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白川紺子 SHIRAKAWA KOUKO 既読書籍
003 | 下鴨アンティーク祖母の恋文 | ||
002 | 下鴨アンティーク回転木馬とレモンパイ | 001 | 下鴨アンティーク アリスと紫式部 |
生年未公表。三重県出身。同志社大学文学部卒業。2011年12月に154回Cobalt短編小説新人賞に入選の後、「嘘つきな五月女王(メイ・クイーン)」で2012年度のロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ 〜五月祭(メイ・デイ)の求婚〜』にて、2013年にコバルト文庫よりデビュー。(Wikipediaより引用 2022年) |
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003 | 下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫) | 2016年刊のアンティーク着物シリーズ第3弾で、「金魚が空を飛ぶ頃に」「祖母の恋文」「山滴る」「真夜中のカンパニュラ」の4編が収録されています。 感想は上に書いたのと特に変わりありませんが、レギュラー登場人物の3人の他、アンティークな着物や古物品に絡んで何人かが出てきます。これらの人々にもそれぞれ魅力があっていい感じです。 和服のことについても少しはうんちくが語られますので、それらの雑学にも詳しくなります。 また話しの流れから、主人公の女子高生鹿乃と、離れで同居している兄の友人慧とのロマンスも今後進んでいきそうです。ハーレクインなどロマンティックな小説好きにはこれからの展開が楽しみでしょう。 このシリーズは著者も書きやすいのか、立て続けに4弾、5弾、6弾まで出ています。アイデアが次々とあふれ出ている感じで、結構なことです。 続編は、 「下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ」(2016年) 「下鴨アンティーク 雪花の約束」(2016年) 「下鴨アンティーク 暁の恋」(2017年) 「下鴨アンティーク 白鳥と紫式部」(2017年) となっています。 引き続き続編も読むか?と聞かれると、ちょっと今はバランスも考えて、他の著者の本をもっと読みたいので、当面はいいかな。 ★★☆ 12月前半の読書と感想、書評 2017/12/16(土) |
002 | 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫) | 2015年刊の小説(ライトノベル)で、「下鴨アンティーク アリスと紫式部」(2015年)の続編です。 このシリーズはいずれも短編集で、この作品には「ペルセフォネと秘密の花園「杜若少年の逃亡」「亡き乙女のためのパヴァーヌ」「回転木馬とレモンパイ」の4編が収録されています。 登場人物はほぼレギュラーが決まっていて、旧華族の洋館に住む主人公の女子高生、野々宮鹿乃(かの)、その兄で古物商を営む野々宮良鷹、良鷹と学生時代の同級生で同じ家の離れに同居する現在は大学の准教授の八島慧の3人。 祖母が遺した大量の和服など着物のうち、訳ありのものが蔵に収められています。その訳ありというのが、いずれもミステリアスないわくつきの謎があり、それの謎を解くことで元の着物に戻すというワンパターンの繰り返しです。 ワンパターンだから飽きる? 全然そういうことはなく、様々な趣向を凝らして、それぞれがミステリアスな面白い物語に仕上がっています。 女性向けの小説ということらしいですが、男性が読んでも十分に楽しめるお気に入りの小説です。 ★★☆ 12月前半の読書と感想、書評 2017/12/16(土) |
001 | 下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫) | 2013年デビューの作家さんで、主に女性向けライトノベルを書いています。この小説は2015年刊ですが、同じ年に続編の「下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ」(2015年刊)、その翌年には「下鴨アンティーク 祖母の恋文」(2016年刊)、「下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ」(2016年刊)、「下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)」(2016年刊)とシリーズ化されています。 学生時代に京都で過ごした経歴から、この小説も舞台は京都です。タイトルに使われる下鴨とは、平安時代の歌人鴨長明とゆかりがあり、京都三大祭りの葵祭で有名な下鴨神社や府立大学などがある文京的な住宅地です。 この辺りの地名や風景は、京都大学出身作家の森見登美彦氏や万城目学氏の小説の中にもよく出てきます。古くからの高級住宅街であると同時に、徒歩で少し南に下ると京都大学や同志社大学のキャンパスがあり、若い学生、その中でも割りと裕福な学生が多く住んでいる割りとハイソな地域です。 この小説ではそうした町並みや住居がどうしたという話しではなく、主人公というかレギュラーメンバーとして、同志社女子高校と思われる学校に通う女子高生と、一緒に住んでいる骨とう屋を営む兄、その兄と京都大学時代からの親友で、現在は同志社大学で教鞭を執っている男性の3人がいます。 その3人が出くわすことになる様々な、怖さを感じない、いにしえの呪いというか現象について、それらを知恵を駆使して解決していくというたわいもないストーリーで、夢枕獏氏や京極夏彦氏の怖さと中身の濃さを1/10に減じた若い女性向け平安京ミステリーといったところか。 したがって中高年のオッサンが、熱心に読むべき本ではないなぁ〜ってことを読んでから知りました。すみません。 ★☆☆ 12月前半の読書と感想、書評 2016/12/14(水) |
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