス(1988年)
1990年代
木と市長と文化会館/または七つの偶然(1993年)
生きてこそ(1993年)
学校(1993年)
ショーシャンクの空に(1994年)
誘う女(1995年)
ボルケーノ(1997年)
ジャッカル(1997年)
イングリッシュ・ペイシェント(1997年)
プライベート・ライアン(1998年)

こうして見ると割と各年代まんべんなく見ているって感想です。

その中では70年代の映画が、戦争と冒険(1972年)、スティング(1973年)と真田幸村の謀略(1979年)の3本だけというのはちょっと意外。

しかも「スティング」は当時映画館でロードショーを見ています。60年代の映画は6本、50年代は10本もあるのになぜ70年代の映画が少ない?

70年代に公開された有名な映画と言えば、「サウンド・オブ・ミュージック」「ゴッドファーザー」「ポセイドン・アドベンチャー」「エクソシスト」「燃えよドラゴン」「タワーリング・インフェルノ」「JAWS/ジョーズ」「スター・ウォーズ」「スーパーマン」「日本沈没」「八甲田山」「野性の証明」など。

なるほど、その当時は中高生だったので、メジャーな映画の多くは、当時リアルタイムで劇場へ行って見てしまっています。

さて、上記の1999年までの映画から「私のお勧めの10本」を選んでおくと、

風と共に去りぬ(1939年)
無法松の一生(1943年)
素晴らしき哉、人生! (1946年)
慕情(1955年)
渚にて(1959年)
ニュー・シネマ・パラダイス(1988年)
生きてこそ(1993年)
ショーシャンクの空に(1994年)
イングリッシュ・ペイシェント(1997年)
プライベート・ライアン(1998年)

ってところでしょうか。

【関連リンク】
983 我が青春のヒーロー、スティーブ・マックイーン
915 「風と共に去りぬ」を観てわかるアメリカ史
880 高倉健さんを偲び映画の思い出など


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格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(1) 2019/2/23(土)

1307
大手キャリアのスマホから、格安スマホ(MVNO)に切り替えてまもなく3年になります。そのまとめを書いておきます。

MVNOに切り替えるまで大手携帯電話事業者(キャリア)のPHS、ガラ携、スマホと使っていましたが、当時は新規顧客に対しては様々な優遇サービスや特典があるのに、長期間利用し続け、本来ならもっとも大切にすべき既存顧客に対してまったく優遇されるサービスはなく、ずっと言いなりで支払い続け、気持ちがモヤモヤしていました。

◇656 スマホかガラ携か。中高年者にとっての選択
◇806 ガラ携からスマホへ

MVNOスマホ携帯電話って切り替えるのっていろいろと面倒で、面倒くさがりな人は、つい言われるままの請求で、そのまま使い続けることが多いと思われます。そうした人間心理をうまく狙われているのだということを感じました。

同様なことは、固定電話契約や宅配の新聞、自動車の任意保険、CATV、ネットプロバイダー、ウイルスチェックソフトなど、毎月、あるいは毎年定額を請求されるサービスについて同じ事が言えます。

最近は電気やガスといった旧来からあるインフラの使用料金についても、従来の独占状態が壊れ、同じ事が言えそうです。

一度に大きな支払いができない人でも、少額なら毎月支払い続けることが可能なので、私はこのビジネスモデルを「貧者向けビジネスモデル」と呼んでいます。

特に10万円程度もする高級スマホ本体は、お金持ちの人なら一括でポンと買えますが、そうしたお金持ちは数としては少ないものです。

そこで頭の良い業者は、一部のお金持ちを狙うよりも、お金持ち以外のその他大勢をターゲットとして、分割契約で囲い込み、少額ずつを長く支払わせる貧者ビジネスモデルを編み出しました。

さらに業者は、気に入らなければすぐに他社に切り替えてしまう合理的で積極的な富裕層と違い、貧者が変化を嫌い、面倒くさいことを嫌がる傾向にあることを知っているので、一度契約するとあとはほっておいても離れていかないことを知っています。

お金持ちの多くはケチでマメで、変化や変更の手間を嫌わずに、得だと思えばすぐに変えてしまいます。だから金持ちになれるのですけどね。

それはともかく、2016年にそれまで長く使ってきた(囲われていた)大手キャリアから、思い切って、流行りだしてきた格安スマホ(MVNO)に乗り換えることにしました。

