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読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。

日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです
1721 5月後半の読書と感想、書評 2023/6/3(土)
1722 NURO光のONUを交換してもらう 2023/6/10(土)
1723 ビジネスシューズをどう使うか 2023/6/14(水)
1724 6月前半の読書と感想、書評 2023/6/17(土)
1725 若者の自殺だけが悲劇ではない 2023/6/24(土)
1726 出遅れた日本のEV戦略は巻き返せるか? 2023/6/28(水)



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5月後半の読書と感想、書評 2023/6/3(土)

1721
贖罪の街(上)(下)(講談社文庫) マイクル・コナリー

前作「燃える部屋(The Burning Room)と同じ2018年に日本語版が出版されたハリーボッシュシリーズの第18作目となります。

前作では定年後の延長契約で未解決事件の捜査をする刑事でしたが、その時に起こした上司の個室へ無断で忍び込み捜査資料を閲覧するという暴走をしたためにロス市警を任期途中で退職することになり、異母兄弟の刑事弁護士ミッッキー・ハラーに代理人として異議申し立てをしています。

そんななか、ミッキーの専属調査員が交通事故に遭い、代わりに殺人事件の容疑者の無実を証明する調査をして欲しいと頼まれ、それが今まで仲間だった刑事達を裏切る行為になることで悩みますが、結果的に本当の犯人を捜すことは今までやってきた正義でもあるので事件に関わっていくというストーリーです。

原題は「The Crossing」で、作者の意味としては、主人公ハリー・ボッシュが今まで原告側の立場だったのが、今回は弁護側の立場に立つということでそれを横断という表現にしているそうです(訳者あとがきより)。

ただそれではわかりにくいと言うことと、ボッシュ自身が警察に対する裏切り行為とも言える警察が挙げた容疑者の弁護側調査員になることで、「贖罪」というタイトルに変えたと言うことです。

主人公のボッシュが刑事ではないのは、過去にもあり、それは9作目「暗く聖なる夜」と10作目「天使と罪の街」で、私立探偵の許可をとっての事件捜査でした。その後11作目の「終決者たち」でロス市警に復職しています。

刑事だったら軽々と調べられたり、協力を得られるところ、単に弁護士の調査員という立場なので殺人事件の調査は困難を極めます。

そして従来にはほとんどなかったスマホを駆使してウーバーでクルマを呼んだり、スマホで録音した事件の真相を話す関係者の音声をすぐに弁護士宛にメールに添付して送ったり、なかなか定年後のオヤジにしてはやってくれます。

おぞましい殺人事件調査だけではなく、前回ぐらいから続いていた恋人とは別れ、その代わりに新たな恋人(候補)ができそうだったりと、エンタメを意識した人間臭さもちゃんと入っています。

★★☆

著者別読書感想(マイクル・コナリー)
ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完 2020/10/3(土)

            

ストロベリーライフ(毎日文庫) 荻原浩

長編小説のデビュー作「オロロ畑でつかまえて」以来、文庫化された小説のほとんどを読んできた著者の小説は好きで、今回の作品(2016年単行本、2019年文庫)もやや遅れましたがようやく読むことができました。

妻と子どもがいる男性が主人公で、広告会社を退職してフリーのデザイナーとして独立したものの、あまり順調と言えない状況に陥っています。

そこへほとんど帰ることがなかった静岡の実家で農業をしている父親が倒れ、一時的に実家へ戻って農業の手伝いをすることになります。

タイトルにもあるように、イチゴをメインにしている小規模な家族経営の農業で、時間をかけて取材をされたのでしょう、農業就業者の高齢化や後継者不足、化学肥料、転作、農業法人、国の施策、補助金など農業に関わる様々な問題を小説の中で露わにしています。

また農業は常に自然(災害や気温、雨量、害虫など)との闘いと融和でもあり、野菜や果物はスーパーで買うしかない多くの都会に住む人達には新鮮な気持ちになれそうです。

そうした中、中途半端に農業を手伝うだけでなく、思い切って腰を据えて農業をやろうとする主人公が決意をするまでの一種のお仕事小説になるのかも知れません。

★★☆

著者別読書感想(荻原浩)

            

最澄と空海―日本人の心のふるさと(小学館文庫) 梅原猛

著者は2019年に亡くなっていますが、西洋哲学者として、また宗教、特に仏教の造詣が深い方で多くの著作があります。その中では1990年代に「歎異抄入門」を過去に読んでいます。

