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日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです
1867 11月後半の読書と感想、書評 2025/12/6(土)
1868 年賀状と葬儀について 2025/12/13(土)



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11月後半の読書と感想、書評 2025/12/6(土)

1867
クロイドン発12時30分(創元推理文庫) F・W・クロフツ

クロイドン発12時30分
著者は1879年アイルランド生まれ、1957年に亡くなった英国の推理小説が得意な作家さんです。

この時代、シャーロック・ホームズシリーズのような奇想天外な推理小説が多い中、リアリズムに徹した推理小説で有名です。

この小説は1934年に出版され、原題は「The 12.30 from Croydon」で邦訳タイトルはほぼそのまま直訳です。

意味は、物語の序盤に、ある高齢の富豪が急死しますが、その富豪が亡くなったのがクロイドン発12時30分の飛行機内でした。クロイドンはロンドンから15kmほど南へいった都市で、当時はここに民間飛行場があったようです。

時代背景となった1934年と言えば日本では昭和9年、欧州ではヒトラーやスターリンが幅をきかせ始めますが、英国ではまだ戦争に巻き込まれる予兆はない時代です。

最近では珍しくはないですが、この当時の推理小説としては異例の犯罪者視点で物語が展開していくというスタイルです。

つまり、「誰が犯人だ?」というのが推理小説のキモですが、このスタイルでは「刑事コロンボ」でもお馴染みの犯罪者が犯行を犯す一切を先に見せてから、警察がどうやってアリバイ崩しをしていくかというものです。

主人公は、父親から引き継いだ電機部品工場を経営する独身男性で、不景気になって大きな仕事を失い経営危機に直面しています。

富豪の叔父から巨額の遺産が約束されていましたが、資金がショートするまで数ヶ月というところまで来ていて、また恋人を自分に振り向かせるためにもどうしてもすぐにまとまったお金が必要で、叔父を殺すことを考えます。

練りに練った暗殺方法を考え、完全犯罪を狙い、計画は完璧に成功します。

いったんは病気を気に病んだ自殺とされますが、ロンドンからやってきた警部が多くの謎を解いていきやがて完全犯罪の穴を見つけ崩していきます。

長編小説なので、最後にひねった展開があるかと思いましたが、そうした意外性はなく、犯人の自白がない状況証拠だけで謎を解く推理が披露されます。

★★☆

            

流人道中記(上)(下)(中公文庫) 浅田次郎

流人道中記
2020年に単行本、2022年に文庫化された歴史時代長編小説です。先日読んだ「大名倒産」とも近い江戸時代の末期に、ある事情で江戸から青森まで流人を押送する役目を命じられた目付役人を主人公にロードムービーならぬ、道中小説です。

江戸を出立し、千住大橋、杉戸、雀宮、佐久山、芦野、須賀川、福島、大河原、仙台国分町、七北田、富谷、有壁、山目、前沢、相去(あいさり)、花巻、盛岡、沼宮内(ぬまくない)、金田一、五戸(ごのへ)、野辺地、浅虫、蓬田(よもぎた)、平舘、三厩(みんまや)まで。

現在のGoogleマップでルートを入れて調べると、距離は767km、徒歩で175時間がかかる長旅です。ところどころで馬を借りて乗ることはあっても、毎日8時間歩いて22日ほどかかる計算になります。

流人は破廉恥罪で切腹を言い渡されたが、あろうことか拒否をしたため、代わりに家を取り潰され蝦夷の松前家へお預かりとなった3200石の大旗本のお殿様。

その雲上人に見える流人を見張り青森まで押送する役人は200石の町奉行所に与力見習いで入ったばかりの婿養子19歳。その二人の珍道中です。

貧しい足軽の次男坊から、2段階上の目付へ幸いな縁で出世した真面目一方の主人公と、妻も子もいるかなり遊び人風の流人となった殿様の道中の会話が中心です。

そう言えば、道中小説は少し前に読んだ同時代の大名行列を主題とした「一路」(2013年)もそれに近いものでした。

2017年3月前半の読書と感想、書評(一路)

ただ著者の作品はほとんど読んできたので、話の展開はおおよそ想像がつきます。無理を承知で言えば、押送人の若き目付見習が一皮もふた皮もむけて江戸に帰ってからの活躍、そして大政奉還後に流人が罪を許され江戸に戻ってきて押送人と出会う続編が読みたいです。