MVNO業者は、いろいろと並べて検討した結果、イオンモバイルにしました。

イオンモバイルの気に入ったところは、通常MVNO業者はネットだけのところが多い中、自前の店舗も持ち、また客層が普段からスーパーをよく利用しているジジババや主婦などが多く、あまりスマホに詳しくない素人向けに、わかりやすくした優しい契約だと思ったからです。

そして自前の店舗と言っても、駅前の便利な場所で数多く展開する大手キャリアとは違い、同じイオングループの大規模な店舗内だけに設置し、しかもその数は限られていますので、巨額の店舗経費や人件費、広告宣伝費が、販売価格や通信費に上乗せされる大手キャリアと違い、格安での契約が可能となっています。

お父さん犬や三太郎など、わけのわからないくだらないCMのために、大手キャリアは広告宣伝費だけで毎年何百億円もの費用を通信費などに上乗せし、それをユーザーが負担しているってことをもっと理解するべきです。

◇格安スマホ(MVNO)に替えた 2016/5/21

今までの契約と違う(変更した)点は、
・スマホ本体は最初に買い取り
・パケット制限
・オプション契約なし

まずスマホ本体は、最初に一括で購入します。当時は大手キャリアの場合、2年とか3年の割賦販売が当たり前でしたが、それは、上記に書きましたが、本体の費用(割賦)と、月々の通信費の費用をごっちゃにし、わざとわかりにくくし、毎月一定額を支払わせるという、頭の良い人が考えた貧者を囲い込む方法です。

割賦で購入させることで、最低でも2年とか3年は毎月支払わせることができ、2〜3年も続けば、もう流れから簡単に解約できなくなってしまうという行動心理をうまく突いています。

MVNOの契約は、スマホ本体費用を一括で先に支払い、通信関連料金だけを毎月支払えばよいだけです(分割払いの制度もアリ)。

しかも、なにか不都合があれば、本体の割賦費用はないので、半年でも1年でもペナルティなしでいつでも解約することが可能です。つまり簡単に他社へ乗り換えすることも可能です。

私の場合、個人携帯は仕事では使っていないので、こちらから電話をかけることはほとんどなく、スマホを使うのはもっぱらメールとSNS、検索、ナビです。

留守番電話ぐらいはオプションに入ろうと思っていましたが、電話もあまりかかってこないので、いいかと思って入っていなかったのですが、スマホの機能として簡易留守番電話機能が使えています。それで十分です。

またデータ通信のパケットも、外出先で動画を頻繁に見るわけでもなく、自宅ではWi-Fiがあるので、自分で決めた上限まで使っていません。

私が外出先で多くのデータ通信(パケット)を使うのは、ウォーキング中に聞くラジコ、地図(ナビ)アプリ、SNSで画像を見たり投稿するぐらいでしょうか。

格安スマホを使ってきた3年間のコストを計算すると、

本体 34,800円(一括払い)
MVNO契約2GBプラン、通話料含め月平均1,500円×36ヶ月=54.000円
合計 88,800円
この3年間の合計を1ヶ月平均にすると、月あたり2,4667円


この本体のままあと1年間(計4年)使うと、さらに月々費用(平均)は2,225円に下がります。

大手キャリアのスマホを使っていたときから比べると費用はなんと1/4になりました。

フリーWi-Fi以外の場所でネットゲームをよくしたり動画を見るという人は、パケット利用制限をもっと大きなものに変える必要がありますが、私のような使い方であれば、高額な契約はまったく必要ありません。

大手キャリアから切り替えたことで、デメリットはと言うと、キャリアメール(***@docomo.ne.jpのような)は当然使えなくなりますが、PCでも使っていたGmailと一本化できるので、不便は感じず逆に便利になりました。

MVNOは感度が悪くて使えない場所がと思っている人もいるようですが、MVNOは、ドコモかauかソフトバンクのいずれかの通信施設を利用しているので、通話、通信できるエリアは大手キャリアと変わりません。

ちなみにイオンモバイルの私の契約(機種)は、ドコモの電波を使っているので、今までつながらなかったという地域はほとんどありません。

本体を一括で購入しているので、壊れたときに負担が大きい?と思いがちですが、これは購入時に保証に入っておくかどうかの問題で、割賦で購入するときも同様に保証に入る入らないのと違いはありません。

