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リストラ日記アーカイブ 2017年12月
読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。

日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです
1179 還暦がやってきた 2017/12/2(土)
1180 最近見た映画(2017年11〜12月) 2017/12/6(水)
1181 散歩道の春夏秋冬 2017/12/9(土)
1182 経済波及効果とはなんだ? 2017/12/13(水)
1183 12月前半の読書と感想、書評 2017/12/16(土)
1184 日本の便秘患者は1000万人 2017/12/20(水)
1185 著書のプロフィールについて 2017/12/23(土)
1186 12月後半の読書と感想、書評 2017/12/27(水)
1187 本年の日記納め 2017/12/30(土)

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還暦がやってきた 2017/12/2(土)

1179
今年還暦を迎えました。今までまるで他人事のように「高齢者」「老人」「老醜」「老害」と、いろいろと勝手なことを書いてきましたが、それに自分自身が加わることになります。

国連では60歳以上、世界保健機関 (WHO) の定義では65歳以上の人のことを高齢者と言い、日本の公的機関では65歳以上を前期高齢者という言い方をし、特に決まっていることではなさそうです。

世界はともかく、日本は長寿社会故、高齢者の定義は上記のように60歳ではなく65歳から入るというのが一般的だそうで、それはつまり国の都合で年金を満額もらってリタイアしてもいいよという年齢が65歳からになったからに他なりません。

ってことは、何年か後、年金がもし70歳からの支給と言うことになれば、高齢者というのは70歳以降と言うことになるのでしょう。25年前なら60歳は間違いなく高齢者でしたからね。

今年60歳になった人は146万人(男72万人、女74万人)ということで、団塊世代のピークの現在68歳の人達219万名から73万人(33%)も少ないのが特徴です。

年齢別人口

いわゆる団塊世代と団塊ジュニア世代の谷間で、しらけ世代とか言われている、目立たなく、上下の過激な世代に挟まれ、いつも損な役回り?をしてきた世代です。

年金の支給が60歳以降にという議論は1994年で、その時に老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢を2013年までに段階的に65歳引き上げが国会で決議されました。その後、2000年改正で、老齢厚生年金の報酬比例部分も2025年までに段階的に65歳への引き上げが決まります。

政治家にとって大票田の団塊世代に影響を及ぼさないようにうまく考えられています。そしてその影響は私たち世代がまず先頭に立って受けていくことになるわけです。

寿命(平均余命)が伸びてきているのと、(役人の無駄遣いのせいで)年金財政が厳しくなってきているので、仕方ないでしょうねぇ、、、日本人はアホな役人や政治家に対し、ほとんど怒らず冷静な国民で、これは世界に誇れる?ことかも知れません。さすがクールジャパンです。

さて、還暦ですが、「還暦(かんれき)とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ること。人の年齢について言う場合が多く数え年61歳(誕生年に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。」(Wikipedia)とあるように、人生にとってひとつの区切りにあたる年齢ですが、個人的には今のところ生活が大きく変化するわけでもなく、特に感慨はありません。

厄除け「十干十二支(じっかんじゅうにし)」とは、年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表す文字(漢字)で、紀元前17世紀頃と言う、とてつもなく古くから使われているものです。

十干が、甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)、十二支が、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)で、十干と十二支それぞれの組み合わせが60通りあり、それが生まれてから一巡するのが60歳ということです。

何千年もの間、廃れず、(漢字文化に限られますが)様々な生活の場面で使われてきたことからすると、必要以上に熱心になる必要はありませんが、こうした基準や言い伝えをバカにしてはいけません。

私も数え年42歳の厄年と、この60歳の厄年には厄除け祈願に行ってきました。これぐらいの年齢ってなにかと不幸が起きるもので、なにか予期せぬ不幸が起きたときに「厄除けに行っておけば良かった」と後悔しそうな心理にうまくつけ込んでいます。

ま、神社にとっては初詣とこの厄除け祈願は大きな収入源で、厄除けのお札にも数万円のものから、数千円までランク分けがあったりして、金儲けに走っているなぁって感じもしますが、それは仕方ないですね。

調べていて気がついたのは、厄除け祈願は通常数え年の60歳におこなうとされていますが、川崎大師など一部の神社では満年齢60歳で厄除け祈願をおこなうところがあります。

どこへ行くかは早めに決めて、その神社がどういう仕組みになっているかを知っておくと良いでしょうね。もっとも厄年以外に行ってもまったく問題はありません。

日本では過去の最高齢が117歳ぐらいですが、世界にはダブル還暦120歳(大還暦)を迎える人もいるわけですから、還暦でようやく人生の半分という人が実際にいるわけです。

今後医療技術が進むとますます寿命は延びていきそうです。果たして普通の人にとってそれがいいことなのかどうかはわかりませんが。


【関連リンク】
1102 あまり役には立たない曜日の話し
1101 厄除け祈願
1098 自分の寿命を選べるかという重い話し


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最近見た映画(2017年11〜12月) 2017/12/6(水)

1180
ミリオンダラー・ベイビー(原題:Million Dollar Baby)2004年 米

クリント・イーストウッドが監督、主演の映画で、元ボクサーの現在は老トレーナーでボクシングジムを経営している主人公と、貧困の中から努力してのし上がってきた女性ボクサーの栄光と挫折の物語です。この作品はアカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞を受賞しています。

もうひとりの主演の女性ボクサー役には1999年公開の「ボーイズ・ドント・クライ」でアカデミー主演女優賞を獲得し、この作品でも二度目の主演女優賞を得たヒラリー・スワンクで、彼女はこの映画の役どころと同様、子供の頃は貧困家庭で、トレーラーハウスで生活していたそうです。

日本でも老トレーナーと貧困の中から抜け出す「あしたのジョー」という漫画やアニメが有名ですが、ボクシングの本場アメリカでも、このようなボクシングで貧困から抜け出した成功物語は数多くありますね。

ただ、あと一歩で頂点に立てるというところで、相手の反則攻撃で不慮の事故に遭い、脊髄損傷、全身麻痺状態に陥ってしまうと言うのは泣けてきます。

それにしても、主人公の身体を張った活躍で貧困から抜け出せた家族は、観光気分でお見舞いにやってきたり、家の権利を移せとか非道なもので、悲しさを倍加させます。

クリント・イーストウッドが監督、主演では「グラン・トリノ」(2008年)もそうでしたが、最後は悲しい結末で終わる映画が多い気がします。

★★★


        

