リストラ天国 > コンテンツ > Diary |
Amazonタイムセール スマートフォン本体売れ筋ランキング ゲームの売れ筋ランキング −−−−−−−−−
日本の農業はどこへ向かうか マイカーで東京から京都まで旅行する場合 ゴルフをプレイしている人の年代層割合に驚いた 世界と日本の宗教別信者数 2021年版出版社不況 客員教授と非常勤講師ってなんだ? ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ 窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか? 天然素材でも綿はよく燃えるらしいことがわかった やっとのことでJ:COMを退会した 貯まった1円玉はどうする? 自動車整備士に未来はあるか? 液晶テレビが壊れた件 リタイア後の心配事 運転免許証取得者は意外にも増えている 著者別読書感想INDEX −−−−−−−− プライバシーポリシー及び利用規約 −−−−−−−− Amazon 売れ筋ランキング ドライブレコーダー レーダー探知機 空気清浄機 ペット用品 まくら・抱き枕 体脂肪計 スポーツウェア ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー ゴルフクラブ ゴルフシューズ ミラーレス一眼カメラ ゲーム ノートパソコン プリンタ イヤホン・ヘッドホン スマートフォン スマートウォッチ microSDカード 防犯カメラ スペシャリティアパレル ラーメン レトルト・料理の素 シャンプー・コンディショナ スキンケア・ボディケア
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リストラ天国TOP おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX) 著者別読書感想INDEX リストラ天国 日記(BLOG) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リストラ日記アーカイブ 2024年2月 読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。 日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---------------------------------------------------------- リス天管理人が2023年に読んだベスト書籍 2024/2/3(土) 1767 毎年1回、1年間に読んだ書籍(小説、エッセイ、ビジネス、教養、ノンフィクションなど)を思い出して、その中からジャンル別にナンバーワンを決めているシリーズで、2012年分から続いています。 1692 リス天管理人が2022年に読んだベスト書籍 1601 リス天管理人が2021年に読んだベスト書籍 1500 リス天管理人が2020年に読んだベスト書籍 1401 リス天管理人が2019年に読んだベスト書籍 1295 リス天管理人が2018年に読んだベスト書籍 1191 リス天管理人が2017年に読んだベスト書籍 1093 リス天管理人が選ぶ2016年に読んだベスト書籍 993 リス天管理人が選ぶ2015年に読んだベスト書籍 886 リス天管理人が選ぶ2014年に読んだベスト書籍 784 リス天管理人が選ぶ2013年に読んだベスト書籍 676 2012年に読んだ本のベストを発表 私が読むのは基本的には文庫や新書の旧刊本で、単行本や新刊本はほとんどなく、あまり著者やジャンルが偏らないよう、できるだけバランス良く、読んでいるというのが特徴です。 2023年の1年間に読んだ本の合計は、作品数が96作品(2022年99作品)、上下巻を2冊とカウントする冊数では110冊(2022年107冊)となりました。前年(2022年)からは作品数では3作品減りましたが、総冊数では3冊増加しました。 リタイア後には暇な時間が増えて読書数も増えるのか、それとも往復2時間の通勤時間がなくなり、その読書時間がなくなり減ってしまうのか、どうなるだろうって思っていましたが、ここ数年みてきた限りほとんど読書量に変化はなさそうです。 ただ、最近は、読書に集中していられる時間が徐々に短くなってきているのと、細かい文字を読むのがつらくなっていることを実感していて今後読書量が増えると言うことはなさそうです。集中力と視力の問題は老化現象ですからやむを得ないかなと思っています。 過去の年間読書数(作品数と冊数)は下記の通りです。