★★★

著者別読書感想(浅田次郎)

            

2035年の世界地図 失われる民主主義、破裂する資本主義(朝日新書)

2035年の世界地図
先日10月に読んだ「人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来」(2024年)と同種の、朝日新聞社が主催するシンポジウム「朝日地球会議」の2023年版で、エマニュエル・トッド(歴史家)、マルクス・ガブリエル(哲学者)、ジャック・アタリ(経済学者)、ブランコ・ミラノビッチ(経済学者)各氏へのインタビューと、それを元に「與那覇潤氏×市原麻衣子氏」と「東浩紀氏×小川彩氏」の対談でまとめられています。

2025年10月後半の読書と感想、書評(人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来)

欧米の識者と言われる人からみた日本や中国、アジアへの理解がこんなものかと思うような軽薄な話しも多くみられますが、それは外部にはそう見えるのだろうと理解するのが良さそうです。

その欧米の識者たちはコロナ禍という事情から講演ではなく、朝日新聞関係者がおこなうオンラインでのインタビューというスタイルなので、キーマンの選択、質問内容、内容の編集など、やや朝日新聞色の付いた内容と思っても良さそうです。

資本主義や民主主義の危機が叫ばれている現代ですが、その危機の度合いも識者によって温度差があるのだなぁということがよくわかりました。

インタビューを受けての日本人同士の対談では、やはり日本から見た景色と、欧米から見た景色の違いが指摘されています。

あと対談の中で、SNSの功罪として、SNSは便利な反面、自分と意見の違う相手をクリックひとつでブロックができますが、リアルな人間社会ではそうした自分と意見が対立する相手とも上手につきあっていかなければなりません。

リアルなコミュニケーションを避けて、メールやSNSばかりに慣れてしまっている若い人が、今後社会に出て、上司や部下を持ち、チームで重責を担うようになってくると、その立場や意見が異なる人とのコミュニケーションに様々な障害がでるのではないかという意見にはもう関係ないからどうでも良いですがなるほどなぁと。

リアルでは例え嫌いな相手でも簡単にブロックできないことがほとんどですから、そういう嫌な相手ともうまくつきあっていくスキルは経験を積んで鍛えていくしかないのは確かです。

★★☆

            

歴史とは靴である(講談社文庫) 磯田道史

歴史とは靴である
2020年に単行本、2022年に文庫化された、鎌倉女学院高等学校で2019年におこなわれた「歴史と人間」についての特別授業をまとめたものです。

高校3年生相手と言うことは、ほとんどが時間に追われた受験生達で、そんな中で年号の暗記はともかく、深い歴史に興味がある生徒は少なそうで、そう考えるとチャレンジングな試みです。

高校生相手なので、難しい内容は封印し、誰でもわかりやすい(それでも高校生には?という言葉が多そうです)内容となっています。

著者が歴史と関わっていくことになる話や、自ら興味を高めていく道筋など、なかなか真似はできそうもない人生の歩き方です。

例えば、岡山出身の著者が、町全体が歴史みたいな京都に行けば楽しいだろうとまずは京都府立大学へ入学し、その大学図書館で歴史関連の本をすべて読み尽くし、次は京都大学の図書館で貸し出してもらおうとすると、京大生やOBでないとダメと言われ、それなら江戸時代の研究をされていて尊敬する先生がいた慶応大学へ入学するなど。

過去に起きた歴史を時間をかけて学ぶのは、今すぐに役が立つわけではなく、人によっては無駄なコスパの悪いこととされがちですが、随筆家の内田百閧ェ言った「1回覚えて忘れた状態を教養という、最初から触れたことがない人間とでは雲泥のちがい」という言葉を著者は座右の銘にしているとか。

年齢を重ね、様々な経験や読書で得た知識をどんどん忘れてしまっている現状ですが、「そうか、教養なんだ!」と思えば気が楽になってきます。

★★☆

著者別読書感想(磯田道史)

【関連リンク】
 11月前半の読書 片腕をなくした男、凍りのくじら、ニッポンの闇、ワイルドドッグ路地裏の探偵
 10月後半の読書 八甲田山 消された真実、四人組がいた。、人類の終着点 フランシス・フクヤマ、凍原
 10月前半の読書 十五少年漂流記、シンセミア(上)(下)、私の流儀、残像に口紅を