映画女優 1987年 東宝

原作は新藤兼人の「小説・田中絹代」で、日本映画界の大女優田中絹代の半生を描いた映画です。

その田中絹代は松竹の看板スターで、当時の松竹の幹部や、監督、俳優陣が多く登場しますが、この映画は東宝が制作している点がなにか面白いところです。もちろん現役当時、1950年代から東宝映画にも十数本出演はしています。

監督は「東京オリンピック」や「犬神家の一族」などの市川崑、主演の田中絹代役に吉永小百合、母親役に森光子、元松竹会長城戸四郎役に石坂浩二、映画監督溝口健二役に菅原文太、その他上原謙、岸田今日子、平田満、中井貴一、沢口靖子、横山道代などスクリーン界の大御所達が勢揃いした豪華な映画です。

戦前の1924年に14歳で映画デビューし、大部屋女優から努力とその美貌からやがて主演に抜擢されるようになっていきます。結婚もしますがうまくいかずにまもなく離婚、その後溝口健二監督と出会い、プロの女優として厳しい演技を求められ、役者として監督に言われたことを忠実に演技するだけの女優から脱却していきます。

映画業界も無声映画時代からトーキー、そしてフルカラー映画へと急速に変化していく中で、映画とともに成長し、またその限界も感じ取っていく姿が、栄光を極めたきらめくスターではなく、人間らしく描かれていてなかなか興味深いです。

そしてイタリアの映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のように、日本の映画界の古い歴史を知る上でもこの映画は価値があります。

亡くなったのは1977年ですが、晩年に出演した映画「サンダカン八番娼館 望郷」で、元からゆきさんの老婆役でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。この映画は30数年前に見ましたが、田中絹代の演技は主演の栗原小巻や高橋洋子を完全に食っていました。

★★★


        

HERO 2015年 フジテレビ、東宝など

木村拓哉主演のテレビドラマ「HERO」の第2期の映画版2作目です。監督は鈴木雅之、出演は木村拓哉、松たか子、北川景子などレギュラー陣に加え、シブい外務省官僚役で佐藤浩市なども加わっています。

この「HERO」は2001年に第1期がスタートして以降、テレビドラマも、2007年の第1期の映画も、この第2期の映画もすべて「HERO」というタイトルで、それだけではその作品を指しているのかわかりません。

踊る大捜査線 THE MOVIE」とか、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のように、タイトルを見ればすぐにテレビドラマか映画か、映画でも何作目かわかるようにはなっていません。なにかこだわりがあるのでしょうね。

ま、外国大使館員が関係したと思われる死亡交通事故の捜査で、治外法権の壁にぶち当たるというよくドラマであるパターンです。

当初は交通事故での死亡だったのが、暴力団組織との関係、外交特権を利用した麻薬の密輸へと発展していきます。

映画にするよりは、テレビドラマでも十分な内容ですが、日本の映画界ではアニメ以外ではアイドルをメインに持ってこなければなかなか成立しないという感じなのと、「踊る走査線シリーズ」が2012年に終わって、次のテレビ&映画でヒットを求めるフジテレビの思惑とがうまく結びついているのでしょう。

★☆☆


        

ジャッカル(原題: The Jackal) 1997年 米

一応は1973年の映画「ジャッカルの日」のリメイク作品とのことですが、「ジャッカル」という名前のスゴ技の殺し屋が出てくる以外、ほとんど共通している点はありません。

監督は「スキャンダル」(1989年)や、「容疑者」(2002年)などの英国出身のマイケル・ケイトン=ジョーンズで、出演はリチャード・ギア、ブルース・ウィリス、シドニー・ポワチエなど、主演級の豪華俳優を並べています。

元々の「ジャッカルの日」はテロ組織がフランスの大統領を暗殺しようとするフレデリック・フォーサイス原作の世界的ベストセラーになった一級の国際犯罪ミステリー小説でした。

この作品はチェチェン・マフィアのボスが、弟を殺された仕返しに、ジャッカルというニックネームの殺し屋に要人暗殺を依頼し、それをジャッカルを知る刑務所に収監中だった元IRAのスナイパーとFBIが手を組んで追いかけるというストーリーです。

組織的によく練られた計画でないとなかなか実行できそうもない犯罪を、ジャッカルはいとも簡単にひとりでやってのけるシーンがちょっと安直すぎて現実感には乏しい内容ですが、テンポが速く息つく暇もなく次々とスナイパー同士の追っかけ合いが緊迫して引き込まれます。

こうした凄まじいテンポの速さと、時々は息抜きのエンタメシーンとを織り交ぜるというのは、今の流行なのでしょうね。

個人的には、「ジャッカルの日」が衝撃的な小説、かつ忠実に原作を再現した迫力ある映画だっただけに、そちらに手を挙げざるを得ません。

★★☆

        

図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年 セディックインターナショナル

原作は有川浩のベストセラー小説で、2013年に「図書館戦争」として実写版の第1作目が製作され、これはその第2作目となります。

監督は第1作目と同じ「GANTZ」(2011年)や「デスノート Light up the NEW world」(2016年)の監督をした佐藤信介、出演者は岡田准一、榮倉奈々、栗山千明、石坂浩二、松坂桃李など。

第1作、2作とも防衛省、陸上自衛隊などが協力している、激しい市街戦の戦闘シーンがあるシリーズで現実性はまったくないものです。

この映画(小説)の元となっているのは、日本図書館協会の綱領である「図書館の自由に関する宣言」で、戦前の検閲や焚書に反対するために作られたもので、現代においても、思想の弾圧や、権力者に都合が悪い情報(書籍)などを発禁にしたり販売を差し止める目的で検閲されかねない危機感があります。

そうした図書の検閲に反対し、情報収集の自由や提供の自由を命がけで守ろうとするのが武装化した図書隊で、思想浄化をおこなおうとする権力と戦うというストーリーです。

徴兵制のある国ならば、よりリアルな戦闘シーンになるのでしょうけど、70年以上も平和を享受してきた国で、わずかな自衛隊員以外は、実弾を撃ったことがなく、戦闘訓練も受けたことがない柔な俳優陣とエキストラばかりですから、そりゃ迫力には乏しいです。

ちまたでおこなわれているエアガンを使ったサバイバルゲームのノリって感じでしょうかね。ってことで、小説やコミックの世界にとどめておいたほうが良かったのにと思います。

★☆☆


【関連リンク】
「関ヶ原」、「理想の彼氏」、「家族はつらいよ」、「博士の異常な愛情」
「きみがぼくを見つけた日」「陽のあたる場所」「招かれざる客」「武士の献立」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」、「ニューヨーク 冬物語」、「不思議な岬の物語」、「謎解きはディナーのあとで」


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散歩道の春夏秋冬 2017/12/9(土)

