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リストラ日記アーカイブ 2010年5月
読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。

日記INDEXページ(タイトルと書き出し部の一覧)はこちらです
376 声のでかいヤツが勝つ 2010/5/1(土)
377 4月後半の読書 2010/5/3(月)
378 Twitterは本当に使う値打ちがあるのか?その2 2010/5/5(水)
379 DELL Dimensionにメインメモリー増設 2010/5/7(金)
380 5月のDVD 2010/5/9(日)
381 液晶テレビが壊れた件 2010/5/11(火)
382 マスメディアと評論家を信じてはいけない 2010/5/13(木)
383 「光の道」論争の行方 2010/5/15(土)
384 5月前半の読書 2010/5/17(月)
385 とさかにくる宝くじ収益金の話し 2010/5/19(水)
386 液晶テレビが故障した件 その2 2010/5/21(金)
387 液晶テレビが故障した件 その3 2010/5/23(日)
388 中国との関係について 2010/5/25(火)
389 液晶テレビが故障した件 その4 2010/5/27(木)
390 正しい会社の辞め方?  2010/5/29(土)


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声のでかいヤツが勝つ 2010/5/1(土)

376
声のでかい人がずっと羨ましく思っています。もちろんただでかいだけではなく、よく通る清々しい低音の効いた声です。

自分の喉が強くないとわかったのは、中学生の頃、野球部の練習で毎日大声を出し続けることで、周囲の人達と単純比較し思い知ることとなりました。

次に高校生の頃には、私の野球センスより遙か遙か高いレベルにあった野球部に当然所属はしていませんが、なんとその野球部が甲子園出場を決めたので、なかった応援団を急遽作ろうとメンバーが募られ、それに私が名乗りを上げました。

ところが、やっぱり応援団員には絶対必要な、大きく通る声が出ないでたいへん苦労しました。なんしろでっかい甲子園のアルプススタンドからの応援ですから。

社会人になってからは叫ぶような大声を発することは、幸いなことにありませんでしたが、どこにいてもすぐにわかる地声が大きく、しかもよく通る声の持ち主は、必ず一定の割合でいるもので、カラオケをやらしても上手く、声がでかいと言うだけでリーダーシップがあるように思われ、とても羨ましく思ったものです。

時が変わり、それまでの年功序列ですべての上下関係が決まっていたものが、今から15年ほど前に崩壊し、能力主義、成果主義へと変わってきました。

そうなるとおとなしくコツコツやるタイプというのはどんどんと置いていかれ、俺が俺がと強く前へ出て行くタイプが評価されることになります。成功しようが失敗しようがなんたって目立ちますから。

この「俺が!俺が!俺様が!」と名乗りをあげるために一番役立つのは、他人より大きな通る声で一喝できることがすべてと言ってもいいでしょう。

大きな声は他人を黙らせてしまう力を持っています。つまり能力主義、成果主義と言っても、実はまずその壇上に上がるには、大きな声で周りを制する必要があるのです。声の小さい、または、かん高い声でいくら頑張ってみても勝ち目はなく、地声の大きな人の後塵を浴びるしかありません。

これがスポーツ選手のように声ではなく運動能力であったり動体視力だったりすると、声はさほど重要ではありません。

長嶋茂雄氏や元マラソン選手の中山竹通氏などの声はかん高く、あまり長くは聞いていたくない声です。だから決して講演会の講師には呼ばれないでしょう。

もし彼らが今の普通のサラリーマンだったら、能力主義の世界においては、彼らのプレゼンや議論は中身以前に淘汰されてしまい、残念ながら芽が出ることはなかったでしょう。

ではそのような大きな通る声を持たないサラリーマンはどうやって生き延びていくかと言えば、それは声の大きな人の脇に控える参謀役として認めてもらうしかないでしょう。

よく言えば諸葛孔明のような軍師として、悪く言えば取り巻きグループの中の筆頭太鼓持ちです。政治家もやはり声のよりでかい人が派閥の長となり、その取り巻きにはさほどでもない人がついています。

それにしても鳩山首相は珍しく声の小さなボソボソしゃべる政治家ですね。声の質もやや高いし、マイクがないとなにしゃべっているのかまず聞き取れません。突然お鉢が回ってきたせいもあるのでしょうが、やはり一国の最高権力者としては迫力に欠けます。

俳優や落語家、漫才師に聞くに堪えない声という人はさすがにいませんが、劇団出身のマイクなしでも大きな会場の隅々まで響き渡る発声ができる俳優さんであれば、今の声のでかい者が勝つビジネス界に出てきても成功間違いなしと思います。

発声練習や腹式呼吸をマスターすることで、声質はいくぶんかは改善することができると聞いたことがありますが、それも限界があります。子供の頃から音感が悪い人は、大人になってもやはり音痴が多いのが現実です。