◇ ◇ ◇ それでは、今回も「新書/ビジネス/ノンフィクション部門」「海外小説部門」「国内小説部門」の3部門に分けて候補作と大賞を発表します。 まずは「新書/ビジネス/ノンフィクション部門」ですが、2023年は16作品(16冊)読んでいます。前年の11作品(11冊)からは5作品増えています。 その中から大賞の候補作は、「最澄と空海」梅原猛著、「新老人の思想」五木寛之著、「年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方」荻原博子著、「定年バカ」勢古浩爾著の4作品です。 その候補から大賞に選んだのは、、、ドコドコドコドコ・・・ 「年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方」荻原博子著に決定!! パチパチパチ! 感想は、 ◇2023年4月前半の読書と感想、書評(年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方) 上記の感想でも書きましたが、結論としては「年金だけでは暮らせない」ということでタイトルに虚偽ありですが、こうしたタイトルは刺激的でなければ売れないので仕方ないでしょう。 できればこれは年金生活に入る前、それも10年以上前には読みたい本です。そうでないと、いろいろ準備ができません。 それでも、今の生活に無駄はないか?お金の使い方、貯め方は間違っていないか?など参考になることがいっぱいです。 ◇ ◇ ◇ 次は、「海外小説部門」です。昨年2023年は、17作品(27冊)読みました。2022年は15作品(16冊)でしたので、作品数と冊数も増えています。 その15作品の中から大賞候補は、「ロスト・シンボル(上)(中)(下)」ダン・ブラウン著、「大いなる遺産(上)(下)」ディケンズ著、「マルタの鷹」ダシール・ハメット著、「もう年はとれない」ダニエル・フリードマン著、「ホテル・ニューハンプシャー(上)(下)」ジョン・アーヴィング著の5作品です。 今回、この海外小説部門は力作や古典的名作が多くて迷いました。 大賞は!、、、ドコドコドコドコ・・・ 「大いなる遺産(上)(下)」ディケンズ著に決定です! パチパチパチ! 感想は、 ◇2023年3月前半の読書と感想、書評(大いなる遺産) 今回は候補に入りませんでしたが、同時期のロンドンが舞台の「ボートの三人男」ジェローム・K・ジェローム著を先に読んでいたことから、当時の社会情勢やテムズ川周辺の様子などがわかり面白く読めました。 アメリカンドリームが生まれる前の、産業革命の成功で世界の中で経済大国をひた走る英国の格差社会とイングランドドリームの話ですが、今読んでも色あせることがないよくできたドラマでした。 僅差の次点で「マルタの鷹」ダシール・ハメット著が続きますが、これは私の個人的な趣味(探偵好き)が影響しているせいかもしれません。 ◇ ◇ ◇ 最後にもっとも読んだ作品数が多い「国内小説部門」です。昨年2023年に読んだ国内小説は63作品(67冊)で、一昨年2022年の73作品(80冊)から大きく減りましたが、これはバランスを意識して前年より新書や海外小説を多めに読んできたためで想定内です。 その63作品の中から大賞候補としてあげたのは、 「JR上野駅公園口」柳美里著、「漂流」吉村昭著、「オライオン飛行」高樹のぶ子著、「一八八八切り裂きジャック」服部まゆみ著、「光と影」渡辺淳一著、「二人のクラウゼヴィッツ」霧島兵庫著、「暗幕のゲルニカ」原田マハ著、「二千七百の夏と冬(上)(下)」荻原浩著の8作品です。 これらはどれも力作で、私の好奇心や趣向をくすぐり、感情を揺さぶり、そして読み終えてしまうのが残念に思った面白い小説でした。 それでもどれか一作を選ぶとすると、、、、、、ドコドコドコドコ・・・ドコドコドコドコ・・・ドコドコドコドコ・・・ドコドコドコドコ・・・ パンパカパーーーン! 「暗幕のゲルニカ」原田マハ著に決定です! パチパチパチ!パチパチパチ!パチパチパチ! 感想は、 ◇2023年6月後半の読書と感想、書評(暗幕のゲルニカ) こちらからでも感想が読めます。 ◇著者別読書感想(原田マハ) 国連に飾られているピカソのゲルニカはピカソの祖国スペインが内戦で無差別爆撃で破壊された街を抽象的に描いたことは有名な話ですが、この小説ではそのゲルニカを描くことになったパリに住んでいたピカソの晩年生活と、恋人でカメラマンのドラの生活が生き生きと蘇ってきました。 