1181
年末進行ということもあり、ここのところ公私ともに忙しく、なかなかゆっくりと調べ物しながらブログを書くというのが難しく、、、というのは表向きの理由で、実は、書けない、書くことがない、、、一回お休みしたい、、、、

と本音はこういうことですが、それもあんまりなので、ここ10ヶ月近く手術した足の復活を願って今まで車やバイクで通り過ぎるだけだった近所の道を片っ端から歩き回り、ついでにいろんな写真を撮ってきたので、それをあげて日記に代えさせていただきます。

住まいは神奈川県で、詳細な場所は特に書きません。

【冬】
早咲き桜
桜

春一番で竹が大きくしなる
春一番

ポカポカ陽気に誘われヌコちゃんが政治談義などしている
猫の日向ぼっこ

八朔がたわわに実っています
八朔


【春】ーーー◆ーーー◆ーーー◆ーーー

しだれ桜

狭い道や上り階段もドンドン行く
狭い路地

ツツジ
ツツジ

つつじ寺

カモと亀が仲良く日向ぼっこ
カモとカメ

ばら苑
ばら苑

薔薇

線路の真下をくぐる道
線路の下

立葵(タチアオイ)
立葵


【夏】ーーー◆ーーー◆ーーー◆ーーー
紫陽花
紫陽花

花菖蒲
花菖蒲

まぶしい新緑と暑さを避けて日陰道
森の散歩道

うち捨てられたバイクが雑草と同化
廃棄バイク


【秋】ーーー◆ーーー◆ーーー◆ーーー
彼岸花
彼岸花

台風一過の用水増水
用水路

稲刈り
稲刈り

紅葉
紅葉

銀杏

紅葉

【関連リンク】
1132 歩数計とともに
1107 意外と楽しめる歩数計
1109 人工股関節全置換手術その後


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経済波及効果とはなんだ? 2017/12/13(水)

1182
大きなイベントや新しい施設が完成すると「経済波及効果は○億円に達します」という報道がされます。

東京五輪の経済効果、全国で32兆円(日本経済新聞 電子版)
東京都は6日、2020年東京五輪・パラリンピックが全国に及ぼす経済効果を発表した。大会招致が決まった13年から大会10年後の30年までの18年間で約32兆3千億円と試算。全国の雇用増加数は約194万人と見積もっている。

ラグビーW杯日本大会、経済効果は4000億円(JAPAN style 訪日ビジネスアイ)
来訪客による消費やスタジアム整備、雇用拡大など、直接、間接を含め数千億円規模に上るとみる。このうちEY総合研究所は約4200億円、日本政策投資銀行は2330億円の効果を試算。

広島カープ連覇経済効果350億円(産経新聞社)
中国電力(広島市)は22日、37年ぶりのセ・リーグ連覇を果たしたプロ野球・広島カープの地元での経済効果は、年間約350億円に上るとの試算を発表した。

鳥取砂丘のポケGOイベント、経済効果は18億円(産経新聞社)
県の算出によると、これによる経済効果は観光消費額(推計)が約13億円、PR効果(広告換算額)が約5億円で合計約18億円。

高層ビル以前から、主催者発表の「参加者数」と、この「経済波及効果(経済効果)」の数字は、どうも怪しい数字と思っていたので、ちょっと調べてみました。

一応、「経済波及効果」を求めるための算式はあるようで、一般に公表されている数字がそれらを元にはじき出されているのかどうか確かめようがありませんが、意外にも世界的にほぼ統一された計算式があります。

計算式などについては、この「経済波及効果の基礎知識(PDF)」(浜銀総合研究所)に詳しいので、根気のある人はぜひ一度のめり込んでみてください。

簡単にさわり部分の概略を書いておくと、

経済波及効果とは、ある産業に新規に需要が発生すると…
→その需要をまかなうため生産活動が行われる
→さらにその生産に必要な原材料が生産される
→さらにその生産に必要な原材料が…(繰り返し)

の「→」の部分の総額のことを指し、

言い換えると
「新規の需要の発生を満たすために、必要となる生産活動により発生する生産額の最終的(究極的)な合計金額」とのこと。

だそうです。
もっと単純にすると、「経済波及効果を推計する」=「生産誘発額を推計する」です。

但し、計算式は正しくても、そこに入れる想定数や、見込み値が計算する人によってまちまちで、したがって同じイベントの経済効果を算出しても大きく食い違ったものが出来上がります。

よくお役人が税金で大きな箱物を作る際に、来場者数や来館者数を、公営鉄道を敷く際には、利用者数を大幅に水増し?して、試算するのと同じようなものですね。

箱物が完成し、また役人が天下って幹部を務める第3セクターで電車が開通した後に、大きく当初の目論見と違った結果になるのは常です。

したがって、上記の「広島カープ連覇経済効果350億円」も、中部電力が公表した経済効果の数字は前年の優勝時を下回る350億円ですが、別の関西大の宮本勝浩名誉教授が試算した経済効果では400億円で前年の優勝時を上回ると試算(下記リンク)されています。前年の優勝時から下がると試算した中部電力と上がると試算した関大の教授と大きな食い違いです。

カープV、経済効果400億円規模 前年上回る(産経新聞社)

東京オリンピックの経済効果試算は割とどこも似た感じで、
上記記事の東京都試算 32兆円
日本銀行試算 30兆円
みずほフィナンシャルグループ リサーチ&コンサルティングユニット試算 30兆円
となっています。これは割と珍しいパターンでしょう。まさかこんなことにまで事前に談合があったとは思えないのですが、、、

再来年2019年に開催されるラグビーW杯日本大会の経済効果は大きく分かれてまして、EY総合研究所は約4200億円、日本政策投資銀行は2330億円の効果を試算していました。あまりにもその差は大きいですね。

ちなみに官公庁主導の大甘な経済効果を乱発し、霞ヶ関御用達シンクタンクと揶揄されていた新日本有限責任監査法人系列のEY総合研究所はプレミアムフライデー(死語?)の経済効果も5000億円超と過大に試算していたそうですが、なぜか今年6月には解散する羽目になってしまいました。

鳥取砂丘のイベントでは鳥取県は当初4億円の経済効果と発表していましたが、3日間のイベントを終わって、目標の4.5倍の18億円に達したと公表しました。

役所が最初に控えめに発表するなんて、珍しいパターンですね。きっと頭の良い民間のコンサルが入って、ニュース性のあるインパクトがある話題とするため仕掛けたっぽい感じです。その18億円という話題にNHK始め多くのメディアが大きく報道していたのでその目論見は大成功でした。