ちなみに私の声はかん高く、大きな声は出ず、さらに子供の頃から音痴で、人前で歌うことは避けてきたのですが、社会人になり立ての頃に、先輩に無理矢理カラオケに連れて行かれて恥をさらし、それからは呼ばれることはなくなりました。

そして10年ほど前に喉にポリープができ、手術で切除することになりましたが、その時は悪性だったらどうしようという心配よりも、「もしかすると、手術で声がよくなるのでは?」とちょっと期待しました。結果は無事に良性ポリープを切除できましたが、声はよくなるどころか、逆に声を出しているとすぐにかれてしまい弱くなってしまった気がします。

その私に言わせると、大きく通る澄んだ声を持って生まれることで、人生の中の半分以上はもう成功したと言えるのではないかと思います。

それって本人の努力とはなにも関係がない、ちょっとした差別じゃない?ってひがんでしまいますが、大金持ちの子供として生まれるのと、毎日の生活が苦しい家庭に生まれることと同様なのか知れません。ないものを悔やんでも仕方がないと割り切るしかありませんが、ちょっと悔しく思っています。

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4月後半の読書 2010/5/3(月)

377
停電の夜に ジュンパ ラヒリ

感性豊かなインド人女性の書く短中編小説集で、アメリカでは各賞を受賞したという作品ですが、私にはイマイチ理解しがたい構成で、いずれの作品も淡々として盛り上がりはなく、最後の結末も知らぬ間に各編終わってしまうという感じです。

どちらかというとハチャメチャな流行本にはとっくに飽きて、深く自分で考えられる人だけが読むべき本かもしれません。ただ、インド映画にはつきものの集団ダンスシーンは出てこなくって救われます。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

閉店時間 ジャック・ケッチャム


こちらも短中編小説集ですが、ケッチャムらしく問答無用のハードバイオレンスが満載です。

ただ短中編という制約の中での小説は、どうしてもストーリーを一部端折っているというかすっ飛ばしているように思える部分があり、よく小説を映画化するときに、映画の上映時間の制約から、映画脚本段階で一部を端折ってしまうのになんとなーく似ているなと思ってしまったり。

その点、O・ヘンリ、サキ、J・アーチャーなど短編の名手は最初から短編に向くテーマや内容で、うまくまとめているので、そうは感じません。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

大誘拐 天童真

ちょっと古い小説で、まだ携帯電話やネット、衛星放送というのが拡がる前の頃の誘拐話しです。雫井脩介の小説「犯人に告ぐ」は史上初の「劇場型捜査」という触れ込みでしたが、この「大誘拐」は史上初?の「劇場型犯罪」と言えるかも知れません(他にあればすみません)。つまり犯人側から、テレビやラジオの生中継を要求し、警察の動きを牽制していきます。

そう言えばそれに似た同じようなテーマの映画が10年ぐらい前に渡哲也主演であったようですね。この「大誘拐」のパクリとは言えませんが、誘拐犯罪にテレビ中継を使うところなんかはそのものですね。

と思って調べていたら、20年前にこの「大誘拐」も「大誘拐〜Rainbow kids〜」というタイトルで映画化されていました。この小説では和歌山の風光明媚な海と山がふんだんに出てきて、作中に出てくる生中継をする地元テレビ局としてテレビ和歌山も全面協力をしているというから、こりゃぜひ見てみないと。

小説は、ミステリーファンなら前段部分を読むと、おおよそ想像がついてくる内容ですが、犯人と誘拐された老婆のタッグで県警を翻弄するという奇想天外なストーリーで、そこはエンタテーメント、設定のあちこちに無理やあり得ない部分が多々ありますが、まぁ細かいことはいいのでしょう。

結局はミステリーやコメディ要素を含むピカレスク小説と言えるのかも知れません。でも最後がちょっと消化不良で、著者は1981年に亡くなられていますが、続編があってもいいかなぁって思ったりします。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

ちょんまげプリン 荒木源

twitterで紹介されていたので調べると面白そうだったので購入しました。元々の単行本のタイトルは、意味不明でありきたりな「ふしぎの国の安兵衛」だったと言いますから、文庫化にあたりこの思い切ったタイトル変更はGood!だと思われます。

そのおかげかどうかは知りませんが、イケメン侍を表紙に飾った文庫はそこそこ売れているようで、なんと近々NEWS(関ジャニ∞?)の錦戸亮主演で映画化されるようです。単なるファン向けのアイドル礼賛映画でなければいいのですが、、、

小説は、江戸時代から現代へタイムスリップしてきた下級武士が、離婚して子供と二人暮らしのキャリアウーマン(古ぅ)の部屋に転がり込んでくるところから始まります。

忙しく外でエンジニアとして働く女性の代わりにそのお侍が家事をすることになり、持ち前の几帳面さと研究熱心さで、料理や洋菓子の腕前がメキメキとあがっていき、テレビの料理番組に出演することになります。

