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日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです
1854 8月後半の読書と感想、書評 2025/9/6(土)
1855 終活の一環で蔵書を処分することにした 2025/9/13(土)



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8月後半の読書と感想、書評 2025/9/6(土)

1854
エアー2.0(小学館文庫) 榎本憲男

エアー2.0
7月に読んだ「巡査長 真行寺弘道」と同じ著者の作品で、2015年に単行本、2016年に文庫化された長編の近未来経済サスペンス小説です。

2025年7月前半の読書と感想、書評(巡査長 真行寺弘道)

2020年東京オリンピック開催以前の東京や、原発事故で帰宅困難地区がある福島が舞台となっています。

肉体労働者の青年が新国立競技場の建設工事で、他の労務者からイジメに遭っていたパッとしない老人と知り合いになります。

しかしその老人は、あとでその謎が明かされますが、自ら最先端の市場予測システムを開発していて、それをその老人の指示に従って政府へ売り込み、莫大な資金を得ることになります。

そこで青年は得た資金を、青年の出身地で原発事故で立ち入りが規制されている福島のエリアを国に特別自治区に指定してもらい、そこに新たな起業家に投資し、福島の復興計画をスタートさせます。

東日本大震災や原発事故をテーマにした小説はいくつか読みましたが、これは新しい切り口で、しかもSF的な要素もあり面白いです。

タイトルはその完全な市場予測システムの名称で、ソフトウエアとハードウェアがセットになったモノという立て付けです。

原発事故で壊滅した地域を再興するために、原発でしか得られない莫大な安定した電力が必要なシステムという組み合わせがなかなか矛盾をはらんでいてユニークです。

2024年には、弱点を克服しスケールアップした続編の「エアー3.0」が出版されています。

★★☆

著者別読書感想(榎本憲男)

            

警告(上)(下)(講談社文庫) マイクル・コナリー

警告
著者の作品には、刑事「ハリー・ボッシュシリーズ」や、弁護士「ミッキー・ハラー シリーズ」が有名ですが、本作は記者の「ジャック・マカヴォイシリーズ」に属する作品で、「ザ・ポエット」(1996)、「スケアクロウ」 (2009)に続き11年ぶりの3作目です。

原題は「Fair Warning」で、2020年に米国で出版され、2021年に和訳版が出版されています。直訳すると「真っ当な警告」と、タイトルはほぼ直訳ですが、もうひとつ、主人公の記者が在籍する実在するアメリカの消費者問題を扱うWEBニュースサイト「Fair Warning」社そのものをタイトルに使っています。

文庫のあとがきで知りましたが著者はこのニュースサイトの取締役でもあり、社長は実在の社長の名前を使っていることから、このサイトのPRにもなっているのでしょう。うまいやり方です。

このニュースサイトは刑事事件を追いかけるようなメディアではありませんが、そこの記者として勤めている主人公が、過去に一夜を共にしたバーで知り合った女性が殺されたことから参考人として刑事の訪問をうけ、その事件を調べると連続殺人の可能性があることを発見します。

ユニークなのは、犯罪事件で画期的な捜査手法となっているDNA検査の盲点や、それを民間企業が利用する場合に規制する法律などがなく、犯罪者にとっては利用価値のあるものというストーリー展開で、新鮮な切り口で楽しめました。

ハリー・ボッシュシリーズの中でも時々登場し、この小説でも大きな役割をする元FBI捜査官のレイチェル・ウォリングや、ハリー・ボッシュの元妻の元FBI捜査官だったエレノア・ウィッシュなど、主人公のロマンス相手として女性FBI捜査官を登場させるのが著者はお好きなようです。

★★☆

著者別読書感想(マイクル・コナリー)

            

日本史の探偵手帳(文春文庫) 磯田道史

日本史の探偵手帳
2004年から2016年頃までに文藝春秋などで発表したエッセイ等を、

第1章 中世の武士と近世の武士の違い
第2章 歴史を動かす英才教育
第3章 古文書を旅する
第4章 歴史を読む

の4章にまとめたもので、2019年に文庫として出版されました。

歴史として定番と思っていたことや、時代劇映画などでよくあるシーンなどにも、歴史学者の目からはまた違った解釈や、あり得ない間違いと思うことがよくあるそうです、

例えば、ドラマなどでよくあるシーンとして、商人が、奉行や代官など役人に賄賂として金の小判を手渡すシーンがありますが、小判25枚を紙封した封金は、現在の価値に直すと750万円、菓子折の下に敷き詰めた小判は3億円にもなるそうで、そんな大金の賄賂をやりとりできるはずがないとか。

江戸時代の税金は基本が米で納める年貢だけなので、商売やその他で得られた収入には税金がかからないので、農民でも米以外の作物を作り、収入の道はいくらでもあったとか。一番貧乏なのは物入りも多い下級の侍という話など面白く読めます。

もっともそうした知識は、仕事の役にたったり、生きていく上で必要なモノではありませんが、日本の歴史の教養のひとつとして味わえます。

また最終章には、「日本と日本人を知る100冊」として著者お勧めの書籍があげられています。

★★☆

著者別読書感想(磯田道史)