以上のように、経済効果という数字は、単なる主催側の思惑や希望が混ざった恣意的なものになりがちで(すべてとは言いません)、あまり信憑性があるものではありません。

でもマスメディアは薄々そうしたことを知っていながらも、記事を書いたりニュースで報道する際には、規模感がわかるデータを利用したがり、公表された数字に飛びついてしまうものなのです。

巨大な広さや量を示すときに、マスメディアは東京ドームの広さ何倍、何杯分と発表するのと同じです。日本中に東京ドームの広さをちゃんと把握している人なんてそうはいませんけど、とにかくでかいんだぞ!広いぞ!というためだけに使われます。

13年の世界のビール消費量は28年連続過去最高 東京ドーム約152杯分(Excitニュース)

そういうことを知っておいた上で、ニュースやテレビなどの報道を見ると、いかにいい加減で、どうでもよい報道を無理くり作って彼らがしているかがよくわかります。


【関連リンク】
1168 生産年齢人口
1083 大卒初任給の推移
1067 平均給与は下がり、税金や社会保障費の負担は増え続ける現実


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12月前半の読書と感想、書評 2017/12/16(土)

1183
蜩ノ記 (祥伝社文庫) 葉室麟

著者の名前は知っていましたが、一見するとキラキラネームなのでお若い作家さんかと思ったら、今年66歳になった団塊世代にかろうじて入るかどうかというベテラン作家さんです。

2011年単行本発刊で、2012年の直木賞において5回目の候補で本作で見事に受賞され、2013年には文庫化されています。最初虫偏の「蜩」を魚偏の「鯛」と読み違え「たいのき?」って記憶してしまい、それがいつまでも頭の中に残ってしまい困りました。虫偏の「蜩」は「ひぐらし」です。

この作品は2014年公開の同名映画の原作にもなりました。映画の監督は小泉堯史、主演は役所広司で、その他岡田准一、堀北真希、原田美枝子などが出演し、私もテレビ放送時に見ましたが、泣ける映画でした。

江戸時代の武家の話で、家老の筋がどうしたとか、前のお奉行がどうしたこうした、どこぞのお家の養子が大きくなって家督を継いだとか、とにかく家系や家柄がややこしくて、テンポの速い映画ではそのあたりよくわからず、細かなところはこの原作小説を読んで、あーなるほどと理解できたような次第です。

主人公は昔なじみだった藩主の側室と密通したという疑いがかけられ、10年間は蟄居し、藩史の編纂にあたり、10年後に切腹をするという罪を負わされています。

7年が経過し、切腹前に逃亡するのを防ぐため、監視役として城内で刀傷沙汰を起こした武士がその蟄居先へ送り込まれますが、その主人公の人柄や潔さに惚れ込んでしまい、どうして死罪を着せられてしまったのか、救う手立てはないものかと上司に逆らって奔走します。

そこのところは、映画では役所広司と岡田准一が見事に演じていましたね。

大スペクタル映画のように、派手なチャンバラシーンや騎馬の疾走シーンなどはほとんどありませんが、しっとりとした雰囲気は、大人が見て「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」を感じさせられる、原作に忠実にのっとった良い映画でした。

★★★


        

ハードラック (講談社文庫) 薬丸 岳

過去に「天使のナイフ」(2005年)、「刑事のまなざし」(2011年)を読み、お気に入りの作家さんのひとりになりつつあるところです。この作品は2011年単行本、2015年に文庫化されています。

少年や若者の残虐な犯罪に詳しい作家さんですが、この長編小説では派遣ぎりで仕事を失った25歳の若者が、再婚してデキのよい異母兄弟がいる母親の元には帰れず、居場所を失い、闇サイトで仲間を募って一発大きなことをしようと思っていたら、逆に利用されて大きな犯罪に巻き込まれていく物語です。

ちょっと都合よく闇サイトで人が集まったり、殺されても不思議ではない状況で、真犯人の汚名を着せられて生かされたりと考えにくい展開ですが、全体的に重苦しい雰囲気が流れていきます。

私の若いときには、社会に出ると正社員以外の働き方はまずなかったのですが、今は簡単に入れるフリーターとかアルバイターと言って非正規の派遣や季節工員など、様々な働き方があります。

そうした働き方はダメとは思いませんが、あくまで一時しのぎであり、それに慣れてしまうとずっとそのままでいいと思い込んでしまうリスクがありそうです。

結果、主人公のように、派遣切りで住まいを失い、安い漫画喫茶で生活するようになり、ますます就職ができなくなっていく悪のスパイラルに陥っていくことになります。

小説では、最初のうちは怠惰でどうしようもない青年が、凶悪犯罪に巻き込まれ、しかも自分が主犯となって指名手配になってしまうという事態になり、人が変わったように、警察の追跡をかわし、様々なヒントから真犯人探しをしていく成長のストーリーで多少は重苦しい話しが和らぎます。

それにしても最後の結末は、ちょっと驚きでした。

★★☆

著者別読書感想(薬丸岳)

        

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫) 白川紺子

2015年刊の小説(ライトノベル)で、「下鴨アンティーク アリスと紫式部」(2015年)の続編です。

このシリーズはいずれも短編集で、この作品には「ペルセフォネと秘密の花園「杜若少年の逃亡」「亡き乙女のためのパヴァーヌ」「回転木馬とレモンパイ」の4編が収録されています。

登場人物はほぼレギュラーが決まっていて、旧華族の洋館に住む主人公の女子高生、野々宮鹿乃(かの)、その兄で古物商を営む野々宮良鷹、良鷹と学生時代の同級生で同じ家の離れに同居する現在は大学の准教授の八島慧の3人。

祖母が遺した大量の和服など着物のうち、訳ありのものが蔵に収められています。その訳ありというのが、いずれもミステリアスないわくつきの謎があり、それの謎を解くことで元の着物に戻すというワンパターンの繰り返しです。

ワンパターンだから飽きる?