本書は2005年に文庫で発刊されましたが、ほとんどの日本人なら中学校や高校で習っているはずの「最澄と空海」の名前は知っていても、いったいなにを成し遂げた僧侶なのかはあまり知らないというのが実情でしょう。

私も以前五木寛之著の「親鸞」を読んでその壮絶な生き方を感じることができましたが、その親鸞や親鸞の師でもある法然上人にも大きな影響を及ぼした「最澄と空海」が成し遂げたことを知りたいと思ってこの入門書のような書籍を手に取りました。

個人的には特定の宗教を信じているわけでも信者でもないですが、サブタイトルにあるように、日本人の心の中にはこうした歴史を積み上げてきた仏教や神道などを知識として理解しておくことは重要で、例えば外国人観光客に我が国の文化や歴史を聞かれたとき、になにも知らないという文化度が低いという恥ずかしい思いはしたくないものです。

内容は特に書きませんが、仏教が日本中で拡がっていく大きな役割を果たした二人の僧侶「最澄と空海」はともに大きなリスクを冒して当時の先進国だった唐(中国)に渡って仏教を学び、同時代にそれぞれ違ったやり方で日本で布教活動や後進育成をしていく姿が浮かび上がってきます。

また最澄は比叡山、空海は高野山と、当時はまったく開発されていない秘境の山の中に修行の場所を決め、旧来の奈良仏教から新しい平安仏教へと変わっていく大きなうねりの中での苦悩と進展はなるほどと思えるところが多々ありました。

しかしこの文庫の中では同じ話しの繰り返しが多く、また著者が研究して書いたおかげで司馬遼太郎などの小説家達がそれらの僧侶を見直して主人公にした作品ができたというような自慢話が何度も繰り返されるのにはちょっと辟易します。

★★☆

            

王国(河出文庫) 中村文則

昨年に読んだ「掏摸」(2009年)の続編というか姉妹編に近いクライムノベルで、2011年に単行本、2015年に文庫化されています。

「掏摸」では器用でスリを生業としていた若い男性が主人公で、怪物と言われていた犯罪の元締め的な男との絶望的な関係が描かれましたが、今回の主人公は娼婦のフリをして男性を籠絡し、スキャンダルの脅しになる証拠や機密情報を奪うことを依頼されて生業としている若い女性です。その女性に怪物が近づいてきます。

「掏摸」の主人公にはなぜか感情移入してしまい、裏切ったことで最後に刺されたところで終わり、死んだのだろうか?と思わされましたが、今回、怪物が女性に接触を図ってきたあとに、ハンドバッグに隠していたナイフを鮮やかに奪い、その後ナイフを返しながら「ヤツとは関わるな、怪物だ」と密かに忠告を与えていますから彼は死んでいなかったんだと少しホッとします。

結局は、それまで女性に犯行を指示していた組織と、新たに関わることになった怪物が率いる組織との対立まで発展していき、女性の過去や、怪物に操られ行き止まりになってしまった絶望感が再び描かれます。

「掏摸」では暴力や陰謀など重苦しい内容が延々と続きますが、それと比べると割と軽快に進んでいくので安心して読めます。

★★☆

著者別読書感想(中村文則)

【関連リンク】
 5月前半の読書 ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン、ゲーム・メーカー 沈黙の侵略者、漂流、JR上野駅公園口
 4月後半の読書 ひなた、宝島(上)(下)、パレートの誤算、権現の踊り子
 4月前半の読書 ロスト・シンボル(上)(中)(下)、糸、年金だけでも暮らせます


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NURO光のONUを交換してもらう 2023/6/10(土)

1722
4年前に自宅のネット接続契約をJ:COMからNURO光へと変更し、平日の日中は快適に使ってきました。

土・日曜日や夜間の回線はやたら混んでいるためか通信速度がメチャ遅くなりますが、動画や画像のアップロードやダウンロードなどは昼間メインで使えばいいかと、もうあきらめています。

ネット回線「NURO光」の真実

しかし、もうひとつ気になる点があり、それは夕方から夜にかけて、ネットが突然瞬断してしまうことが起きます。

その瞬断する時間に運悪くなにかダウンロードしていたり、アップロードしていると、そのすべてが途切れてしまい、操作を再試行してもダメで最初からやり直しになります。

たまたま起きる事象かな?と思っていましたが、調べると毎日必ず発生していることがわかりました。

瞬断が起きる時間帯は夕方5時過ぎから夜の8時過ぎまでの間で、その日によって違います。起きるのはわかっている範囲では1日1回だけで、午前中とか昼間には起きることはありませんので、混み合う時間帯に起きています。