            

あなたならどうする(文春文庫) 井上荒野

あなたならどうする
2017年に単行本、2020年に文庫化された1作のオリジナルの歌詞と9作の懐かしい歌謡曲をモチーフとした短篇集です。

収録作は歌詞だけの「人妻ブルース」、あとは短編小説で「時の過ぎゆくままに」、「小指の想い出」、「東京砂漠」、「ジョニィへの伝言」、「あなたならどうする」、「古い日記」、「歌いたいの」、「うそ」、「サルビアの花」です。

最初の「人妻ブルース」以外は実際にある60歳以上には懐かしい昭和歌謡曲のタイトルです。

若い人には馴染みがないと思われるので、タイトルになった曲の歌手と発売年を書いておきます。ほとんどが昭和40年代の曲です。

時の過ぎゆくままに 沢田研二 1975年
小指の想い出 伊東ゆかり 1967年
東京砂漠 内山田洋とクール・ファイブ 1976年
ジョニィへの伝言 ペドロ&カプリシャス 1973年
あなたならどうする いしだあゆみ 1970年
古い日記 和田アキ子 1974年
歌いたいの 山崎ハコ 1975年
うそ 中条きよし 1974年
サルビアの花 早川義夫 1969年

短篇はそれぞれ歌詞をモチーフにしていますが、直接関係はなく、著者の創造力とイメージで書かれているようです。

「ジョニィへの伝言」などはわかりやすく、ジョニー大倉に似た彼氏と、二人でふるさとの町を出て行く予定だったのが、約束の時間になっても彼が来ず、ひとりで東京へ向かう主人公の話など。

一般的には小説中に歌詞を入れるのはJASRACへの使用料が発生するので出版社は嫌がりますが、そうしたことを超越して9作の歌詞が堂々と掲載されていて、編集者をきっと慌てさせたことでしょう。

こうして昭和時代の歌詞とそれをモチーフにしたドラマを並べると、その多くがベタベタした男と女の愛と別れの哀愁を歌い上げたものが多かったなぁという印象です。

もっとも数多くある中から著者自身がこれらの昭和歌謡を選んだわけなので、わざとそういう内容の歌詞を選んだとも言えますが、こういうモチーフの使い方、選び方は小説としては斬新で面白いです。

★★☆

著者別読書感想(井上荒野)

【関連リンク】
 8月前半の読書 卑弥呼の葬祭、大名倒産、オーパーツ死を招く至宝、給食のおにいさん
 7月後半の読書 ドリアン・グレイの肖像、悪い夏、東京自叙伝、ジヴェルニーの食卓
 7月前半の読書 犬はどこだ、巡査長 真行寺弘道、罪責の神々 リンカーン弁護士、日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで


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終活の一環で蔵書を処分することにした 2025/9/13(土)

1855
本棚自宅には学生時代の頃から読んできた3千冊を超える蔵書があり、ひとつの部屋にはロフト部分を含めて書棚を並べビッシリと本を詰め込んでいました。

しかし、しかし、あまりの重さで床が抜けるんじゃないかという不安と、大きな地震が起きたときには天上付近まで積み上げられた書棚と本が倒れてきて大きな被害を受けるんじゃないかと心配でした。

さらに60代も後半となり、後顧の憂いなきよう、残った家族が困る大量の蔵書の処分を含む終活も考えなければと思い、まずは蔵書を思い切って半分以下、できれば1/3の千冊ほどに減らそうと決意しました。

NHK Eテレの番組「心おどる あの人の本棚8 京極夏彦」を見ていたら、「一度買った本は手放さない」「この本と一緒にいたいという気持ちが奇跡を生むこともあるんです」「書籍はインテリアじゃない、書籍は取りやすく整理整頓されていることが大事」「なぜ本を捨てる?増えすぎたから捨てるという選択肢は最初からない」という京極夏彦氏の言葉が胸に刺さりますが、書籍がライフワークで飯の種の方とは違い、狭い家に住む年金生活者は背に腹は代えられません。

効率を最優先にする人には「本なんて読めばすぐに捨てればいいだけ」という人もいますが、私は書籍には深い愛着と著者に対してのリスペクトがあり、資源ゴミの日に、ひもでくくってまとめて出してしまうという割り切ったことができません。

そこで少しでも納得がいく方法で処分しようと、あまりに安直で一般的ですが古書買い取りに出すことにしました。

古書買取では、売れそうな書籍は業者が値段を付けて新たな読者へ提供されることで有効な再利用ができます。

売れそうもない書籍は、資料によると一部は各種施設へ寄付をするらしいですが、多くは残念ながら資源ゴミとして処分されるようです。

ただそれは私の目には入らないところでおこなわれ、単に責任転嫁ですが仕方がないことです。少しでも多くの本が救出されて役立ってもらえることを願うばかりです。

まず始めたのは、一番手間が少なそうなブックオフの「宅配買取」です。

通常古本など古物を売るときには事前に運転免許証など本人確認書類の提出が必要です。

最近はオンライン上でもそうした認証と手続きがネット上で簡単にでき、ブックオフオンラインでも写真を撮って送るだけでした。

宅配書籍 本人確認の認証ができれば、あとはWeb上で申し込みをして、段ボール(2Lのお茶やミネラルウォーター6本用の頑丈でやや小さめの箱)に詰められるだけ本を詰めて送るだけです。