個人的な趣味趣向で、小説でも実際に起きた歴史的事象や有名人をモチーフにした作品が好きで、過去には「マリー・アントワネット」シュテファン・ツヴァイク著や、「八甲田山死の彷徨」新田次郎著などが年間大賞に、太平洋戦争中、無謀とも言えるキスカ島からの撤退を描いた「八月十五日に吹く風」松岡圭祐著や、水戸の黄門様の真実に近い小説「光圀伝」冲方丁著が年間大賞次点に入っています。 今回の候補作の中にも、「漂流」吉村昭著、「オライオン飛行」高樹のぶ子著、「一八八八切り裂きジャック」服部まゆみ著、「光と影」渡辺淳一著、「二人のクラウゼヴィッツ」霧島兵庫著の5作品は、いずれも歴史に出てくる人物(有名・無名、本名・別名にかかわらず)が登場してくる作品です。 中でも「一八八八切り裂きジャック」が描く舞台は、先述の「海外小説部門」大賞の「大いなる遺産」と時代も場所も近く、知識の相乗効果が得られて楽しめました。 また無人島漂流ものが大好きな私としては、ノンフィクションに近いと思われる江戸時代に船が嵐に遭い漂流し凄まじい無人島生活をおくる「漂流」吉村昭著はお勧め小説です。 さて、それらの秀作揃いの「国内小説」の次点は、「一八八八切り裂きジャック」服部まゆみ著とさせていただきます。 感想は、 ◇2023年1月前半の読書と感想、書評(一八八八切り裂きジャック) 日本でもよく知られている「切り裂きジャック」ですが、今回この小説を読み、その後wikiなどでも調べてかなり詳しくなりました。 この小説が舞台となった同時期に、日本から欧州へ公費留学していた森鴎外(森林太郎)や北里柴三郎が脇役で登場したり、昔映画化されて有名になったエレファントマンが大衆見世物小屋で客を集めていたのをうまく小説に取り込んでいます。そうすることで、なにかその時代と遠い場所が読者にとって身近に感じられるという巧い手法です。 以上、「リス天管理人が2023年に読んだベスト書籍」でした。 今年も面白い本に出会えますように。 【関連リンク】 1692 リス天管理人が2022年に読んだベスト書籍 1601 リス天管理人が2021年に読んだベスト書籍 1500 リス天管理人が2020年に読んだベスト書籍 ---------------------------------------------------------- ドアノブをDIYで交換 2024/2/10(土) 1768 自宅は31年前に建てられた古い一戸建てで、あちこちが次々と壊れてきます。 過去に水回りでは洗面台をDIYで交換しましたが、キッチンや浴室のリフォーム、ガス給湯器の交換は大がかりなので業者さんに依頼しました。 ◇507 洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編 ◇771 続:浴室のユニットバスへのリフォーム前編 屋根と外壁は、過去2度塗装をおこないましたが、今年2023年に雨漏りが発生し、こちらは屋根をすべて張り替えてもらうということになりました。 ◇1712 雨漏りにて屋根の修理をする その1 そのほか、ひびの入った窓ガラスの交換と、テレビアンテナの屋根上への設置、故障したエアコン交換も業者さんに依頼しました。ちょっと素人が手を出すのはリスクがあり、また高所恐怖症でもあります。 その代わり、大小合わせると20枚もある網戸の張り替えや、玄関門扉の塗装、植木の剪定、キッチン水栓の交換、トイレのロータンク修理、玄関ドアクローザー交換、BSアンテナ交換などはコツコツDIYでやってきました。 そして今回は、部屋のドアについているドアノブのラッチが戻らず(飛び出さず)、ドアがちゃんと閉まらなくなってしまった2カ所のドアノブをDIYで修繕することにしました。 現在ついているドアノブを外して分解して見てみましたが、やはり30数年の酷使に耐えかねているようでしたので、ここは故障しているラッチだけでなくドアノブ全体を買ってまるごと交換することにします。 まずは現在ついている同じ製品があればそのまま交換ができてラッキーなので、ラッチの部分に刻印されていたメーカー名か商品名と思われる「EPO」をネットで調べてみました。 そこで判明したのは、「EPOシリーズ」というドアノブ製品を過去に製造・販売していたのは朝日工業という企業で、現在は同種のドアノブは取り扱っていないことがわかりました。 今回、ラッチが飛び出さずドアが開いてしまうのは、部屋のドアノブ(鍵なし)と、トイレのドアノブ(ツマミ鍵、使用中の表示あり)の2カ所(2種類)です。 