と、まぁありきたりのような設定ではありますが、このタイムスリップものでは、現代から過去へ行くパターンはもう出尽くした感がありますが、この小説のように過去から現代へ来るパターンは「進んだ現代を見て驚きとまどう過去の人を描く」以外に手法がなく、難しいテーマなのだなというのがわかります。


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Twitterは本当に使う値打ちがあるのか?その2 2010/5/5(水)

378
以前twitterについて私なりの感想を書きましたが、自分であまり発言せずにtwitterのことを書くのもいけないと思い、このところ積極的につぶやいたり、専用クライアントを試したりしてみました。

私の勤務する会社では、twitterをはじめとするネットの利用(公私とも)は比較的緩く、会社でよく使っている人にもtwitterをどう思うかなど聞いてみました。

そこでわかったことは、ブログは一般的に情報量が多いので、見たり読むのに時間がかかり過ぎて、あまりメリットを感じないが、twitterはリアルタイムで、しかも短文で要点だけが書かれるので、忙しい時や、このスピード社会においては役に立つという人が結構います。

特に面白いなと思ったのが、会社で自分宛のメールを読むのは当たり前になっていますが、さすがに他人のブログを会社でじっくり読む人はあまりいないでしょう。

しかしtwitterならばメールと同様な感覚で、会社に居ながら、仕事中でもリアルタイムで読んだり書いたりすることができるようです。古い人間にはその善し悪しの違いはイマイチ理解しがたいところなのですが、携帯(モバイル)文化の延長線上にあるためのような気もします。

携帯文化とは、通話または短文のメールで、仕事中でも電車の中でも、いつでもどこでも、マナーなんかお構いなしに仲間とやりとりをすることに慣れてしまった文化ということです。

前にも書きましたが、twitterの最大の魅力はそのリアルタイム性にあると思っています。

先日ある有名人の講演がまもなくLive中継されることがtwitterで流れてきたので、ちょっと仕事の手を休めて見てみました。

Ustreamで生中継がされ、同時に何千人という人がアクセスできるものです。どれだけ役に立つのかまだ実感はありませんが、技術の進歩は凄いことになっています。

このように私にとっては流れてくるtwitterのつぶやきのうち90%以上はどうでもよい不要なものですが、ごくごく稀に知っておいて役立つことがあるという感じです。

これも前に書きましたが、現在twitterを書いている人の多くは、宣伝・広告目的に使っていたり、ランチはなになにを食ったとかどうでもいい内容です。この取捨選択が煩わしいことは覚悟がいります。

また普通は発言の多い有名人やマスメディアをフォローしている人が多いと思いますが、自分とは感覚や志向が合わない人の発言を読まされることになると苦痛を感じます。そんな人はフォローを解除すればいいのですが、100回に1〜2回の役立つ情報のため我慢してフォローし続けたりすることもあります。まぁ馬鹿げた話しなのですが。

あと実名でtwitterをやっていると、会社の上司や部下にフォローされたりします。そうなると当然発言には慎重にならざるを得ません。もちろん会社情報や仕事の愚痴などをつぶやくことは御法度です。

現在実名でtwitterをやっている人と匿名の人では、まだ匿名の人が多いと感じますが、元々の発想では個人個人のネットワークやコミュニケーションの輪を拡げていこうというところがあるように思えますので、本来は実名で加入するのが本筋のように思えます。

外国を見ていると匿名の人は少なく本名(らしい)名称がほとんどですから、2chを筆頭とする「ネットは匿名が基本」という文化は、日本(アジア?)独特のものなのかも知れません。そう言えば日本ではブログを本名でやっている人も少ないですね。

それが「ネットの情報は信憑性が低く信用できない」という根拠になっているような気がします。

Twitterは本当に使う値打ちがあるのか?2010.04.14 (Wed)


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Dimensionにメインメモリー増設 2010/5/7(金)

379
2004年7月に買ったDELLのデスクトップ(Dimension8400)をしぶとく使っています。当時はメモリーに1GB(512MB×2)も積んでいればもう怖いモノなしって思いましたが、ここにきてさすがにきつくなってきました。

IEで新しいタブを作ると電源がよく落ちる、サムネイル画像の表示が極めて遅い、起動時間が極めて長くかかるようになった、、、、などなどです。

でも当時からバンドルされていたOS(WindowsXP Professional)は変わらず、アプリケーションソフトも当初から入れたものから変わっていないのに、WindowsやIEのサービスパックやセキュリティパッチなどが追加されるごとにスピードが落ち、メモリー消費量も増えていくのはどうも納得がいきません。