全然そういうことはなく、様々な趣向を凝らして、それぞれがミステリアスな面白い物語に仕上がっています。

女性向けの小説ということらしいですが、男性が読んでも十分に楽しめるお気に入りの小説です。

★★☆

著者別読書感想(白川紺子)

        

下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫) 白川紺子

2016年刊のアンティーク着物シリーズ第3弾で、「金魚が空を飛ぶ頃に」「祖母の恋文」「山滴る」「真夜中のカンパニュラ」の4編が収録されています。

感想は上に書いたのと特に変わりありませんが、レギュラー登場人物の3人の他、アンティークな着物や古物品に絡んで何人かが出てきます。これらの人々にもそれぞれ魅力があっていい感じです。

和服のことについても少しはうんちくが語られますので、それらの雑学にも詳しくなります。

また話しの流れから、主人公の女子高生鹿乃と、離れで同居している兄の友人慧とのロマンスも今後進んでいきそうです。ハーレクインなどロマンティックな小説好きにはこれからの展開が楽しみでしょう。

このシリーズは著者も書きやすいのか、立て続けに4弾、5弾、6弾まで出ています。アイデアが次々とあふれ出ている感じで、結構なことです。

続編は、
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ」(2016年)
下鴨アンティーク 雪花の約束」(2016年)
下鴨アンティーク 暁の恋」(2017年)
下鴨アンティーク 白鳥と紫式部」(2017年)
となっています。

引き続き続編も読むか?と聞かれると、ちょっと今はバランスも考えて、他の著者の本をもっと読みたいので、当面はいいかな。

★★☆

著者別読書感想(白川紺子)


        

マンション格差 (講談社現代新書) 榊淳司

著者は「マンションは日本人を幸せにするか」(2017年)、「新築マンションは買ってはいけない!! 」(2016年)、「やってはいけないマンション選び」(2015年)などタイトルだけ変えた?って思えそうな新書を何冊か出版されている55歳の住宅ジャーナリストで、この新書は2016年刊です。

読んだのはこの1冊だけですので、他のマンション本はどうなのか知りませんが、この本だけで言うとさすがに業界に詳しい人だけあって、マンション業界の裏事情や悪しき慣習など、面白く読めました。

私の場合、30年ぐらい前に中古マンションを購入し、5年ほどに現在の一戸建て住宅に移ってきたので、マンション価格がどうなろうと関係ないですが、これからマンションでも買おうかという人は、一度は目を通しておいたほうが良さそうな内容です。

目次(章立て)を書いておくと、

第1章 マンションのブランド格差を考える―最初に格差をつけるのはデベロッパー
第2章 管理組合の財政が格差を拡大させる―大規模修繕工事「割高」「手抜き」の実態
第3章 価格が落ちない中古マンションとは―市場はいかにして「格付け」するのか
第4章 マンションの格差は「9割が立地」―将来性を期待「できる」街と「できない」街
第5章 タワーマンションの「階数ヒエラルキー」―「所得の少ない低層住民」という視線
第6章 管理が未来の価値と格差を創造する―理事会の不正は決して他人事ではない
第7章 マンション「格差」大競争時代への備え―賃貸と分譲を比較検討する
特別附録 デベロッパー大手12社をズバリ診断

実社名で結構辛辣なことも書いてあったりしますので、それなりに面白く、参考になります。

私が中古マンションを買った時(30年ぐらい前)は、時代が違うと言うこともありますが、まったくこの本に書かれていることとは逆だったように思います。

つまり、「マンションの評価は立地(駅近)で決まる」と言うことですが、私は首都圏郊外でありながら、最寄りの駅(私鉄)までバスで15分、徒歩は無理でした。また施工会社も大手ディベロッパーではなく、いわゆる「長谷工プロジェクト」物件だったなど。

それでも入居前には無料で内装をリフォームしてもらって、5年間住みましたが、環境も良く、地震でもほとんど揺れず(震度3ぐらいでも気がつかないほど)にしっかりしていて、バブルもはじけた後でしたが、子供が増えて一軒家に買い換えするときには、買った値段よりもだいぶんと高く売れました。タイミングがラッキーだったんですね。

そういうことを考えると、売り買いするタイミングというのは重要で、いまこうだからというのはあまり重要ではないのかも知れません。高齢化や人口減少と確実にやって来る事実だけで、今後その地域の不動産がどうなるのかっていうのもあまり信用がおけません。

高齢者が増えて、郊外の街も老朽化していくというのは事実でしょうけど、緑が少なく人で溢れている都会には住みたくないというファミリー世帯がまだまだ多いのも事実で、30〜50年先ならともかく、巨大な災害に襲われない限り、10年やそこらで街が大きく変わるって事もなさそうです。

★★☆


【関連リンク】
 11月後半の読書 死都日本、天国旅行、湖水に消える、体を壊す10大食品添加物
 11月前半の読書 ブラックボックス、老後に本当はいくら必要か、夢を売る男、ふくわらい
 10月前半の読書 秘められた貌、ウルトラ・ダラー、創造力なき日本、海の見える街


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日本の便秘患者は1000万人 2017/12/20(水)

1184
恥ずかしながら、20年ほど前からずっと便秘気味で、最初のうちは一般市販されているザ・ガードやコッコアポなど整腸剤的な便秘に効くと言う薬をいろいろと試していましたが、それらは気休め程度にしかならず、つらい思いをしてきました。

トイレひどいときには毎日3食もりもり食べていても、5日程度お通じがなく、下腹がふくれたような重苦しい感じというか、その前に精神上とってもよくありません。トイレで出そうと思って何十分と頑張ってもまったく出ないのですから、、、

そして何日目かで、ようやく腸が音を上げて、出てくるときにはもうそりゃコッチコチに固まっていて、事実、まるで木の棒のようになっています。これをひねり出すのがまた痛いのです。

数回、あまりにも出ないので、刺激性の浣腸(刺激性便秘薬)を使ってみたことがありますが、即効性で良いのですが、正直身体には悪そうで、また、その後もそれがないと出なくなってしまう恐れがあり、できるだけ使わないようにしていました。

当然ですが、便秘に良いと聞いたり読んだことは実践し、繊維質の多い食品や乳製品などをできるだけ食べる生活をし、もちろん身体を動かすこともしていました。

でもダメなんですよね〜

あるとき、風邪かなにかで内科の医者にかかったとき、「この薬を飲むと便秘になりがちなので、便を軟らかくしてくれる薬も一緒に処方しておきます」と言われ、その時にもらったのが「マグラックス錠」です。副作用は刺激性便秘薬と比べると少ないそうですが、医者の処方が必要です。

この「マグラックス錠」がめちゃ効くのですね。しかも薬としては異常に安いし。

決して便を出すための薬ではなく、便に水分を取り込んで柔らかくしてくれる薬(非刺激性便秘薬)で、便が軟らかければ何日か経った便でも出すのに苦労はしません。

時々は下痢気味になることはありますが、便秘持ちの人にとって下痢をするというのはむしろ喜ばしいぐらいです。

その後、医者に事情を話して最大量1日3回90日間分(つまり270錠)の処方箋を書いてもらい、それを大切に(笑)、1日1錠ずつ飲み続け、なくなったらまた処方箋を書いてもらうを繰り返してきました。