NUROのよくある質問や、同じような現象をネット検索で調べて見ましたが、同様な現象は見つけられず原因は不明です。

回線はNURO光で、ONU(光回線終端装置)からPCへは有線LANで接続しているので、Wi-Fi関連の障害ではありません。このトラブルが起きてから、ONUは何度かリセット(電源を抜いて10分以上置いてから再接続)してみましたが、現象は変わらず起きます。

PC側になにかタイマーをかけているとか、毎日なにかの操作(バックアップや自動更新など)が動き出すといった設定はありませんが、ウイルス検知のAvastが悪さをしている可能性も捨てきれません。

そこで、原因は不明ですが、とりあえず以前から新しいものに変えて欲しいと思っていたNUROから貸与されているONUの交換をしてもらうことにしました。

通常はハッキリした故障や不具合がなければ、ONUの交換はしてもらえません。今回の症状もONUが原因かどうかは不明なので、正面突破で交換を要望しても断られそうです。またもし故障だったとしても機種を特定して要望することはできません。

そこでいろいろと調べると、2019年に契約したとき、送られて来て設置したONUは、EchoLife社のHG8045Dという4年前の当時標準的なもので、現在はWi-Fi接続時の通信スピードがより高速になる無線LAN規格の11acがまだ未対応の機種でした。

そこで、NUROのサポートセンターの問合せページから、「11acの無線LAN規格で通信したいので、それが可能なONUに交換してもらえませんか?」と頼んでみたところ、すんなり無償で交換してくれることになりました\(^o^)/

話しをしてから4営業日後に宅配便で配達され、その翌日にはやはり宅配便の人がやってきて、交換した古い機種を引き取りに来ます。この古い機種はホコリを払って、また誰かの元に配達されるのでしょうか。それはわかりません。

今回新しくやって来たのはシンクレイヤ株式会社(SYNCLAYER)のSGP200Wという機種です。11ac対応という違いがあるだけで、その他の機能は変わりなさそうです。SYNCLAYER社は日本の会社ですが、この製品の製造は中国です。この手の製品のほとんどは中国か台湾製ですね。

onu1

onu2

設定などはマニュアルを見て再度おこなう面倒くささはありますが、今までのように毎日必ず突然接続が途切れてしまうということはなくなり、とりあえず今のところは快適に使えています。

っていうことは、毎日決まって起きる瞬断の原因は理由は不明ですがONUだった可能性が高そうです。

【関連リンク】
1625 ネット回線「NURO光」の真実
1355 やっとのことでJ:COMを退会した その1
670 我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その1


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ビジネスシューズをどう使うか 2023/6/14(水)

1723
現役のビジネスマン時代の多くは割と硬めの仕事だったことから、いつもスーツにネクタイ、黒いビジネスシューズを仕事では着用していました。

ビジネスシューズそこで意見が分かれるのが「ビジネスシューズは長持ちする高級品か、それとも次々と使い捨てする安物か?」という二者選択の問題です。

新入社員の頃(今から40数年前)は、お金もないし、営業の仕事で雨や雪の日でもガシガシ歩かなければならないことから、安い黒革の靴を常に3足ほど用意しておき、毎日変えて履いていました。

1足の靴が耐用するのはせいぜい半年ぐらいで、したがって2ヶ月に1足ぐらいの割合で新しい靴を買っていました。複数必要なのは、雨の中を歩いてびしょびしょになると一晩では乾かず、梅雨の時期など湿気が多いときは1日以上置いてもまだ湿っています。

ところが新入社員だった頃、アルバイトで来ていた学生が、数万円するリーガルの高級靴を大事に毎日履いていて驚きました。社員の自分は一足三千円程度の安物です。

そのアルバイト君が言うには、「靴は足にとって大事で、他のファッション以上に気を遣っている。やっぱり高いものにはそれだけの価値があるし、耐久性がある上に履き心地もまったく違う」と。

その時は、「確かに一理あるな〜」と思っていましたが、とても新入社員の身では高級靴を複数使い回せる余裕がないのと、一度そうした高級靴を靴屋で試しに履いてみたところ、革が固くて足が痛くなりそうで結局は買いませんでした。革靴は足に合わないとまるで拷問です。