そこで、いろいろ調べ、形状やサイズがほぼ同じと思われる「川口技研 ホーム空錠 ニュータイプ バックセット60mm」と、「川口技研 室内用 ドアノブ ハイス両玉 WC トイレ用 BS60mm ステンレスヘアライン」を見つけAmazonで購入しました。 後日近所のホームセンターでも同じものが売られているのを見かけましたが、価格はAmazonよりやや高かったです。 空錠 トイレ用ツマミ鍵 元々ついているドアノブとメーカーが違うので、ポン付けはできないだろうと、ドアの穴の大きさを調整するため電動ドリルまで準備して作業にかかりましたが、結果から言えば、加工の必要はなく、ほぼポン付けできました。川口技研さんGJです! 違ったのはドアにノブの台(内側と外側の両側)をネジ止めする時の穴の位置だけで、それは木ネジで新たにねじ込むだけなのでドリルは不要で簡単です。 ただ締め付けをきつくすると、全体のバランスが崩れて?うまくラッチの中心線が合わなくなり、ラッチが飛び出してこなくなったりして、その強弱の加減がちょっと難しかったです。 サイズや中の構造も同じなので、不具合のあるラッチの部分だけを交換するという方法でも良かったかもしれませんが、値段的にはあまり変わりません。 部屋用の新しいドアノブ トイレの新しいドアノブ 完成後は、それぞれうまく機能していて家人にも大いに喜ばれました。 【関連リンク】 1611 門柱と門扉のDIY補修 1473 BS/CSアンテナの交換DIY 1173 玄関ドアクローザーをDIYで交換 ---------------------------------------------------------- 2月前半の読書と感想、書評 2024/2/17(土) 1769 やがて、警官は微睡る(双葉文庫) 日明 恩 一般的に「武本&潮崎シリーズ」と言われる警察官が主人公の小説の第3作目で、2013年に単行本、2016年に文庫が出版されています。このシリーズはすでに2018年に第4作「ゆえに、警官は見護る」が単行本(文庫は2022年刊)で出版されています。 昭和時代の香りが漂う無口で強面の刑事と、名家のお坊ちゃまで、一度警察官を辞めi種キャリア採用で復帰してきた軽いノリで多弁な刑事のコンビで活躍するシリーズですが、この3作目は過去のものとは少し違っています。 横浜みなとみらい地区に新規オープンした外資系ホテルで人質を取ったテロが発生し、そのホテルで見合いのためにいた主人公刑事が、若いフロントマンと一緒に武装したテロリスト達と戦うという内容です。 しかし以前のような反社会組織や密輸業者など裏社会との戦いとは違い、多国籍のサイコキラーやあちこちに爆弾を仕掛け、情け容赦なく銃器を打ちまくるというまったくリアリティのない内容にはがっかりしました。 これは「ダイハード」のような、映画やテレビドラマを念頭に派手なエンタメ効果を狙ったものなのか、あまりにも過去の作風と違っていて、シリーズ第1作「それでも、警官は微笑う」(2002年)や、消防署員が主役の別シリーズ第1作で「鎮火報 Fire’s Out」(2003年)以来の著者のファンでしたがもう続編はいいかなという感じです。 ★☆☆ ◇著者別読書感想(日明恩) キル・リスト(上)(下)(角川文庫) F・フォーサイス 2014年に単行本、2020年に文庫化された著者お得意の国際謀略サスペンス小説です。 主役はアメリカ人のイラクやアフガニスタンで実戦経験のある中年の海兵隊員で、若いときにアラビア語を学んでいたことから、名前すらわからないイスラム過激派のテロリストを探し出して抹殺する仕事を与えられます。 この仕事では、アメリカの国防省、CIA、英国やイスラエルの情報機関、さらには英国の特殊部隊まで巻き込んだ掃討作戦に広がっていきます。 日本語翻訳版が2014年に出版されたと言うことは、英国本国では2013年頃には発刊されているはずで、これは、9.11テロの首謀者ウサーマ・ビン・ラーディンの暗殺(2011年)に触発されたんじゃないかなと勝手に思っています。 本著にも、どうやってウサーマ・ビン・ラーディンの居場所が特定できたかなど書かれていました。 今回は、中東からパキスタン、そしてアフリカと居場所を変えるテロリストを追いかけ、居所を突き止めますが、そこにはイスラエルの貴重な工作員が潜り込んでいるために無人機からミサイルを撃ち込むという荒っぽいことができず、おびき出しての軍事作戦を実行することになります。 盗聴やハッキング、無人偵察機などハイテク軍事技術も満載で、スパイの世界も007の時代からすると大きく変わってしまったものです。 