但し、マグラックス錠は昨年2016年に販売中止(製品名変更)となり、同種の製品としてマグミット錠酸化マグネシウム錠ヨシダとなっています。

マグラックス錠やマグミット錠は医者の処方箋がないと買えませんが、最近?ではマグネシウムを主成分とした、マグラックス錠とほぼ同じ成分の市販薬が出ています。

3Aマグネシア(フジックス)
酸化マグネシウムE便秘薬(健栄製薬)
錠剤ミルマグLX(エムジーファーマ)
スラーリア便秘内服液(ロート製薬)


などが製品名です。

昨年の10月頃からテレビCMでも「便秘薬には刺激性と非刺激性があること知ってました?」というような宣伝が流れていますが、それが「酸化マグネシウムE便秘薬」のCMです。

私の場合、この手の薬は処方薬しかないとずっと思っていましたので、このCMを見て、同種のものが市販されていると初めて知りました。

健康保険を使って医者の処方薬を買うか、市販薬を買うか、どちらがお得(処方薬には保険が適用されますが、その代わりに別途医者の診察代や処方箋代が必要)になるかはわかりませんが、軽い便秘の人はまず市販薬でお試しできるから良いですね。

またもし内科のかかりつけ医がいれば、便秘の話しをして、マグミット錠などを処方して欲しいと頼めば、それほど危険な薬ではないので、たいていは軽くOKしてくれます。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

あと、治療に役立つ「慢性便秘症診療ガイドライン2017」という書籍があります。発行は一度聞いただけでは絶対に覚えられない「日本消化器病学会関連研究会慢性便秘の診断治療研究会」です。

そのガイドラインについて記事が出ていました。

解消に効果とされた食物繊維やヨーグルトが実は…(産経新聞社)
便秘に悩む人は60歳までは男性よりも女性が多いが、加齢とともに男性の有病率も増加、80歳以上では男性が女性を上回る。高齢化が進む中、日本の便秘「患者」は1千万人以上いるとみられている。
(中略)
ヨーグルトなどのプロバイオティクスや食物繊維の摂取、腹壁マッサージは、手軽にできる便秘対策としてよく知られている。ところが、ガイドラインでは、これらの方法は、積極的に勧めるほどでない「弱い推奨」にとどまっている。
(中略)
運動や腹壁マッサージも、科学的根拠のレベルは低い、としている。コストがかからず副作用もないので、中島教授も「やらないよりはやった方がいい」とするが、「プラス効果はあまり期待できない」とのことだ。他に大黄やセンナ、アロエなどの生薬は、飲み続けると大腸にトラブルをきたすことから、ガイドラインでは「長期間の使用は避けるべき」としている。

この「慢性便秘症診療ガイドライン2017」は、主に医療関係者向けですが、20年以上便秘に悩まされてきた者として読んでみたい気もします。


【関連リンク】
1028 グルコサミンとコンドロイチンを飲み続けた結果
1005 泉質による温泉健康法
1002 その後の糖質制限ダイエット効果


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著書のプロフィールについて 2017/12/23(土)

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新書などの書籍の見返し部分には、著者プロフィールが書かれています。私はよく知らない人が書いた新書を買うときはそのプロフィールを先に読むことが多いのですが、その理由は著者の年齢や背景を知っておくことで、なぜそういう考え方をするかなど参考になるからです。

新書各種例えばリクルート出身者はリクルート社の育成プランで育ってきた独特のバックグラウンドがあり、また外資系コンサルファーム出身者もそうした独特の感性や考え方があり、恐ろしいほど画一化されています。

そうした中でも、起業して商売気たっぷりの、いかにも意識高い系の人達のプロフィールは見事なまでの自己満足に酔いしれたキラキラしたプロフィールが本人の手により書かれます。

大学を卒業してもう何十年も経っていても、ハーバードやオックスフォード、東京大学や慶応大学出身者は必ずその学歴を入れたがります。

たぶんそうしたブランド大学名は、自分にとっての誇りであり、なにかにつけ自慢したいのでしょう。そんなに長期間にわたって効果?が発揮できる学歴っていいですね(皮肉です)。

ちょっと考えればわかりますが、よほどの大物や世界的に著名な人でなければ、書籍に入れる自己プロフィールは、出版社から求められ、概ねその全部または大部分を自分で書くことになります。下書きを誰か別の人に頼んだとしても、まったく本人の目を通さず、無断でそのまま掲載されるということはあり得ません。

つまりプロフィールには本人の強い意志やメッセージが込められているのです。

そして面白いのは自分が書いているのに関わらず、その文章は第三者視点のようにして書かれていることです。

ブランド大学名、留学先の大学、社会人になって有名な大手企業勤務した経歴、活躍して社内表彰されたことや、何千人も関わっているような大きなプロジェクトで、さも自分が主体的な立場で関わったみたいに書いてあったり、独立後には聞いたこともないようなマイナーな賞の受賞歴や、起業したり経営してきた企業の数々(倒産したり問題を起こした会社は含まず)、など豪華絢爛な妄想プロフィール満載で、その人の感性と自慢したいツボをよく知ることができます。

新書では、大学教授かフリーランサー(零細企業の経営者)、成功した企業経営者が書くことが多く、その場合は、新書を売ること以上に、自分が手掛けるビジネスや研究に興味を持ってもらいたいという強い欲求がプロフィールに散りばめられています。いわゆる新書やそのプロフィールは盛った名刺代わりってことですね。

ちなみに最近、国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から、補助金約4億3100万円を不正に受給したとして逮捕された、齊藤元章容疑者(2017年12月23日現在)の著書のプロフィールはこんな感じです。

研究開発系シリアルアントレプレナー。医師(放射線科)・医学博士。1968年、新潟県生まれ。新潟大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科卒業。東京大学医学部附属病院放射線科の2年間の研修期間修了後、大学院入学と同時に学外に医療系法人を設立して研究開発を開始。3年後の1997年に米国シリコンバレーに医療系システムおよび次世代診断装置開発法人を創業。300名の社員を登用して世界の大病院に8000以上ものシステムを納入。2003年には米インテルのアンドリュー・グローブ会長とクレイグ・バレット社長兼CEO(当時)の推薦で、日本人初のComputer World Honors(米国コンピュータ業界栄誉賞)を医療部門で受賞。東日本大震災を機に、海外での研究開発実績と事業経験を日本の復興に活かすために拠点を日本に戻す。これまで研究開発系ベンチャー企業10社を創業し、累計売上額は1000億円を超える。自ら発明して出願した特許は50件を数え、現在はスーパーコンピュータ技術を開発する株式会社PEZY Computing代表取締役社長、株式会社ExaScaler創業者・会長、UltraMemory株式会社創業者・会長を務める。

どうです。もうキラキラ満載してますね。本人がこれを必死に考えて書いているところを想像してみてください。たとえすごくいい人であったとしても、笑えますでしょ?