そういうこともあり、私のビジネスシューズの選択は、「高級な靴を大事に長く履く」のではなく、「ノーブランドの安い靴を次々と買い換える」でした。しかし足にピッタリした美しい高級黒革靴への憧れはずっとありました。足下がピリッと見栄えがするとなにか「デキる人」みたいな感じがします。

その後20年ほどが経ち、仕事関係でイベントに呼ばれたり、結婚式などに主賓として招待されることもあり、さすがに1足3千円の靴では「足下を見られる」ではないけれど、品がないので、1足だけは仕事ではなく結婚式や華やかなイベント用にと、アウトレットでイタリア製の勝負靴を買いました。

しかし、私の足は一般的な日本人のベタ足のため、お洒落でスマートな細身のイタリア製の靴の形状には合わず、長時間履いているとたまらなく痛くなりました。その靴を履いて出掛ける時は、一種の拷問のように感じました。

途中からは考えて、履き慣れた靴で出掛け、出先で履き替えて、用事が終わればまた履き慣れた靴に履き替えるという面倒なことをしていました。

リタイアしてからそれまで持っていた安物の5〜6足の革靴はすぐ処分しましたが、固く良質な革でしっかり作られた高級靴は使用頻度が少なかったこともあり、まだまだ綺麗な状態ですので、それだけは残してあります。しかし今後それを履くような機会がないことを願うばかりです。

【関連リンク】
1554 スニーカーやウォーキングシューズのアウトソール
543 靴はどのタイミングで捨てたらいいの?
520 若いビジネスマンへ告ぐ


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6月前半の読書と感想、書評 2023/6/17(土)

1724
ニワトリは一度だけ飛べる(朝日文庫) 重松清

2002年から2003年に週刊朝日に連載されていた小説で、2019年にその文庫版が発刊されました。

主人公は妻と子がいて買ったマンションのローンを抱えている中年男性ですが、勤務する会社に新しく入ってきたやり手の営業本部長から無情にもリストラ部屋行きを命じられます。

しかし家族を守るためには勤務する大企業を辞めるわけにはいかず、また妻にもそのことが言えず、悶々とします。

同時に成績優秀で昇進もトップを走っていた同期の男性と、大阪支店から風変わりな後輩の男性と計3名がリストラ部屋に配属されます。

リストラ部屋では、ひたすら読まれることはない「社内業務改善」の案を考えたり、過去の社員名簿のデータ化などをやらされ続け、過去には何人もそれで辞めています。

そこへ主人公の男性に謎のメールが届き、そのタイトルが「ニワトリは一度だけ飛べる」というもので、読むと意味不明ながらも、営業本部長やその取り巻き達のリストラ対象者への思惑などを教えてくれるようになります。

またそのメールの送り主は、主人公に昔助けられたことがあり、今度は自分が助ける番だと言うことを書いてきますが、その助けたり人に親切をしたという記憶がまったくなく、不審半分ながら、同じリストラ部屋の仲間と一緒に会社と戦うようになります。

リストラという深刻で暗くなるテーマですが、コミカルな要素を加え、また「オズの魔法使い」の登場人物を、この小説の登場人物に当てはめて教訓的な話しになっているのが面白いです。

リタイヤして早3年、すでにビジネスの現場の記憶がすっかりなくなってしまっていますが、こうしたビジネスの現場を描いた小説を読むと、懐かしくもあり、二度とその世界はご免だとか、いろいろと感情が湧いてきます。

★★☆

著者別読書感想(重松清)

            

もう年はとれない(創元推理文庫) ダニエル・フリードマン

2012年に著者のデビュー作品として本作品が出版されると一気に人気が沸騰し、その後シリーズ化されることになり、2023年時点で、「もう過去はいらない」(2014年)、「もう耳は貸さない」(2020年)の3作品が出ています。

このシリーズ第1作の日本語翻訳版(文庫)は2014年の出版です。原題は「Don't Ever Get Old」でほぼ直訳が日本語のタイトルです。

タイトルからわかるように、主人公は87歳の元殺人課刑事で、現役時代には12人の犯罪者を射殺した派手な活躍で有名だった刑事ですが、現在は目も耳も悪くなり、クルマの運転も自粛し、老人性認知症の初期症状があり、脳梗塞防止のために抗凝血剤を処方されているかなり弱った老人です。