本体のHDDは2年ほど前に異音がしたため早めに大容量に交換し、使っているアプリケーションソフトも、Officeソフトは10年以上前のOffice97を未だに使っている次第。

ただウィルス検知ソフト(セキュリティZERO)は、当時より高機能化され、以前と比べると重く、メモリー消費も多そうですが、最近はウェブブラウザのメールクライアント(メーラー)を使うことが多いので、このメールセキュリティソフトはあまり役立っていません。これは今後要検討の価値ありです。

もちろん使わなくなったソフトや不必要にメモリーに常駐するソフトは、できるだけ消して、システムの入っているHDDはスカスカにし、デフラグやチェックディスクも時々おこなっているのにも関わらずです。

3Dゲームやペイントソフトのような重いソフトを古いマシンに入れて動かすと、動きが鈍くなると言うのは理解できますが、単にWindowsやIEの自動更新だけで、どんどん動作が鈍っていくという感じです。これはWindows7マシンへの買い換えを促進させるためのMicrosoft社の罠ではないのかと真剣に思ってしまいます。

以前だと動画や写真をブログ用に画像ソフトで加工したり整理をしていても、フリーズ(ハングアップ)するようなことはなかったのですが、最近はたびたび起きるようになりました。またブラウザは軽いGoogleChromeをメインで使っていますが、相性の関係でやむを得ずIEを使うと、なぜか時々落ちてしまいます。一応メモリーの最適化ソフトも入れて実行しているのですけど。

6年使ったのだから、所詮は道具と考えて、速いPCに買い替える手もありますが、給料カットされるこのご時世では買い替えるより、なんとかもう数年間は騙し騙しでも使いたいところです。て言うか、できれば自分で修理ができない故障でない限り使い続けたいものです。

しかしこうたびたび「フリーズ→ソフトの強制終了→Windows再起動」または「突然シャットダウン」だとやりきれず、よく画像の操作中に起きるので、これはグラフィックボード(ビデオカード)が弱いためか?と思い、1ヶ月ほど前にまずはメモリーのたっぷり載ったグラフィックボードを購入し交換しました。が、どうもこれが原因ではなくその後も頻発します。

結局、最後の手段として本体メモリーを増設するのがよかろうと思って、2GB(1G×2)を購入してきました。そのまま単純に追加すれば合計3GB(512MB×2+1GB×2)になります。

せっかくだからどのぐらいスピードが違うものかと、起動時間を手元の時計で計測してみました。

ログイン後、最初に出るウイルスソフトの表示画面が消えるまでの時間

 1GB→約70秒
 3GB→約65秒

お!少し速くなりました!いや、ご、誤差の範囲か、、、

スピードの違うメモリーを混在させるとスピードは古い(遅い)メモリーのスピードに引きずられるので、電源オフからの起動では、ある一定のメモリー容量以上では増やしたからと言ってスピードが変わるわけではなさそうです。

 元々標準でついたメモリー (DDR2-400 DDR2 SDRAM)512MB×2
 新しく買ってきたメモリー (DDR2-6400 DDR2 SDRAM)1GB×2

※ネットで拾った参考DATA(768MBから1GBへメモリー増設しても起動時間は変わらない)
  WindowsXPのメモリー容量別のOS起動時間実験

256MB 1分37秒
512MB 44秒
768MB 37秒
1GB 38秒


上記の参考データのPCは私のPCと性能的には大差はなく、インストールされている環境は違っているでしょうが、それにしても起動時間を見ると1GBで38秒ですから、現在私が使っているXPの半分以下で起動しています(私の70秒と言うのはログイン画面からの起動時間なので電源オフからの起動時間なら90秒ぐらいかかります)。

この参考データは2007〜2008年頃のデータと推測できるので、この2〜3年間で同じPCでも起動時間が一気に倍以上に伸びてしまったということになります。これってあんまりじゃないでしょうか?MSさん!

ただメモリー増設効果として一旦起動した後の様々な操作のスピードアップを体感できたり、画像やソフトを次々と立ち上げても問題はなくなりました。

それじゃ、古い(遅い)1GBバイトのメモリーを取っ払って、新しい(速い)2GBだけにすると起動時間も速くなるハズでは?と言うことで、古いメモリーを取り外して計ってみました。

(古いメモリーだけ) 1GB→約70秒
(新旧同時に利用)  3GB→約65秒
(新しいメモリーだけ)2GB→約65秒

おぉ!全然変わってない!(爆)

結局、新しいメモリーだけにしてもスピードはほとんど変わらないようなので、再び1GBを足して、総容量を重視することにしました。よくわかりません(ーー;)

※計測は手元の時計で目視で計りましたので誤差はあります


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5月のDVD 2010/5/9(日)