アメリカ的な感覚で言えば、こうした過去の業績を盛りに盛って書くのが普通とも思えますが、私は昭和の日本人らしく、シンプルで控えめに現状の立場だけが書かれたプロフィールが好きです。

十数年前、何十年も前に卒業した大学や、そこで研修したことなんてどうでもいいじゃない?って思ってしまいますが、さてどうなのでしょう。

多くの新書を出している他の人のプロフィールをちょっとのぞいてみましょう。

齋藤孝
1960(昭和35)年、静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』『雑談力が上がる話し方』などのベストセラーをはじめ著作多数。

高橋源一郎
1951年生まれ。1981年『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長篇小説賞優秀作受賞。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞受賞。2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞受賞。著書に『ニッポンの小説』、『「悪」と戦う』、『恋する原発』他多数。

中川淳一郎
1973(昭和48)年東京都生まれ。ネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』等。

成毛眞
1955(昭和30)年北海道生まれ。中央大学卒。自動車部品メーカー等を経て日本マイクロソフト株式会社入社、1991年同社代表取締役社長。2000年に退社後、インスパイア設立。早稲田大学客員教授ほか書評サイト「HONZ」代表を務める。著書に『これが「買い」だ』等。

養老孟司
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。1962年東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、2017年11月現在東京大学名誉教授。著書に『からだの見方』『形を読む』『唯脳論』『バカの壁』『養老孟司の大言論I〜III』など多数。

ま、常識的にはこれぐらいの量と内容が標準的なものではないでしょうか?

学歴を入れるかどうかは人によって分かれるところです。特に大学教授の場合は入れるケースが多そうです。

でも現役ビジネス界の人やジャーナリスト、作家の場合は、出身大学や課程などどうでもよくて、それよりも過去の著作物を入れた方がマシという感じがします。

いずれにしてもキラキラプロフィールは、自分に自信がないものだから、せめて言葉で盛りに盛ってPRしようとむなしい努力をしているということで、好ましく思わないのです。


【関連リンク】
1093 2016年に読んだベスト書籍
993 2015年に読んだベスト書籍
539 コンサルタントという職の謎


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12月後半の読書と感想、書評 2017/12/27(水)

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新訂 福翁自伝 (岩波文庫) 福沢諭吉

ネット上のお勧め本のリストを見て購入してはみたものの、約2年半ほど読まずに本棚の肥やしとなっていましたが、別のところで「この本はめちゃ面白い!諭吉ってファンキーで生き方がロックだ!」という絶賛?する評判を聞きおよび、暮れの忙しいときに読み始めました。

この本のことはWikipediaには「1898年(明治31年)7月1日から1899年(明治32年)2月16日まで計67回にわたって「時事新報」に掲載された。単行本は1899年(明治32年)6月15日に刊行。今日でも慶應義塾大学では毎年、新入生に配布されている」と書いてあります。

福沢諭吉の幼少時から、長崎でオランダ語に出会い、洋書が読みたいけどお金がないので、人の洋書を借りて丸写しした話し、大阪で緒方洪庵に師事していた貧しい頃の話し、江戸へ出てから得意だった語学力を生かしてアメリカやヨーロッパ視察へ、幕府の公費でちゃっかり参加したり、その後も尊皇攘夷まっただ中の江戸幕府の中で通詞や翻訳の仕事をし、そして慶応義塾の創設へと話題は移っていきます。

彼が生きた時代は、江戸時代から明治時代へと変わる、まさに西郷隆盛や坂本龍馬など英雄が群雄割拠した時代ですが、彼自身は政治に関心がなく、進んだ西洋文化を取り入れて、世界に通用する日本人の教育にひたむきでまっしぐらに突き進んでいきます。

日本人は、毎日のように福沢諭吉のご尊顔を見るとはなしに見ていながらも、「慶応大学の創設者」「学問のすゝめ」ぐらいしか知りませんが、どうして彼が西洋文明に憧れ、周囲の反対や、ひとつ間違えば西洋かぶれと佐幕派から命を狙われても信念を曲げなかったかよくわかります。

また求められても政治からは一歩距離を置き、学問の道をひたすら進む姿は、その人の誠実さと頑固さがうかがえます。

後半には慶應義塾が現在の三田に本拠を置くことになった理由など、その時代の変化に応じ、うまく経営者として渡り歩いたことも自身の口述により明らかにしています。

私は慶応義塾とはなんの関係もない人間ですが、福沢諭吉という江戸末期から明治維新前後の日本人教育と西洋化に対して大きな役割をもった人なんだなということをあらためて知ることができました。

私が読んだのは「新訂 福翁自伝」の岩波文庫版ですが、旧仮名遣いなども残り、しばらく慣れるまでに苦労しました。しかも文字がちっちゃくて老眼の目にはこたえます。

岩波書店以外から現代語訳 福翁自伝なども出ていますので、とっつきやすいのはそちらかも知れません。

★★★


        

インフェルノ(上)(中)(下)(角川文庫) ダン・ブラウン

天使と悪魔」(2000年)、「ダ・ヴィンチ・コード」(2003年)、「ロスト・シンボル」(2009年)と続いてきた「ラングドン・シリーズ」の第4作目で、2013年に単行本が発刊されています。日本の文庫版は2016年発刊です。

映画でもこの作品は2016年にトム・ハンクス主演で製作公開されています。

まず冒頭に「この小説に登場する芸術作品、文学、科学、歴史に関する記述は、すべて現実のものである。」と書かれているように、「ダ・ヴィンチ・コード」始め、実際に存在する様々な絵画や彫刻、古代遺跡や教会などをテーマにした謎解きと冒険譚が主題となります。

今回はある天才遺伝子工学者が、人口爆発による地球滅亡を防ぐため、ある特殊なウイルスを開発し、それを時限装置で広めようとしていることがわかり、それを阻止するために主人公の大学教授がWHO(世界保健機構)から緊急呼び出しされます。

誰が味方で誰が敵かわからないという中で、イタリア、トルコの有名観光地を走り回り、ウイルスが仕掛けられた場所を遺されたヒントを解きながら探し回ります。

展開が速く退屈はしないのですが、とにかくこの人の作品は芸術作品やその制作者のうんちくとか歴史的背景の説明などが加わり、長いのがネックです。勉強になり、もし今後観光に行くとしたら参考になると思うのですが、、、