しかしラッキーストライクのタバコは手放せず、病院でも教会でもレストランでもすぐにタバコに火をつけ注意され、若いときに第二次世界大戦で従軍したときアイゼンハワー将軍に言われた生き延びる教訓をずっと実践するために引退後もS&Wのマグナム357マグナムをいつも手元に置いています。

わかりやすくひと言で言えば「87歳と老いたダーティーハリー」といった感じです。そうした風変わりな主人公のミステリー&ハードボイルド?小説です。

助手的な役割としては孫の大学生が、高齢の主人公が使えないスマホやネットを駆使して様々にサポートしてくれます。

ストーリーは主人公が大戦でドイツ軍の捕虜となった時に、ユダヤ系ということで収容所で瀕死の重傷を負わせた元親衛隊の将校が、敗戦が決まるとユダヤ人から巻き上げた大量の金塊を持って逃走し、現在はアメリカで名前を変えて暮らしていいることを病気で死ぬ寸前の戦友から聞かされます。

その元ナチの将校を探し、持ち逃げした金塊を奪おうと、亡くなった戦友の家族や、話しを聞いてカジノでの借金を返そうとたくらむ神父、そしてイスラエルの離散民省の役人など、様々な怪しげな人間が主人公に群がってきます。

果たしてナチの将校を見つけて借りを返せるか?持ち逃げした金塊の行方は?そしてその過程で悲惨な殺人が起き、その犯行を主人公の孫になすりつけようとしている悪人は誰か?などスリル満点でした。

アメリカでも、ベビーブーマー世代のほとんどが第一線から引退していて、こうした高齢者が主役でヒーローの小説やエンタメが流行ってきているのでしょう。

ちなみにアメリカ人の平均寿命は、日本人の平均寿命より7歳以上短い77.3歳(2020年)で、この主人公の87歳というのは平均からするとかなりの高齢者ということになります。

★★★

            

冷血(上)(下)(新潮文庫) 高村薫

「冷血」というタイトルを見たときに、まず9年前に読んだ有名なトルーマン・カポーティの1966年のノンフィクション「冷血」(原題:In Cold Blood)をまず思い起こしましたが、その作品を意識した小説となっていました。

警察や事件ものの名手である著者がカポーティの「冷血」を読み、果たして同名のこちらの小説(フィクション)ではどういう内容と味付けがされるのかに興味がありました。

2014年1月前半の読書と感想、書評(冷血)

初出は2010年からサンデー毎日に連載され(その時のタイトルは「新冷血」)、2012年に単行本、2018年に文庫化されています。

30過ぎの前科持ちの男性二人がネットのいわゆる「闇バイト募集広告」で知り合い、ATMやコンビニを襲い、それらの勢いのまま医者の夫婦と子どもが住む一軒家がクリスマス期間中には留守になるという情報を得たことで、空き巣を働くため深夜に侵入したところ、家族が在宅していたため家族4人を撲殺し、キャッシュカードや貴金属を盗み逃亡します。

そこに出てくるのが「マークスの山」や「レディ・ジョーカー」で活躍した警視庁刑事の合田雄一郎です。

二人の犯人は、やがて捕まりますが、その供述が「わからない」「覚えていない」「知らない」など、犯行の原因や動機、殺意、計画性など、調べようとする警察や検事を混乱させます。しかもふざけているとか、意図してなにかを隠しているようでもありません。

そうした行きがかり上で家族4人を撲殺するという重犯罪を犯した犯人と言うことで、その調べが延々と続き、さらにその周囲の人物への聞き込みや子供の頃の家庭環境、精神医の分析など次々と出てきて、そうした事実を積み上げた上での心理的な話しをずっと読み続けるのは結構な忍耐が必要でした。

なにかモデルになった同じような犯行があったのだろうか?と思いましたが、近年で私の知る限りではそうした犯罪はありません。幼い子どもを含む一家4人が惨殺された2000年12月に起きた世田谷一家殺人事件の犯人が捕まっていたら、それがモデル?とも思えますが、そちらは単独犯でまだ犯人は捕まっていません。

結局、最後までその行動や深層は謎ですが、犯行自体は揺るがず判決が下されることになります。

刑事が1受刑者に長い間手紙のやりとりをしたり、差し入れをしたりすることはありそうに思えませんが、なぜかこの主人公の刑事はこの犯罪者に興味を持ったまま頭の片隅に残し続けます。