380
大誘拐 RAINBOW KIDS 1991年 監督・脚本:岡本喜八 出演:北林谷栄、緒形 拳、風間トオル

天藤真氏の小説で1978年に発刊された「大誘拐」が原作です。主演の北林谷栄さんは出演当時79歳、現在もお元気のようで年齢は98歳です。と書いていたところが、なんと4月27日にお亡くなりになったとニュースが入ってきました。ご冥福をお祈りいたします。

北林谷栄さんは「ビルマの竪琴」「阿弥陀堂だより」「にあんちゃん」「黄泉がえり」などの映画や、「前略おふくろ様」のテレビドラマなどにも出演され、若い頃から老婆役を演じていた名女優でした。

この20年前の映画を観て現在との生活との違いは意外と少なくて、仲間と連絡を取り合うときに携帯電話ではなくトランシーバだったり、クルマに付いているオーディオがカセットテープだったりするぐらいで、あまり変化は感じられません。

この1990年から2010年までの期間は、ちょうどバブル経済崩壊後の「失われた20年」ということで、日本全体が沈滞してしまっていたせいなのでしょう。

小説の「大誘拐」の内容通りに忠実に描かれていて、細かなところでは「あり得ない」という部分がいくつもありますが、小説が450ページの長編なだけに、映画の120分だけでは十分に説明がしきれず、映画だけを見ると「どうして?」「なぜ?」と思うようなところがあります。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

真夏のオリオン 2009年 監督:篠原哲雄 出演:玉木宏、北川景子

原作は池上司の「雷撃深度一九・五」ですが、内容はだいぶんと違っています。原作は内容の半分は事実を元にして書かれたそうですが、映画版では完全なフィクションです。

このあたりは脚色に太平洋戦争でのイ号潜水艦の活躍を描いた「終戦のローレライ(映画タイトルはローレライ)」の福井晴敏氏が加わりその影響が大きいのかもしれません。あるいはもしかすると小説にあった事実(らしきこと)を描くと遺族などに迷惑をかけるので意図的に避けたのか不明です。

潜水艦の映画には付きものの駆逐艦との駆け引きがメインとなりますが、冒頭に日本の潜水艦がアメリカの潜水艦を魚雷で反撃して撃沈するシーンがあります。

しかし誘導魚雷ではない太平洋戦争の時代に、海中にいる潜水艦同士が魚雷を打ち合って撃沈したという歴史は過去にはほとんどなく、大西洋で英海軍がドイツ海軍のUボートを沈めたことが1回あったことは事実だそうですが、それ以外の記録はないそうです(なにかで読んだだけで確証はなし)。

また主演の玉木宏以下みんな髪の毛が長髪で、さらに主人公の孫にあたり、まもなく教師になろうかという女性が、超ロングの真っ赤な髪の毛であり得ない感じがしてちょっとしらけてしまいます。

そのようなフィクションが主となっていますが、戦闘シーンはドキドキし、狭い空気の薄い密閉空間の中で、生きるか死ぬかの極限状態で従事する若者達の苦闘がよく描かれています。

最後のほうでは、涙が出てきて止まりませんでした。終戦間際のベテランの艦長同士の壮絶な頭脳戦を描いたこの映画をアメリカ人は、どういう印象を持つのか聞いてみたい気がします。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

映画 ハゲタカ 2009年 監督:大友啓史 出演:大森南朋、栗山千明、松田龍平

真山仁原作というか出世作の「ハゲタカ」の続編「レッドゾーン」のさらに続編と言えるものの映画化です。人気の出たテレビドラマを映画化するのは民放の常套手段ですが、NHKも民営会社NHKエンタープライズを使って人気ドラマで儲けに走ります。

映画は巨大な中国資本を使っての日本の技術奪取と製造業の不振、派遣労働者問題、それにリーマンブラザーズのサブプライムローン破綻などを組み合わせ、タイムリーな話題をうまく混在させた内容となっていて、それなりにうまく作られています。

東京の皇居近く(日比谷公園?)で、準主役が強盗に刺され、持っていた財布からお札がばらまかれると、刺された人を押しのけて、近くにいた人が皆お札に群がるというシーンがありましたが、そりゃいくらなんでもあり得ません。そこまで日本人の道徳は落ちていないでしょう。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

バベル 2006年アメリカ 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、菊地凛子

モロッコを観光中のアメリカ人夫妻が地元の子供のいたずらによりライフルで撃たれたこと。アメリカで留守番をしているその子供達と家政婦のメキシコ人。

アメリカ人観光客が撃たれたライフルをモロッコ人狩猟ガイドにプレゼントした日本人とその娘。それぞれの国で同時進行でドラマは進みます。ただそれがどういう意味や価値があるのか理解不能で、作者は、本当はなにを言いたいのかよくわかりません。