でもこれを読むと、フィレンツェやヴェネチアなどへ一度は行ってみたくなります。観光客を呼び込みたい日本政府観光局は、著者にお金を積んででも頼みこみ、世界に通用する日本の古代史や作品のベストセラー小説を書いてもらうべきでしょうね。

★★☆

著者別読書感想(ダン・ブラウン)

        

定年後 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) 楠木新

私と同世代(私より年齢は2つ上)の方が書いた2017年刊の定年本で、過去に読んだ数多くある団塊世代向けの定年本となにが違うかな?と買って読んでみました。

元大手生保会社勤務ということで、定年後の雇用延長制度の充実や退職金の額は日本の企業の中でもトップクラスだと思いますが、やはり文中に出てくる先輩の話しなどをみると、とても恵まれているなぁということがわかります。

ま、そういうところをうらやんでも仕方ないのですが、なかなかそうした一流大手企業出身者の話しというのは中小零細企業を渡り歩いてきた下々の人にとっては、あまり参考にならないことが多くあります。

ただこの本が救われるのは、そうした大手企業出身者の体験談だけではなく、様々な職業、勤務形態の人にヒアリングをしてまとめてあることでしょうか。

団塊世代サラリーマンのように60歳から年金が支給され、また退職金も規定通りに支払われるという恵まれた定年後ではなく、いままさに起きているのは、65歳からの年金支給まで、どうやって生活費をまかなっていくかというのが喫緊の課題です。

それ以上に著者は、自分がうまく物書きとして定年後充実した生活が送れている事を引き合いにし、定年後になにをすべきか?という課題をテーマに置いています。

定年後に働かずに家に引きこもるというのは、それこそ親の遺産や過大な退職金を得た場合など以外、通常できません。引きこもりたくたくてもできないのがいまの定年なのです。

そのあたりに、ちょっと恵まれている筆者との温度感は感じますが、少なくとも団塊世代に向けた定年後読本と比べると、より実態に近い感はありますので、参考になることもあります。

★★☆


【関連リンク】
 12月前半の読書 鯛ノ記、ハードラック、下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ/祖母の恋文、マンション格差
 11月後半の読書 死都日本、天国旅行、湖水に消える、体を壊す10大食品添加物
 11月前半の読書 ブラックボックス、老後に本当はいくら必要か、夢を売る男、ふくわらい


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本年の日記納め 2017/12/30(土)

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本年もお世話になりました。
明日1日を残して今年も終わります。このリストラ日記も本年は今日で書き納めです。

「リストラ天国」日記はリストラされて無職のまま漂っていた2002年3月にスタートし、その後、紆余曲折はあったものの、再就職を果たして10数年が経過、さすがにもうこの日記に「リストラ」を冠するのには無理があると思いますが、ただ面倒で名称を変えなかったというのが一番の理由で、他意はありません。

元々、雇用に関わる仕事に長く勤めてきた経験があり、現在はそれに関わっていませんが、そうした過去の経験からリストラや再就職、雇用問題に少しでも関わり続けたいという気持ちからなんとなく続けてきました。

しかしさすがに、無職時代とは違って日々の仕事や生活に追われ、現在は主たるテーマの「リストラ」からほど遠い、読書感想や日常の話題、感想が中心になっています。

ただ、思うところを書くことで、資料を調べたり、グラフ化してみたりして、自分の勉強となり、また昭和生まれで本が癒やしになる活字中毒者でもあり、書いて読む、読んで書くを繰り返すことに根拠のない意義と使命を見いだしています。

さて、2017年、今年1年間で私の中で一番印象に残ったことと言えば、、、

3年ぶりに趣味でもあるクルマ(中古車)を乗り換えたことでしょうか、、、
いやいや、昨年に続き、全身麻酔で股関節手術をおこなったことかな、、、
60歳という節目を迎えたことかなぁ、、、

仕事では特に大きな変化は起きなかったものの、いよいよ60歳定年(再雇用制度あり)に突入し、あとは野となれ山となれって気になったこととか、、、

3人の子供達はみな社会人となり、それぞれの道を進んでいますが、今のところそれ以上に新しい家族が増えたりはせず、「日々淡々と平穏に過ごす」というのが実感です。

60歳の誕生日を迎えると、企業年金の満期お知らせやらが届き、いよいよ企業人としての引退が近いなと思い知らされます。

しかし、少なくとも公的年金(の一部)がもらえる63歳まで、できうれば年金がフルでもらえる65歳までは働かなくては、いきなり生活が立ちゆかなくなります。ただ今はこれからの老後のことについてはあまり考えたくない複雑な心境です、、、

とにかく、ここ2年ほどは、変形性股関節症の足の調子が悪かったせいで、好きな旅行も控え、あまりよい思い出を残せていません。3年連続していた東北方面への長距離ドライブも、昨年と今年は行けませんでした。

その他で、今年一番の大きな買い物と言うと、上にも書きましたが、5年落ちの中古で買ったクルマの購入費用が最高で、それも前車(3年落ちの軽)を下取りに出したので、少しの差額だけを支払い、たいした買い物でもありません。

それ以外の大きな出費としては、入院・手術費用ぐらい。そして12月には13年間使ってきた洗濯機が壊れ、修理も考えたけど、来てもらうまでに時間がかかりそうだったので新調したぐらいです。

それならさぞかし貯金も貯まったかと言うと、あにはからんや、小物を通販でポチポチしているものだから、宵越しの金は持たぬ!と決めたわけではないのに、稼いだ金はみな綺麗に消えてしまっているという、貧者スパイラルにすっぽりはまっている感じです。

貧しくとも、健康な身体と安定した仕事があるならともかく、そんなものはこの世にないと決めてかかっているので、こりゃ、貧困老人まっしぐらか?

などと、愚痴っぽくなりましたが、なんだかんだと言いながらも、中古だけど好きな車を買って、全身麻酔のリスクもある大手術?を受けて無事に生還しているわけで、これは不幸とは言えず、今年1年無事だったことを感謝しなければなりません。年始早々に厄除けにいったおかげと言うことにしておきましょう。

さて、これから残りの年賀状を書いて、大掃除して、お正月飾りを準備して、おせち料理の素材を買いに行ってと、これからまだまだやることがいっぱいあるので、このへんで今年の日記は締めさせていただきます。

来年の日記書き初めは1月3日(水)の予定です。

またご縁があれば来年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。


【関連リンク】
1087 日記で1年を振り返る2016
986 日記で1年を振り返る2015
882 今年も終わってしまうが新しい年はいい年になるのか?

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