しかしこの著者、「とまれ」という言葉が大好きで、この小説にも10数カ所出てきます。「とまれ」は、「ともあれ」の変形で「いずれにせよ」や「ともかく」という意味ですが、文章の最初に「とまれ」が連発されるのはちょっと読んでいて気になるところです。

★★☆

著者別読書感想(高村薫)

            

旅行業界グラグラ日誌(朝日新書) 梅村達

著者は1953年生まれということなので、今年には70歳の古希を迎えておられるのでリタイアされているとは思いますが、本書とその前に出版された「派遣添乗員ヘトヘト日記」(2020年)の2冊を出発点として、今後は文筆活動をされるのかも知れません。

本著は、前作で書けなかったことや、さらにコロナ禍が襲ってからの旅行業界について、2021年に出版された新書です。

著者は様々な仕事を経験した後、派遣添乗員として勤務をし、国内はもとより、海外の旅行添乗員として活躍されています(いました)。

個人的には、学校や勤務先の会社の団体旅行で、添乗員さんにお世話になったことはありますが、個人旅行においては30数年前に新婚旅行で行ったアメリカ西海岸の移動で、現地ガイドさんにお世話になったぐらいで、あとは利用したことはありません。

社会人になってから、旅行はマイカーを使うことが多く、したがって自分でルートや時間、観光場所などを決めることをおこなってきました。添乗員さんがいることで、そうした手間や必要な知識を詰め込む手間が省けるメリットはわかりますが、団体行動があまり馴染まず、自由でいたいというわがままから、個人的に添乗員さんとの思い出や絡むということは過去にありません。

そうした自分にはほとんど馴染みがない添乗員さんの内緒話は興味を引きました。

昭和の時代は、一般の人には観光旅行と言えば団体旅行が中心でしたが、やがて平成の頃から小グループや個人旅行が増えてきます。

いまだに地方の温泉地や観光地の旅館などへ行くと、団体客向けに最適化されたホテルや旅館が多く、宴会場がメインにデーンと構えていたり、お互いの部屋が行き来しやすいようになっている構造のところが多く、ひとりで泊まろうとすると結構戸惑います。

一方、添乗員が寄りそう旅行は、地元観光地、土産物屋、旅行会社などの多くの利害関係者が有象無象に関わるパック旅行で、便利で比較的安く(安く思える)、私のように「計画を立てるところからが旅行」と思わない人にはたいへん便利なものでしょう。

しかし団体行動が原則ゆえ、様々なトラブルや人間関係があり、そうしたことも含めて楽しめる人にとっては面白そうです。

★☆☆

【関連リンク】
 5月後半の読書 贖罪の街(上)(下)、ストロベリーライフ、最澄と空海、王国
 5月前半の読書 ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン、ゲーム・メーカー 沈黙の侵略者、漂流、JR上野駅公園口
 4月後半の読書 ひなた、宝島(上)(下)、パレートの誤算、権現の踊り子


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若者の自殺だけが悲劇ではない 2023/6/24(土)

1725
四代目市川猿之助が高齢の両親を巻き込んだ事件は心中(自殺)という結論に落ち着きそうですが、なかなか一般人にはわかりにくい構図で、本当のことを知っているのは生き延びた猿之助当人だけという不可解な決着となりそうです。

少し前の記事ですが、例年報告される年代別の自殺者数について下記のようなものがありました。

去年 全国で2万1881人がみずから命絶つ 児童・生徒は過去最多(NHK)
厚生労働省の発表した確定値によりますと、去年1年間に、みずから命を絶った人は全国で2万1881人となり、おととしに比べて874人、率にして4.2%増えました。
年代別では、50代が475人増えて4093人と最も多く、次いで、40代が3665人、70代が2994人などとなりました。
児童・生徒は、▽高校生が354人▽中学生が143人▽小学生が17人で、合わせて514人となり、統計がある昭和55年以降、初めて500人を超えて過去最多となりました。
(中略)
「去年10月に閣議決定した新たな自殺総合対策大綱では、特に子ども・若者への自殺対策の推進・強化や女性に対する支援の強化を掲げている。大綱に基づき、自殺予防教育の推進や子どもの自殺危機に対応するチームの構築など、関係府省などが連携し、総合的な対策を推進していきたい」と述べました。