作戦に大きな失敗や破綻はなく、アメリカと英国の密接な連携で淡々と進む話であまりひねりや盛り上がりはないですが、一般人にはまったく馴染みがなく縁がないSFのようなリアルの世界が確かにあるのだということは理解できました。 ★★☆ ◇著者別読書感想(フレデリック・フォーサイス) 検事の本懐(宝島社文庫) 柚月裕子 「最後の証人」(2010年)から始まった「佐方貞人シリーズ」の第2弾の連作短編集です。出版は2011年に単行本、2012年に文庫化されています。 短編は、「樹を見る」「罪を押す」「恩を返す」「拳を握る」「本懐を知る」の5編です。 地方検察庁に配属された若い検事を主人公としますが、その主人公の父親が元弁護士で、顧問弁護士をしていた企業のオーナーが亡くなった時に業務上横領が発覚し逮捕されて実刑を受けるという過去があります。 主人公の父親は収監中に病気で死亡していますが、今回の短編の中でその事件と、発覚してから一切の言い訳をせず実刑を言い渡されることになった理由などが明らかになります。 その他、大掛かりな事件捜査のため東京地検に呼ばれて地味な仕事を担当しますが、その中で見逃されていた謎に気がつき、上司に報告するも相手にされず、結果的に「できないやつ」という汚名を着せられてしまいます。しかしそのときに上司に伝えたヒントが元になって事件は大きく動くことになります。 5編、それぞれ、派手な活躍などはなく、検事の地味な仕事が綴られていきますが、その中にある人間の思いをくみ取れる正統派検事としての活躍が秀逸です。 このシリーズは、すでに第3弾の「検事の死命」(2013年)、第4弾の「検事の信義」(2019年)が発行されています。また機会を見て読んでみたいと思っています。 ★★★ ◇著者別読書感想(柚月裕子) みちづれ 短篇集モザイクI(新潮文庫) 三浦哲郎 昨年、芥川賞を受賞した短編集「忍ぶ川」(1961年)を読んで、面白かったので1991年のこの短編集を読むことにしました。 サブタイトルに「短篇集モザイクI」とありますが、1作が約10ページ(文庫)程度のかなり短い作品で、こちらは純文学でジャンルは違いますが、星新一氏のショートショートのような感じです。 読むのは楽で良いですけど、あまりにも短いのでよく理解できないまま、あるいは余韻を楽しむまでもなく終わってしまうというパターンです。 したがって、感想も書きにくく、読んだそばから次の作品へ意識がいってしまい、せっかく面白かったのにすぐ忘れてしまうパターンでもったいない感じです。 収録作品は「みちづれ」「とんかつ」「めまい」「ひがん・じゃらく」「ののしり」「うそ」「トランク」「なわばり」「すみか」「マヤ」「くせもの」「おさかり」「ささやき」「ねぶくろ」「はらみおんな」「かきあげ」「てんのり」「おさなご」「こいごころ」「にきび」「オーリョ・デ・ボーイ」「さんろく」「ゆび」「じねんじょ」の24篇です。なぜかすべてひらがなかカタカナのタイトルです。 この短篇集モザイクには「ふなうた短篇集モザイクII」「わくらば短篇集モザイクIII」の続編があります。 ★★☆ 【関連リンク】 1月後半の読書 25時、晴子情歌(上)(下)、淀川八景 1月前半の読書 東京クルージング、資源カオスと脱炭素危機、カオスの娘、橋を渡る 12月後半の読書 グレイヴディッガー、駐車場のねこ、平凡すぎて殺される、鬼統べる国大和出雲古事記異聞 ---------------------------------------------------------- 違反者講習の安全運転自己診断に違和感 2024/2/21(水) 1770 昨年まで更新時3回連続して違反歴がなく、15年間運転免許証はゴールド免許でした。その間には高性能車にも乗っていた時期も含まれていたのに、よくぞゴールド免許が維持できたものです。えらいでしょ?って当たり前のことです。 高性能スポーツカーに乗っていると、高速道路では真っ先に覆面パトカーにマークされ、よく死角の斜め後ろで併走され続けたり、夜間は後ろからあおるように近づいて長く追尾をされました。 先頭で飛ばす場面は、周囲に人やクルマがないときや、ねずみ取りなどがなさそうなところ(山奥の峠道とか)だけで、いつも注意を払っていたことが功を奏しました。 しかし、昨年は初めて行く観光地の市営駐車場へ入るため、先行車が左折し、案内していたカーナビも「次の角を左です」と言うのでなにも考えずに左折したら白バイがやってきて、先行車は逃して自分だけ止められ、「ここは左折禁止」とキップを切られました。 これで、15年間のゴールド免許証は終焉を迎えました。 