宅配買取には自分でコンビニなどへ段ボールを持っていく「持ち込み配送」もありますが、量がある場合は、自宅まで取りに来てもらうほうがずっと楽です。書籍は重いですから。

またブックオフの宅配買取にはタイミングを選ぶとキャンペーンとして査定価格が30%アップになる期間が頻繁にあります。

別に処分を急いでいるわけではないので、送る準備だけしておき、その時を待って申し込みをしています。

長く書棚に置いているとカバーが色あせ、ほこりがついているもの、栞代わりにメモやレシートを挟んでいるケースあるので、1冊1冊中身を点検し、アルコールを含んだウエットティッシュでカバーを綺麗にしていくので、準備に時間がかかることもあります。これは必須の作業ではありませんが、双方気持ちよく売買できると嬉しいです。

一度に段ボール3〜4箱分、およそ1箱に30〜80冊(単行本や文庫、厚さなどによって詰められる冊数が大きく変わります)詰めておき、キャンペーン期間(概ね月1回1週間ぐらい)が来れば、オンラインで申し込み自宅に宅配会社に受け取りにきてもらいます。

後日メールで、受け取ったという通知と、ブックオフオンラインのマイページでタイトルごとの買取価格が知らされ、銀行に振り込まれます。

私の蔵書のようにすべてが新刊本ではない古い書籍の場合、査定価格に大きな期待はできません。

価格が付かないものもあれば、たまに500円ぐらいの価格がつくものまで様々で、均せば概ね買取キャンペーン期間中でも1冊平均が10〜20円というところでしょう。

つまり3箱に単行本と文庫を混ぜて詰めて、150冊(1箱50冊平均)ほど送れば、キャンペーン期間(買取価格30%アップ)で2,500円ぐらいの買取価格になります。

面白いのは、「え?なんでこれがこんなに高く値段がつくの?」という本があり、例えば小説の上下巻で、上巻は7円なのに下巻が50円の買取価格がつくとか、素人には不可解なケースがよくあります。

またブックオフオンラインの中古本販売コーナーで同じ本が2,000円の値段がついているから100円ぐらいで買い取ってもらえるだろうと思っていたら10円ぐらいにしかならないとかもよくあります。需要と供給、在庫量などで様々なアルゴリズムが働いているのでしょう。

そしてブックオフの書籍買取では、裏表紙にバーコード(正確には書籍JANコード)が印刷されていないものは価格がつきません。おそらくバーコードを機械で自動的に読み取り、買取価格を判定するように効率化されているのでしょう。

このバーコードは1990年頃から印刷されるようになりましたので、学生時代の1970年代、社会人になってからの1980年代に買った書籍にはバーコードは入ってなく、ブックオフに送っても査定外になってしまうので除外しています。

バーコードのない古書ばかり残っていき「さて、困った。」と思っていたら、バーコードの付いてない書籍も買い取るという古書買取専門店が自宅の近くにあるのを発見しました。

「戦前の古書から最新刊の古本まで買取!バーコードの有無を問わず」東京書房

ただ学術書やサブカルものが得意ということで、一般的な小説やビジネス書、流行の漫画本などはあまり得意ではない(値が付かないか査定価格が安い)と言うことです。

その買い取り店も宅配買取が可能ですが、モノは試しとばかりにクルマに段ボールに詰め込んだ本をサクッと積み込み店まで運び込みました。

少数の本ならその場ですぐ査定してくれるそうですが、大量の場合は、後日査定結果と銀行振り込みという方法になります。

持ち込んだのは段ボール3箱で、単行本、新書、文庫がそれぞれ1/3ずつぐらい、およそ100冊ほどです。この店が得意という学術書やバーコードの入っていない漫画も数冊入れておきました。

その全体の中で半分ぐらいバーコードの入っていない1990年より前の古びた書籍です。果たして査定の結果は?というと、全部で500円という、一応ギリギリ想定範囲内ですが想定より低い残念な結果となりました。

やはり小説や新書はお得意ではなさそうですが、バーコードの入っていない書籍も引き受けてくれますから仕方がないです。

結果的には、1990年以降発刊の小説やビジネス書、バーコードのあるコミックなどはブックオフ、それ以外は東京書房へという古書処分方法が私の中では定まりました。

他にも「こういう方法があるよ〜!」という良い処分法や業者があれば教えてもらいたいものです。

現在のところ、ブックオフへ700冊ほど、東京書房へ100冊ほど出しましたので、およそ蔵書の1/4ぐらい減らすことができています。今年中には、2,000冊は減らす予定です。

【関連リンク】
1498 蔵書書籍3200冊のタイトル分析
1476 蔵書の著者別冊数上位45位まで
1219 2800冊の蔵書について(1)

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