映画のタイトルの「バベル」から想像すると神の怒りをかった「バベルの塔」から「言葉が通じない世の中の混乱」ということなのでしょうが、そりゃアメリカ人とモロッコ人とメキシコ人と日本人では、言葉は通じず価値観も生活も文化も違っているでしょうよ。それによってなにを伝えたいのかよくわかりません。

あと、菊池凛子扮する女子高生が街で気に入った男に短いスカートをたくしあげてノーパンの股間を見せたり、自宅で刑事相手に全裸になって抱きつくシーンが出てきますが、これはその場面だけをとって見れば間違いなく今度の東京都青少年健全育成条例に引っかかりそうに思いますが、カンヌ映画祭で監督賞、菊池凛子は米映画批評会議賞新人女優賞をとっているこの映画としてはどういう判定が下されるのでしょう。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

トランスポーター3 アンリミテッド 2008年フランス 監督:オリヴィエ・メガトン 製作・脚本:リュック・ベッソン 出演:ジェイソン・ステイサム

ランボーのシルヴェスター・スタローンや沈黙の戦艦のスティーヴン・セガール、007シリーズのジェームス・ボンドのような、無敵のマッチョ運転手フランク・マーティンが主人公の映画です。

タイトル通りこのシリーズは主人公が乗るクルマも魅力にひとつですが、1作目がBMWだったのに2作目からはスポンサーの関係からかアウディに変わります。

英国映画の007シリーズもボンドカーは当初は英国製アストンマーチンやロータスだったのが、最近はずっとドイツ製BMWになっています。

スポンサーの威力は絶大ということなのでしょう。細かい話しですが、ジュラシックパークでは園内を回るオフロードカーは小説ではトヨタランドクルーザーでしたが、映画ではスポンサーの関係かフォードエクスプローラーに変わっていました。

内容は1作目から段々とハチャメチャになってきましたが、3作目ではその極限に達します。まぁ娯楽ということで、楽しめればいいと言うことなのでしょう。ま、自分で乗ることはない高級なクルマが多いのですが、1台1千万円を越えるクルマが次々と破壊されたり水没していくのは見ていても忍びない限りです。


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液晶テレビが壊れた件 2010/5/11(火)

381
もう5年前の話ですが、10年以上リビングルームで使っていたソニーの29インチブラウン管テレビの色が変になってしまい、どうもブラウン管をすっかり交換する以外、修理しても満足できるレベルには直りそうもないのと、いずれはハイビジョンが見られるテレビを買いたいと思っていたので、2005年当時は今と比べてまだ液晶大型テレビは高かったのですが、いろいろと調べ、その中でも比較的安かった三菱電機の37型の大型液晶テレビREAL(LCD-H37MRH4)を量販店のコジマで買いました。

その時の割引後の価格は32万円でしたが、同等のシャープ製アクオスは40万円ぐらいしましたから、液晶テレビとしては後発の三菱電機の製品ということもあり、当時としてはお買い得品でした。

今では同じ三菱電機の最新37型REAL(LCD-37BHR300)が実売で14〜15万円程度、一世代前のもので10万円程度ですから、5年の間で1/3から半額になったと言うことですね。しかも当然高機能だし。

さて、本題ですが、その三菱製の液晶テレビですが、もう1年以上前から液晶画面の左中央部分から中央にかけて黒い影が出始め、今ではかなり大きな影ができてしまっています。

最初の頃は、液晶テレビの場合は焼き付きやドット抜けはある程度仕方がないのかなと思っていましたが、右端から中央部分まで広がってくると、さすがに見過ごせなくなってきました。

※写真ではぼんやりと黒くなっていますが、実際に明るい画面で見ると黒くつぶれています


また、ここ半年ぐらい前からは突然電源が落ちてしまうことが起き、電源コードも取り寄せて変えてみましたが、症状は治まりません。症状は、まず最初に電源をオンにすると20〜30分程度は問題なく見られます。

ところが20〜30分経つとプツと突然電源が落ちてインジケーターランプが赤く点滅(通常は緑色)します。一度本体電源を切り、コンセントから電源コードを外し少し間を置いてから、再度電源を入れるととりあえず映ります。ところが今度は10分ぐらいでまた切れます。電源オフ→オンを何度か繰り返していると、映っている時間が1分ぐらいで切れてしまい実用には耐えません。

で、本体保証はせいぜい1年だろうから、修理を依頼するか、新たに買うかどうしようかと悩みました。と言うのもネットで調べると液晶テレビの黒い影の修理費用は普通に12万円近くかかるらしく(部品代10万円+出張料や技術料で2万円とか)、電源ユニットと両方修理するとたぶん15万円以上はかかりそうで、そうなるとエコポイントもあり、新しく買った方がずっとお得になります。

いくらデフレ時代とはいえ、たった5年で修理しないで買い替えた方が安くなってしまう家電というのもやっぱりおかしいものですね。

一応、修理費用だけでも聞いてみようと思い保証書を探し出して見てみると、メーカー保証は1年だけど、販売店(コジマ)の保険がなんと10年間入っていることが判明しました!