またその後、バイクで黄色から赤に変わるタイミングで交差点に入ってしまったことを見咎められ、ドラレコもないし抵抗するすべもなくキップを切られ2度目の汚点を残しました。 言い訳はあれど、ルール違反をしたことには違いないので、潔く反省し、運転免許証の更新時には2時間の違反者講習を受けることになりました。 違反者講習では、20分間のビデオを見て、その後に安全運転自己診断というものをおこない、あとは最近のルール改正や、最近多い事故例などの話を聞くという流れです。 免許証更新時のビデオは、おそらく優良者講習(30分)の時に見せられるビデオと同じもので、最近の傾向か、ドライブレコーダーで撮影された事故のシーンなどが多用されています。テレビなどでよくやっている交通事故の動画シーンと同じです。 昔、免許証をとった40年ほど前の講習会用ビデオは、もっと悲惨な事故のシーンがてんこ盛りだったような気がします。道路上やクルマの中が血の海になっているとか、交通事故で亡くなった人の葬儀で遺族が号泣しているシーンとか。さすがに近年はそうした生々しいシーンは使えなさそうです。 さて、本題ですが、ビデオのあとに「安全運転自己診断」という31の質問に○×式でマークを付けて、それを元に、(A)ルール遵守意識(B)日常の安全意識(C)安全運転意識(D)総合評価を採点し、自分の運転や安全意識が正しいのかどうかをチェックできるというものです。 その中で???という質問が下記です。みなさんは○ですか、×ですか? A「渋滞にぶつかると、抜け道に入ることがある」 B「見通しや路面状態がよくても、制限速度より遅めに走る」 C「ちょっとしたことでも、よくブレーキを踏むほうだ」 D「流れにのっていれば、制限速度どおりに走る必要はない」 E「何度も信号で止められると、とてもいやな感じがする」 F「長距離の運転をひかえる」 ◇ ◇ ◇ それらの正しい答えの前に、まず常識的な質問はこんな感じです。 G「同乗者が全員シートベルトをするように注意している」 H「体調を整えてから運転する」 I「後ろからクラクションを鳴らされると腹が立つ」 J「一時停止の交差点で、完全に止まらず通過することがある」 は、みなさん大丈夫でしょう。 G「同乗者が全員シートベルトをするように注意している」とH「体調を整えてから運転する」は○が正解、で、I「後ろからクラクションを鳴らされると腹が立つ」、J「一時停止の交差点で、完全に止まらず通過することがある」は×が正解です。 正解だとプラス得点となり、その正解点合計で自己診断ができるようになっています。 それではAからFの質問の安全協会が決めた正解?を書いておきます。私は逆を回答していますがその理由を後に書いています。 A「渋滞にぶつかると、抜け道に入ることがある→× B「見通しや路面状態がよくても、制限速度より遅めに走る」→○ C「ちょっとしたことでも、よくブレーキを踏むほうだ」→○ D「流れにのっていれば、制限速度どおりに走る必要はない」→× E「何度も信号で止められると、とてもいやな感じがする」→× F「長距離の運転をひかえる」→○ A「渋滞にぶつかると、抜け道に入ることがある(×が正解)」は、近所のよく知った道では渋滞で時間と燃料を無駄にすることなく抜け道を走るのは普通のことで、それのどこがダメなの?と疑問です。 もっともその抜け道が「狭くて危険な道」とかならともかく、A国道が混んでいるのでB国道を使うとか、抜け道の方が遠回りだけど広くて安全な道ということもあります。出題の仕方にも問題がありそうです。 B「見通しや路面状況がよくても、制限速度より遅めに走る(○が正解)」やD「流れにのっていれば、制限速度どおりに走る必要はない(×が正解)」は、安全車間距離をとった上で流れに乗って走る方が、周囲より遅めに走ったり、流れに乗らないでマイペースで走るより事故に遭う確率は格段に減ります。つまり事故やあおり運転に遭いやすい運転を推奨したいようです。 流れにのって走ることで、前への急な飛び出し、横断、強引な割り込み、無理な右折がなくなり、流れに乗り、制限速度近くで走らないと、このご時世は後続車がすぐにイライラし、あおり運転に遭いやすくマイペースで走ると余計に危険という実態を無視しています。 中でも一番違和感があったのがC「ちょっとしたことでも、よくブレーキを踏むほうだ(○が正解)」です。 ブレーキを不必要に思えるほど踏みながら走る輩を私は「パカパカ野郎」と名付けていますが、市街地では信号や踏切、一旦停止で停止するときや、直角以上の角度で方向を変える時以外にブレーキなど踏む必要はなく、安全な車間距離さえとっていればそのほうがスムーズに走れます。