毎度のことですが、自殺者対策をおこなうならば、そこじゃないでしょ?と思うわけです。

下記のグラフは、警察庁発表の年齢層別令和4年(2022年)年齢階級別自殺者数です。

年代別自殺者数グラフ

自殺者で一番多い年代は50代で全体の19%を占め、次が40代の17%です。この40〜59歳の中年層だけで全体の1/3以上(36%)を占めています。

40〜59歳と言えば仕事では現役バリバリで妻や子もいる世帯主も多く、その影響は家族のみならず社会にたいへん大きいインパクトがあると思われます。

自殺の原因、動機としては、健康問題や、働けど収入が増えない経済問題、そして中間管理職の悲哀を一番受ける勤務問題などが多そうです。

厚生労働省 2022年 自殺者数の推移(年齢、原因・動機別)PDF

そして40〜50代の次に続くのは、70代の14%、60代の13%で、この60〜79歳で全体の1/4以上(27%)を占めています。やっとリタイアしてホッとしたのもつかの間、健康問題や経済問題でリタイアできず、また生活苦に陥ってしまう高齢者の姿が目に浮かびます。

一方、いつもマスメディアで取り上げられる19歳までの自殺者数は全体のわずか4%、29歳まで拡大しても15%です。

人口構成上、70代以上の団塊世代や50歳前後の団塊ジュニア世代が他の世代よりも絶対数では多くなるということはありますが、何十年も前からおおよそこの年代別の自殺者数(率)はほとんど変わりません。

確かに若い人や子どもの自殺は社会的にショッキングでニュースになりやすいですが、だからと言って、中年以上の自殺はどうでもよいという話しにはなりません。

仮にも公平中立で年齢や性差、ましてや人の命に軽重があってはならないはずの政府やマスメディアは、上のグラフを見ても、「子どもの自殺増加が重要な課題だ」と言い切れるのでしょうか。

自殺者対策はまず中高年層の対策を最重点課題とすべきではないでしょうか?

そうしないと、せっかく民主党政権下で様々な対策や制度を作り、それまで無策だった自民党政権下で年間3万人を越えていた自殺者数を減らしてきた成果も、再び自民党政権下でまた上昇傾向で2万人を超え、世界の中で異常に多い自殺者数(率)は、今後も改善ができるとは思えません。

【関連リンク】
1581 コロナ禍で本当に自殺者は急増しているのか?
1504 交通事故死者数と自殺者の推移
1076 繰り返すな過労自殺


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出遅れた日本のEV戦略は巻き返せるか? 2023/6/28(水)

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EV車イメージ自動車業界は3年前まではEVへの転換一色だったのが、コロナとロシアのウクライナ侵攻によって少し風向きが変わってきたようです。

それでも自動車のEV化推進は必然の結果として、一部の環境よりも経済発展を急ぐ国を除きここ10〜15年のうちに一気に勧められていくことになりそうです。

そのEV化の流れにいまいち対応できていないのが日本の自動車メーカーで、様々な原因が言われていますが、やはり一番大きい理由は、1社で政治をも動かすことができる大トヨタ様がEV化にあまり積極的でないことがあるでしょう。

トヨタ様が完全EV化に積極的でない理由には、過去にHV(ハイブリッドエンジン)に並々ならぬ投資をしてきているため、それを回収するためその技術を少しでも長く使いたいことと、一気にEV化をしてしまうと、それまで一心同体で苦労をともにしてきた内燃機関エンジンやトランスミッション関連の子会社や関連会社、取引先などが路頭に迷ってしまうということもあります。

日本の経済や雇用もそうした無数の下請けや孫請けの製造業で成り立ってきたという経緯もありますから、闇雲に経済構造を急転換することもできず、手足を縛られてきました。

トヨタの社長が今年の4月に急に交代したのは、私の勝手な憶測では、内燃機関エンジンが大好きでエンジン車でレースやラリーにも出る豊田章男前社長では、ますますEV化の波に乗り遅れそうなので、ずっとシャーシや足回りの技術をやってきて内燃機関エンジンにはなんの興味も未練もない佐藤恒治新社長にEV推進を託したという構図かなと思いました。