このコジマの「テレビ10年間保険」は通常の故障や落雷等であれば、一定額の修理費用が1回だけコジマから出るもので、5年以降なら購入額の30%(9万6千円)まで修理代を負担してもらえます。

今年の3月で5年になりましたが、それ以前ならば購入額の40%(12万8千円)まで負担してくれましたので、半年ほど前の故障してすぐに10年保証に気がついていればさらに10%分3万2千円も無駄にしなかったのに、残念!



コジマに電話を入れて修理の依頼をすると、コジマを通じて三菱電機から修理に来てくれる連絡がありました。

すぐに修理できるかは不明ですが、修理費が15万円以内なら、自己負担は最大5万4千円で済みますのでOK。それ以上だったら、修理せずに購入ということにしようと思います。

これらのことからわかったことですが、一般家電は購入するときには、故障したときのことまで考えないもので、保証や保険は無視をしがちです。

特にネットで購入する時は購入価格の安さだけを求める傾向があります。今回の10年保険は購入すれば自動的についてきたもので、私から要望したわけではありませんでした。

しかし最近の家電は構造が複雑で、故障すると修理するにしてもユニットごと丸ごと交換となり高額になります。やはり故障することを前提に考え、少々余分に費用がかかっても長期保証は必要だなぁと思った次第です。

また今回の保険の支払を聞いたら修理費用はいったん自分で支払い、保険の手続きのため保険証と修理代の領収書を持って販売店まで来てくださいと言われました。

もし引っ越しして販売店から遠くへ行ってしまったときは、保険金の還付を郵送対応してくれるのかなど聞いておく必要があります。全国に展開している量販店とは言え、必ず近所にあるとは限りませんからね。


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マスメディアと評論家を信じてはいけない 2010/5/13(木)

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以前からテレビ・新聞などマスメディアの偏向報道や意図的な情報操作について書いてきましたが、最近また大きなスキャンダルが出てきました。しかしなぜか一部マスコミ以外ではほとんど取り上げることなく収束してしまった感があります。

そのスキャンダルとは、一部のマスコミ(テレビ、新聞)で取り上げられたものですが、2003年に政治家を引退した野中広務氏が、小渕総理の時代に官房長官だった際、官房機密費を使って毎月5千万から7千万円を与野党議員や政治評論家に配っていたことを自ら告白したというニュースです。その告白した理由を「私ももう年。いつあの世に行くか分からんから。やっぱり国民の税金だから、改めて議論して欲しいと思った」とのことです。

中には、政治家から評論家になった人(そう、あの月曜日夜の番組によく出てくるバンカラな人らしい)で「家を新築したから3千万円、祝いをくれ」と無心してくる人や、「北朝鮮に行くから」と言って要求してくる野党議員もいたそうです。そしてそれらのお金を受け取らなかったのは田原総一朗氏ただひとりだったというからすごい話しですね。

野中広務氏は表面上は策士で強面で旧主派的に見られがちですが、京都府船井郡園部町長や京都府副知事時代から社会福祉活動に熱心で、ハト派(もちろん鳩山派という意味ではなく、戦争反対で、改憲反対の穏健派という意味ですが)と言われており、国会議員としての人気や資質はともかく、地元では絶大な人気とカリスマを持っている人です。

これらは野中氏が官房長官だった時代だけではなく、前任者から官房機密費を配るリストの引継ぎを受けたそうで、自民党時代には脈々と続いてきた悪弊のようです。また選挙に大敗して麻生政権から鳩山政権に変わる直前に官房機密費が2億5千万円引き出されていたそうですが、そのお金はおそらく今まで継続して配っていたところへの手切れ金のようなものだったのでしょう。

さすがに民社党に変わってから、このような官房機密費の使われ方がそのまま続けられているとは思いたくないですが、相変わらず非公表の官房機密費は毎月5〜6千万円程度が支出されているそうで、似たようなことになっている可能性はあります。

機密費というからにはオープンにできない支出は当然あるでしょうが、重要度に応じて10年〜50年後には公金の使い道をすべてオープンにするとか公開基準を設けておけば、官僚が白々しく言う「保管期間が過ぎたので、すべて廃棄した」などとふざけた事を言うのを防げます。

このように政治評論家や与野党議員は、国民の血税を領収書なしに無税で受け取っており、これを国民に対する裏切りと言わないでなんなのでしょうか。少なくとも何十年後にでも公開するという決まりがあれば、おいそれとそういう公金に手を出す人はなくなると思うのですが。