またブレーキばかり踏んで燃料を無駄にして走るのはSDGsに反し環境や財布にも優しくありません。 特に高速道路でブレーキパカパカしながら走っている馬鹿野郎が多くいますが、中にはドライバーの意思とは関係なく自動追従装置の自動ブレーキが細かくブレーキをかけていることがあるようです。いずれにしてもまったく迷惑な話です。 E「何度も信号で止められると、とてもいやな感じがする」(×が正解)は、信号に何度もひっかかって嫌な思いをしない人なんかいるのでしょうか?可能なら自分の前は常に青信号という状態を望むのではないでしょうか。質問の意図がよくわかりません。 F「長距離の運転をひかえる」(○が正解)は、ゴルファー、、ではなく、日本の流通を担っている長距離トラックドライバーや、1日中運転して公共交通の一部を補完してくれているタクシードライバーなどプロドライバーに対する冒涜です。 またプロのドライバーでなくても、クルマは短距離だけ便利な交通手段ではなく、長距離では燃料効率が良くなり、高齢者や身障者、家族などの移動では公共交通機関を使うよりも便利に安く使えることもあります。 2024年問題でトラックドライバーや大型バスの運転手が不足し、若い新規参入者がいなくなり高齢化が進み流通や公共交通が滞ってしまいそうと言われているのはこうした警察(の外部団体)のアホな思い込み(長距離走行=悪)が影響しているのかも知れません。 【関連リンク】 1605 年齢層別交通事故数と運転免許取得者数 1233 運転免許証取得者は意外にも増えている 557 運転免許証の取得推移と乗用車保有台数推移を並べてみる ---------------------------------------------------------- 住みよさランキングを10年前と比べてみた 2024/2/24(土) 1771 自宅を買おうと思ったり、新たに借りようとするときには、「通勤の便利さ」や「子育てのしやすさ」、「買い物の便利さ」、「親の住まいとの距離」、「子供の学校」、「価格と広さ」、「自然環境」など、ライフスタイルや人それぞれに求めることの優先度が違っていると思います。 そうした違いはあれど、一定の評価基準で新たに住宅を買ったり、賃貸で借りようとする時、参考になるのが東洋経済が定期的に発表している「住みよさランキング」というデータです。 住みよさというのは10年近く経つとどう変わるのか?あるいはあまり変わらないものかを調べてみることにしました。 9年前にブログに書いた「本当に住みよい街とは 2015/3/28(土)」は、2014年のデータを用いているので、改めて2013年のデータを参照し、10年後の2023年のデータと比較することにします。 また今から20年後に住人の減少が多くなると予想されている関東と近畿の都市をそれぞれあげておきます。人口減少が急速に進むとそこの住民は様々な弊害を被ることになるでしょうから住まい探しの時には考慮すべき点です。 ◇ ◇ ◇ まず「住みよさ」の算出指標ですが、安心度、利便度、快適度、富裕度の4つのカテゴリーからなる20項目を選択となっていて、10年前の5つのカテゴリー、安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度とは少し変更されていて、住居水準充実度というカテゴリーがなくなっています。調査対象は全国の812市区です。 まずは2013年と2023年の「住みやすさランキング1位〜25位」までです。
次に、同、26位〜50位までです。
2023年のブルー背景で濃い市は、2013年にもトップ50に入っていた市ですので、この10年間は上位を維持している本当に住みやすそうな市と言えそうです。 その10年間トップ50を維持している市は17市で、特に2013年は2位だった石川県野々市市が2023年は1位に上がっていて現時点では最高ランクとなっています。 野々市市?ってどこよ?って私も無知ながら知りませんでした。 野々市市(ののいちし)