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年賀状と葬儀について 2025/12/13(土)

1868
年賀状今年もまもなく12月15日から年賀状の受付が始まり、いよいよ年末が近づいてきたことを実感します。

すでに年賀状仕舞いをした知人もあり、また私からも仕事関係でそれほど親しくない人には「年賀状仕舞い」を口実に徐々に減らしてきていて、すでにこの数年は年賀状を出すのは50枚程度まで減ってきています。

この50枚は、双方の生存確認的な意味合いもあり、お互いになにかあるか、どちらかが年賀状仕舞いをするまでは今後も続けることになるでしょう。

年賀状も1枚85円が必要で、普段は電子メールやSNSで、(表面上は)無料でやりとりできる時代には贅沢な通信手段となっています。

私が生まれた1950年代(1951年〜1965年)は、はがきの料金は5円で、母親の母親(私にとっては母方の祖母)から月1回ほどの割合で母に達筆で書かれていて幼児の私にはまったく読めないはがきが届いていたのをよく覚えています。

社会人になってまもなくの時に年配の人に年賀状を出したとき、その年の年末はとても忙しく、宛先も文面も印刷したままでだした年賀状に対し、後日「なにかひと言でも自筆で書こう」とメモを渡され、たしなめられたことがあり、反省してそれ以降は必ずひと言は手書きで書くようにしてきました。これが結構たいへんな労力です。

話しは変わって、50代ぐらいまでは他人の結婚式や葬式には年数回の頻度で何度も出席してきました。仕事の関係で上司、同僚、部下だけで数百人はいたので、その頻度は多い方だと思います。

これが結構な負担で、よく知っている親族や友人ならともかく、同僚や部下の親族など一度も会ったことがない人のお通夜や葬式、告別式に参列するぐらい困惑することはありません。

「せっかく来ていただいたので、顔でも見てやってください」とか言われるのも迷惑この上ありません。生きていたときの顔も知らないのに、棺桶の中に入った死に顔見せられても、、、

何度もそういう場に出ていると、要領よくなり、サッと挨拶を済ませてサッと帰ることになります。

いかにも虚礼というか義務感だけで来ている感じで、失礼な気がして自分自身でも気が滅入ります。葬儀場まで何時間もかけて行って、参列は5分だけというケースもあります。亡くなった本人を直接は知らない場合は義務感だけになっても仕方がないと思うのですが、、、

結婚式はさすがに短時間で帰るわけにも行かず、会場までの往復の時間もいれるとまる1日がかかります。

さらに新幹線や飛行機で遠方の式場まで行くこともあります。そしてそれなりの祝儀も必要で、重なると祝儀貧乏に陥ることもあります。

しかし、結婚式の招待状をもらったら、関係性が薄い人であっても、さすがに正当な理由がなく断ることもできず、面倒に思いながらも義務感として出席したことが数多くあります。

そうした冠婚葬祭に数多く参列した経験から、自分の葬式には例え親しい友人であっても他人を煩わせるのは嫌なのでできるだけ来て欲しくないと思っています。

また葬式自体も、葬儀会社の闇の戦略にはまって高額な式をするのではなく、質素な家族葬で十分です。

そう思っているのは私だけではなく、社会全般で葬儀費用の縮小が進んでいるようです。

墓地

お葬式に関する全国調査」(鎌倉新書「いい葬儀」)では、葬儀費用の総額(基本料金、飲食代、返礼品の合計)平均は2015年は184万円だったのが、2024年は118.5万円へと約35%下落しています。

これは2020年から2022年頃に、コロナ禍で従来の葬儀が行えず、直葬や家族葬となったことで、それがコロナ禍が終わった後も広く知れ渡ったという理由もあるでしょう。

いずれにしても昨今は家族葬が約半数(同調査)を占めていて、通夜や告別式のない直葬や、通夜を省略した1日葬を含めると全体の70%を占めています。

費用の面と、私が感じていた義理参列の多さや団塊世代以降の核家族化で世間体や風習にとらわれなくなったことが影響していると思われます。

また、病院や警察と結託した出入りの葬儀会社の言いなりになってきたマシマシの葬儀費用に、みんなが不審をいだくようになってきたこともあるでしょう。

【関連リンク】
1688 年末に家電品がよく壊れる
1483 遠くて会えない人に年賀状を
1839 多死社会にどこのお墓に入るのか

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