閑話休題、すでに自動車業界はEV市場でニューカマー達がその覇権を競っています。その中には日本のメーカーは入ってきません。

EV世界販売、テスラが猛追のBYDを抑えて首位死守。日本勢は?(M&A Online)(PDF)
米環境ニュースサイトのCleanTechnicaによると、2022年1〜12月の電気自動車(EV)世界販売で、米テスラがトップを死守した。しかし、中国の比亜迪(BYD)がテスラを猛追しており、2023年は逆転される可能性が高そうだ。一方、日本勢は上位に食い込めず、出遅れ感が強まっている。

現在一般的にEVと言われているのは、BEV、HEV、PHEV、FCEVなどがあります。

BEVとはガソリンを使わず電気のみを使って走る車、HEVはエンジンとモーターと両方を持つハイブリッド車、PHEVは充電スタンドなど外部から充電できるハイブリッド車、FCEVは水素を燃料として発電し電気で動く車です。

しかし動力や発電に内燃機関エンジンを使うHEVやPHEVは純粋にEVとは言えず、燃料電池のFCEVはまだ台数が極めて少なく無視できるレベルです。

またEVではありませんが、トヨタが水素を燃やして動力を得る水素エンジン車のテストをおこなっていますが商用化の目処はまだたっていません。

純粋なEVと言えるBEV単独と、準EVのPHEVを含めたEV販売台数トップ5はそれぞれ下記の通りです。データ出典は、CleanTechnicaです。

2022年BEV 世界販売台数TOP5(企業グループ)
1 Tesla アメリカ 1,314,330
2 BYD 中国 913,052
3 SAIC 中国 671,725
4 Volkswagen Group ドイツ 571,067
5 Geely-Volvo 中国/スウェーデン 383,936
2022年BEV+PHEV 世界販売台数TOP5(企業グループ)
1 BYD 中国 1,857,549
2 Tesla アメリカ 1,314,330
3 Volkswagen Group ドイツ 831,844
4 SAIC 中国 724,911
5 Geely-Volvo 中国/スウェーデン 606,114

純EVではテスラと元々は電池メーカーの企業だった中国のBYDの一騎打ちという構図で、PHEVを含めると上位2社は変わりませんが、3位にドイツのフォルクスワーゲンが食い込んできます。

次に企業集団ではなく、メーカーブランド別のBEVとPHEVの世界販売打数順位を最新の2023年1月〜4月までの4ヶ月間で見たのが下の表です。

ブランド別 BEV+PHEV 2023年1月〜4月販売台数
01 BYD 中国 722,670
02 Tesla アメリカ 539,796
03 BMW ドイツ 132,169
04 Volkswagen ドイツ 124,575
05 GAC 中国 122,153
06 SGMW 中国 116,185
07 Mercedes ドイツ 100,488
08 Volvo スウェーデン 88,156
09 Changan 中国 82,156
10 LI Auto 中国 79,022
11 SAIC 中国 72,391
12 Geely 中国 72,354
13 Hyundai 韓国 68,532
14 Audi ドイツ 66,102
15 Kia 韓国 64,693
16 Jeep アメリカ 45,694
17 Peugeot フランス 42,835
18 Toyota 日本 41,460
19 Nissan 日本 40,697
20 Ford アメリカ 39,739

品質やデザイン、価格など総合的に日本車最高!と思っている日本人が多いと思いますが、いざEVを買おうとしたときにその選択肢は日本車にはほぼなく、海外メーカーの外国製ということになりそうです。

そして中国やアメリカ製だけではなく、ドイツや韓国製が幅を効かせていて、日本製は世界のBEV+PHEVの中では日本製のシェアはわずか2%とという少なさですから選べる範囲も限られます。

個人的には年齢からして長くてあと10年ぐらいしかクルマに乗らないと思いますので、内燃機関エンジン車で終われる可能性もありますが、いままだ40代以下の人のほとんどは、いずれEVを購入することになります。

その時に、果たして日本製の気に入った自動車が見つかるかどうか、現在の趨勢では疑問です。

三菱重工業の大型客船の造船から撤退し、続いて巨額の税金も投入されていた国産ジェットMRJや、H3ロケットの度重なる失敗など、近年著しく技術レベルを落としているのがわかりますが、やがてトヨタやホンダなど日本の自動車メーカーも同様に何をやってもうまくいかないという事態に陥らなければいいのですが。

【関連リンク】
1664 EVの出先での充電について
1617 2021年の車種名別販売ランキングとEV化
1505 日本のEVシフトは環境問題ではなく経済問題

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