へぇー、北陸へは何度も行っていますが、金沢市内や能登などへ海水浴や観光で訪れたことしかなかったので、この街を知らなかったのも無理はありません。 2023年の2位には、10年前にはTOP50位に入っていなかった東京都の武蔵野市が大躍進しています。武蔵野市と言えば、若者にも人気の吉祥寺や都民の憩いの場の井の頭公園などが有名です。 2023年の3位、福井市は、10年前は10位でしたから着実にランキングを上昇していて住みよさをアピールできそうです。今年は北陸新幹線が延長されて首都圏から一気に行けるようになります。 2023年の上位を見ると、1位の野々市市、5位の白山市、10位の金沢市とトップ10に石川県の市が3つも入っていますが、元日の地震の影響で2024年以降は少し状況が変わるかも知れません。 その他、トップ50を見ると、東京都の躍進が顕著です。 2位武蔵野市、4位文京区、14位立川市、15位昭島市、16位渋谷区、28位国分寺市、36位調布市、37位府中市などトップ50の中に11市区も入っています。これは10年前から評価基準が少し変更された影響があるのかも知れません。 大いに躍進した東京都と同様の大都市圏を抱える都市を見ると、神奈川県は13位に鎌倉市だけ、千葉県は22位の印西市だけ、大阪府では46位の箕面市だけ、愛知県では5位の長久手市、21位の名古屋市、44位の大府市の3つ、埼玉県や福岡県、北海道、宮城県はゼロです。 他にも地方の勇とも言える石川県はTOP50に6市、福井県は4市、富山県は2市と、北陸勢が強いのが特徴です。 逆に九州勢は熊本県に2市(合志市、人吉市)と大分県(由布市)の3市だけ、東北勢は山形(東根市)と岩手県(盛岡市)に各1市の計2市だけ、四国は高知市(四万十市)の1市だけと精彩がありません。 10年間でトップ50を維持したのは17市(濃いブルー)、逆に2013年にはトップ50だったのが10年で落ちてしまったのが33市という多さです。 2013年はトップ50の上位にいながら、2023年のトップ50に入らなかったのは、2013年3位の守谷市(茨城県)、4位だった坂井市(福井県)、5位だった本巣市(岐阜県)、7位だったみよし市(愛知県)、8位だった鯖江市(福井県)など。なにがあったのでしょうね。 いずれにしてもわずか10年でトップ50のうち6割以上がそこから転落してしまうということですから、20年30年と長く住むために家を購入しようという場合は、今の人気ランキングはあまり信用しないほうが良さそうです。 ◇ ◇ ◇ 次に、日本の人口が減少していく中で、11年後の2035年までに特に多い人口減少数が予想されている都市ランキングが載っていたので関東と近畿のデータを転記しておきます。出典は同じく東洋経済ONLINEです。
人口減少は、災害や法改正と違って突然一気にやってくるものではなく、ボディブローのように時間をかけてジワジワと効いてきます。 そして人口減少のインパクトは想像以上に多くの点で影響を及ぼします。 例えば税収不足で公共サービスが低下していき手続きが不便になったり、道路や水道などの各種インフラの修理や更新が遅れ、医療や防犯などに手が回らず生活や住環境の悪化につながります。 また民間企業は、大きな人口減少がわかっているところに新たなスーパーやコンビニ、金融機関などを設置しようと思わないばかりか、現在ある店を閉じて、より売り上げの期待できる地域へ投資を集中するというのが営利企業として常道でしょう。 ヨーカドー、大量撤退で「無責任」批判なぜ起きた 「地元の商店街をぶち壊したのに…」の声の"誤解"(東洋経済ONLINE)
すでに千葉県内の私鉄で、利用客の減少で大きく運行本数を減らす計画があったり、大阪府では唯一の路線バスの廃止などが社会問題化していますが、今後もそうした住民サービスの低下が続くでしょう。 ここに上がっている人口減少数の大きい都市へ新たに住もうとするのは、賃貸ならともかく購入するのは今後長い目で見ると様々な生活の不便を受け入れる覚悟が必要と思われます。 【関連リンク】 1735 地方の大問題は災害と公共サービス 1341 最新の住宅と空き家統計について語る 908 本当に住みよい街とは |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
----------------------------------------------------------
年別 日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)
リストラ天国TOP おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX) 著者別読書感想INDEX リストラ天国 日記(BLOG) |
Amazon ほしい物ランキング ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー シャンプー・コンディショナ 育毛・養毛・増毛 ベビー&マタニティ 食品・飲料・お酒 ペット用品 スマートフォン スマートウォッチ 空気清浄機 衣類・ふとん乾燥機 |