格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(2)へ続く


【関連リンク】
1228 スマホアプリのデザインにあきれた話し
1119 格安スマホMVNOへ変更後1年 その1
1027 格安スマホ(MVNO)に替えた


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格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(2) 2019/2/27(水)

1308
格安スマホ(MVNO)を利用してきて思ったこと(1)の続きです

私は、スマホ本体の故障や破損したときのための保証には入ってはいませんが、この3年間でトラブルは幸いなことに一度も発生していません。

今までに十数回はアスファルトやコンクリートの上に、まともに本体を落下させてますが、壊れませんでした。さすが国産!タフさが売りものです。

しかしさすがに3年近く経つと、電池の持ちが悪くなってきて、しかも調べると自分で簡単に交換ができないようです(機種によります)。

そこでメーカーや専門の業者にバッテリー交換を頼むと、バカバカしい話しですが、新品の同じSIMフリーの機種を通販で購入するよりも高額となってしまうので、自動的に本体買い換え一択となってしまいます。

新品バッテリー含む本体より高い交換バッテリー(交換費用含む)ってなんなのよ?

そう言えば、いま使っている電動シェーバーは、替え刃だけを買うよりも、同じ替え刃が付いた新品本体(本体の性能は下のもの)の値段の方が安いという、アホらしいことも実際に起きていて、多くの人はその安い新品本体を買って、替え刃以外の本体は捨ててしまうということをおこなっています。

なにかが間違っているような気がします。

最近は、1つの機種を長く大事に使うことは推奨されず、2〜3年で電池の持ちが悪くなれば、次々と機種交換するっぽいのが普通なのでしょう。もったいないなぁ、、、って思うのは、昭和生まれの性(さが)なのでしょう、、、

くれぐれも電池の持ちに不安がある中古のスマホを買うときには、電池が自分で簡単に交換できるかどうかを確かめた上で買った方が良さそうですよ。老婆心ながら。

そこで新製品への買い換えのため調べてみたところ、同じメーカーの製品はこの1年以上新機種の販売はなく、後継機の発売は止まっているようでガックリです。

せっかく使い慣れた機種だったのに、他社の新機種に変えるとまた新たに操作や用語など慣れることを強要されます。年を取ると、こういうことが億劫になってきます。

仕方なく他メーカーのスマホの新製品カタログを見ていると、すでにスマホはiPhone(イオンモバイルには設設定なし)か、韓国製、中国製がほとんどを占めていて、ガラ携の頃を懐かしむわけではないですが、過剰品質気味な日本メーカーが次々と脱落し、残念な限りです。

やがて家電製品など多くの工業製品もみんなそうなっていくのでしょうね。ってか、パソコンはもちろん一般家電もすでにそうなってますね。日本製の一般家電って少なくなってきました。

国産絶対主義者ではないので、別にどこの国製でも良いのですが、当たり外れが多く初期不良が起きたり、1〜2年で故障するようなヤワな製品は勘弁です。

MVNOスマホそこで選択肢としているのが、すでに台湾の会社になってしまったシャープの、昨年12月に発売されたばかりのスマホ中級機。製造はもう主力工場のある中国へ移っているでしょうけど。

3年前に購入した国産スマホ中級機と比べると、処理速度や、カメラの画質等も大きく上がっているので、当面はこれで不便はないでしょう。

実は、シャープのスマホは、今使っている国産スマホの前に、身売りされる前の同社の国産スマホを大手キャリア契約で2年間使っていました。

当時シャープのスマホは省電力のIGZOディスプレイがウリでしたが、見た目は薄暗く鮮明さに欠けていて、現在使っている有機ELディスプレイの方がずっと綺麗に見えたのであまり良い印象はありません。

あとは、万一の場合にワンセグが見られる機種が良いなと思いましたが、最近はそれが付いている機種が少なくなりました。ワンセグ自体がガラ携の遺物みたいなものですからね。

機種の交換は、同型のSIMカードなら差し替えるだけで、あとは本体の設定をすれば、すぐに使えるようになるそうです(イオンモバイルに確認した)。

写真などスマホ本体に残しているデータはないので、microSDカードを入れ替えるとデータの移し替えもそれで終わりです。

まだ発注はしていませんが、キャンペーンなどのタイミングを見て近々発注したいと思っています。


【関連リンク】
1027 格安スマホ(MVNO)に替えた
806 ガラ携からスマホへ
755 電子書籍を普及させるには

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