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日本の農業はどこへ向かうか マイカーで東京から京都まで旅行する場合 ゴルフをプレイしている人の年代層割合に驚いた 世界と日本の宗教別信者数 2021年版出版社不況 客員教授と非常勤講師ってなんだ? ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ 窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか? 天然素材でも綿はよく燃えるらしいことがわかった やっとのことでJ:COMを退会した 貯まった1円玉はどうする? 自動車整備士に未来はあるか? 液晶テレビが壊れた件 リタイア後の心配事 運転免許証取得者は意外にも増えている 著者別読書感想INDEX −−−−−−−− |
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リストラ日記アーカイブ 2009年5月 読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。 日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです |
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---------------------------------------------------- 4月後半の読書 2009年5月7日 (木) 237 異端の大義〈上〉 楡周平 新潮文庫 09/4/15 異端の大義〈下〉 楡周平 新潮文庫 09/4/19 飛ぶ想い 佐々木譲 扶桑社文庫 09/4/21 ラストラン 佐々木譲 ポプラ文庫 09/4/22 それでは、訴えさせていただきます―大解雇時代を生き抜く 労働者を守る弁護士有志の会 09/4/25 激闘ニューギニア戦記―一将校の見た地獄の戦場 星野一雄 光人社NF文庫 09/4/27 トリップ 角田光代 光文社文庫 09/4/29
「異端の大義 」は「Cの福音 」など悪のヒーロー「朝倉恭介シリーズ」を書いてブレークした楡周平の長編ビジネス小説。三洋電機がモデルとなっているが同社の株をエネループに共感してずっ〜と前に1000株買ってから約1/3に大きく落ち込んで売れずに塩漬けしている身としてはつらい思いをして読み続けたのは内緒。 「それでは、訴えさせていただきます―大解雇時代を生き抜く 」は派遣切りや雇い止めなどのタイミングに合わせてやっつけで作られた(と想われる)労働問題の指南書。業界にいたものとしては目新しいことはなにもなく、立ち読みでも良かったかなぁ。 「激闘ニューギニア戦記―一将校の見た地獄の戦場 」は時々思い出したように読む実話の戦記もの。作者は死中をさまよいながらも帰還できた奇跡の人だけど将校(候補生)ということもあって激闘の最前線にはほとんど出ず、また身の回りの世話をしてくれる当番兵がついていたり、様々に優遇されたこともあるのでそれが幸いしたんだろうなぁ。やっぱりなんでも偉くならなきゃ奇跡も起きないものです。 実話戦記物で思い出したけど今度映画で『真夏のオリオン』というのが上映されます。この映画の原作は池上司の『雷撃深度一九・五』なんですが、この小説はたいへん面白かった。 内容は太平洋戦争末期、海軍のイ58潜水艦が米国海軍重巡インディアナポリスを撃沈した実話を元にした軍事フィクションです。 同じ潜水艦がテーマの映画ローレライ(原作は福井晴敏の『終戦のローレライ』)も面白かったが、こちらが100%フィクションに対して『雷撃深度一九・五』は50%ぐらいが真実と言うことで関心度も高い。 眼下の敵やUボート、レッド・オクトーバーを追え、沈黙の艦隊など潜水艦テーマの映画、小説、漫画が好きなのは中学生時代の友人が自衛隊に入って潜水艦乗りになったことと、子供の頃にサブマリン707が好きだったせいかもしれません。 おっと!ちょっと検索してみたらなんとサブマリン707が最新CGでDVD化(サブマリン707R/MISSION:01) されてますね。こりゃ借りに行かなくっちゃ!(笑) -------------------------------------------------------------------------------- 5月映画(DVD)鑑賞 2009年5月8日 (金) 238 ダークナイト (The Dark Knight) 2008年米 ハンコック (Hancock) 2008年米 スカイ・クロラ (The Sky Crawlers) 2008年日本 この中途半端な落差がどうもしっくりこない。いっそ松本零士のコクピットシリーズのように人物は思いっきりにデフォルメしてしまって戦闘機などメカと完全に切り離してしまったほうがいいのかも。 第二次大戦に登場した震電(試作段階で終戦)やフォッケウルフTa-152にたいへんよく似た戦闘機(散香やスカイリィ)が登場しオールド戦闘機ファンにはたまらないかも知れない。 前述したとおり戦闘機のメカはかなりリアルに表現されていて、戦闘中に機銃から薬莢がパラパラと落ちてくるシーンやTa-152の特徴でもあるプロペラの先端についている大口径機銃からの発射シーンなどは今までは実写を含めて見たことがなかった。 私をスキーに連れて行って 1987年日本 ホイチョイ・プロダクションズ でっかい携帯電話とか細くて長いスキー板とかは置いておき、ボーイミーツガールの基本を押さえたバブル全盛期の若者の遊び(クルマ、スキー、パーティ)が懐かしいです。 -------------------------------------------------------------------------------- つるかめつるかめ 2009年5月18日 (月) 239 鶴と亀でなにを想像するかというと私の場合は謎の多い童謡「かごめかごめ」ですが、この鶴亀(つるかめ)という言葉はとにかく幅が広くて調べれば調べるほど面白くなります。 私は現在51歳で昭和32年生まれですが、私より20歳以上うえの昭和一桁世代においてはこれも最近あまり聞かなくなりましたが縁起でもないことが起きたときに言う「くわばらくわばら」と同じような意味で「つるかめつるかめ」という人が実際にいました。 上記の「かごめかごめ」の歌は私の記憶では「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?」ですが地方によって多少歌詞が違っているそうです。 Wikipediaによると歌全体の解釈としては @元々児童遊戯の歌として成立したとする説(国語辞典などが採用) A遊女説(提唱者不明) B日光東照宮説(提唱者不明。埋蔵金と結びつけてテレビ番組等で紹介されている) C豊國廟説(宮本健次など) D芦名埋蔵金説(提唱者不明) E陰謀説(提唱者不明) F囚人説(提唱者不明) G関ヶ原の戦いの暗号情報説(提唱者不明) H明智光秀・南光坊天海同一人物説(埼玉大学経済学部教授の岩辺晃三の著書『天海・光秀の謎ー会計と文化ー(税務経理協会,1993年』が出典) I米ソ最終戦争説(提唱者不明) J日ユ同祖論説(提唱者不明) などが書かれていてどれが真実かはもう今になっては調べようがないのでしょう。 個人的にはHの明智光秀・南光坊天海同一人物説なんかがロマンがあっていいなぁと思いますが、なにか決定的な証拠でも出てこない限り源義経北行伝説に出てくる「義経=成吉思汗(ジンギスカン)同一人物説」などと同様に広辞苑などには載ることのない常識外れの俗説ということなのでしょう。 さらに関東周辺で展開するスーパーマーケットにつるかめランドという店がありますが、このスーパーは現在英国本社の外資企業の傘下にあり元々の店名の由来等についてはわかりません。知っている人がいれば教えてください。 掲示板 あとうんちくというかぼやきにやたらと重みのあるプロ野球球団楽天の野村監督が唱える「亀理論」もちょっと面白いので抜粋すると 「俺は怠け者だから現役を引退したときに『金輪際からだは動かさない』と決めたんや。散々体を酷使して45歳まで現役をやったからな」 「亀は万年。鶴は千年。ワニは100年。一番長生きしてる動物は亀や。亀はじーとして動かない」 「ジョギングしているヤツに限って倒れとるわ。ハアハア言いながらやっているんだから、体にいいわけがない。やっぱり『亀理論』は当たっとる」 などとつるかめの長寿を引き合いに出して独自の理論を展開しています。 ---------------------------------------------------------- 5月の読書 2009/5/28(木) 240 相剋―警視庁失踪課・高城賢吾 堂場瞬一 中央公論新社 2009/5/4 蒼の悔恨 堂場瞬一 PHP文庫 2009/5/8 GOEMON 竹内清人(原案:紀里谷和明) 幻冬舎文庫 2009/5/12 京都七不思議の真実 姉小路 祐 講談社文庫 2009/5/14 天使と悪魔 (上) ダン・ブラウン 角川文庫 2009/5/18 天使と悪魔 (中) ダン・ブラウン 角川文庫 2009/5/19 天使と悪魔 (下) ダン・ブラウン 角川文庫 2009/5/21 13階段 高野和明 講談社文庫 2009/5/25 冷たい銃声 ロバート・B・パーカー ハヤカワ文庫 2009/5/28
先月は小説ばかりになりました。もっとビジネス書とかを読まないととは思うのですが、仕事時間中以外にも頭を使うようなことをあまりやりたくなくって。それじゃダメなんですけどね。 堂場瞬一は刑事・鳴沢了シリーズで一気に売れっ子になりましたが、主役の刑事や検事がいずれも格好いい刑事ではなくなにかしら問題を抱えた(問題を抱えていない中年っていないと思うが)地味な人物ですが、私と年代も比較的近くなんとなく愛着が湧いてきます。 相剋は警視庁失踪課・高城賢吾シリーズの第2弾で様々な妨害をものともせずに活躍してくれます。 13階段は今まで私もそうだと思っていたのですが日本の死刑台に上る階段が13階段というのが一般的な常識でしたが、今はそうではないそうです。 ミステリーではよくある傾向で最後の種明かしにかなり無理がある設定ですが、死刑制度についても考えさせられるいい本でした。 GOEMONはいまちょうど映画(里谷和明監督、江口洋介、大沢たかお主演)でやってますね。その原作です。 石川五右衛門は見る側から極悪人ともされますし、任侠の士という見方もあります。この小説では主人公ですから当然に正義の味方となってます。豊臣秀吉や徳川家康とも直接絡むスーパーマンで公開釜ゆでされるのは別人で関ヶ原の戦いまで生き残ってます。 同じような実在の人物を勝手に利用してハチャメチャな設定のSF時代劇では石井聰互監督、浅野忠信、永瀬正敏主演の映画五条霊戦記GOJOEがありましたが、こちらも面白かったのでDVDになるのが楽しみです。 京都七不思議の真実は成り上がりの方位アドバイザーとアルバイトの女子大生とが様々な京都の謎を検証しながらあまり有名でない場所の観光案内をしてくれます。最後はやはりかなーり無理目の設定で女子大生が勝利しますが、その最後さえなければもうちょっと観光ガイドや京都検定参考書として役立つだろうにと思ったり。 |
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