また本来ならば税務当局もそのような事実が発覚すれば、もらった評論家や政治家に対して、追徴課税をしなくてはいけないはずです。生活困窮者や天下りを受け入れない中小企業から搾り取るのは熱心なくせに、これに関してはそういう動きが全然ないのもまた不可思議なことです。「強い者には巻かれろ」が税務当局のポリシィなのでしょうか。

そしてもっと不可解なのは、野中氏が暴露したTBSの報道番組と、その後の講演会以降、マスコミで大きく取り上げられることもなく、また受け取った人の実名が公表されたり、自ら受け取ったことを釈明する人もなく、一気に沈静化してしまいました。

その理由として考えられるのは、政治家とマスコミ関係者の双方にかなりの大物(元首相経験者には盆と暮れにはそれぞれ数百万円が毎年渡っていたという話しがあります)が関わっていて、これ以上マスコミが追求することが許されなくなっているとしか思えません。

マスコミというのは常に「長いものに巻かれろ」が信条で、しかも最近ポッと出のにわか評論家やジャーナリスト達は「弱い者の味方のフリをして政治家や企業に責任をなすりつければ受けがいい」と言うことをよく知っているので、毅然とした信念も信条もなく何かにつけ難癖をつけるのが流行ります。

普天間の基地移転問題にしろ、高速道路料金問題にしろ、まともな代替え案や資金調達方法を提案できる評論家やマスコミはなく、無責任発言と批判ばかりで、まったく見るに堪えません。

一見すると立派なことを言う政治評論家でも当たり前のように公費を受け取っているということは、その他の影響力のある評論家やジャーナリストの多くも、官房機密費ではなくても、例えばスポンサーや関係機関からなにがしの便宜を図ってもらい、中には謝礼を受け取っているのは間違いないでしょう。

そのような素人評論家やエセジャーナリストが先生と崇め奉られ跋扈し、その人気に頼るマスコミの報道が、まともなわけがありません。真実は様々な情報を自分で組み立てて、信頼がおけるものとおけないものを判断し、自分の頭で考えるということが必須になっています。

私自身もそうなのですが、日本人は昔から偉い人や学者先生が言うことはなんでも無条件に信じ込んでしまう傾向があり、偉い人=政治家であったり、官僚であったり、学者、マスコミ(新聞社やテレビ局)であったりしますが、もうそういう考えは捨て置かねばなりません。

視聴者の負担で運営されているNHKの場合は、スポンサー収入に依存する民放各社と違い、まだ露骨にスポンサーの気を遣う情報操作は少ないと思われますが、政府や国会議員に対しては予算の承認を得なくてはいけないため、現政権に楯突く放送ができないというジレンマと限界があります。

少しでも自分の頭で判断をするためには、 color="#ff0000">特定の情報だけに頼ることなく、テレビ、新聞、ネット、雑誌、書籍等からできるだけまんべんなく得ていくという必要がありそうです。少なくとも大手マスコミがよく言う「ネットの情報は信頼が置けない」というのはその言葉自体に信用置けないと思わなくてはいけません。

野中広務氏「官房機密費、毎月5千万〜7千万円使った」


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「光の道」論争の行方 2010/5/15(土)

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twitterなどでいま「光の道」に関する議論が賑やかです。昨晩には「光の道」推進派で総務省の検討会で独自のアイデアを披露したソフトバンクの孫正義社長(51歳)と、財政が厳しい中もっと他にやることがあるから「光の道」には反対と論じるジャーナリストの佐々木俊尚氏(49歳)が、twitter上での話し合いから今度実際に会って公開の場で対談しましょうということになり、それがUstreamで動画生中継されるという前代未聞の面白い展開をみせています。

20代でゲームソフトの卸業からスタートし、現在では携帯電話会社、プロ野球球団、Yahoo!Japanなど数百社の会社を経営する孫社長については知らない人はいないと思いますが、佐々木俊尚氏について簡単に説明すると、毎日新聞社、アスキーを経て現在はフリージャーナリストで、「2011年新聞・テレビ消滅」が大ベストセラーとなり、一躍有名人の仲間入り。最近も「仕事するのにオフィスはいらない」や「電子書籍の衝撃」などが大ヒット中で、いまもっとも旬な論陣の一人です。

USTアーカイブ:
(全部で5時間ありますが、低俗なテレビやDVDを観るぐらいならお金を払ってでも見る価値があります。もちろんタダです)
光の道 Part1: http://www.ustream.tv/recorded/6880277
光の道 Part2: http://www.ustream.tv/recorded/6881808
光の道 Part3: http://www.ustream.tv/recorded/6883361

光の道 テキスト中継ログ #hikari_road
(時間のない人やブロードバンドが入っていない人はこちらならサクサク読めます)

論点は、孫社長は20世紀の道路、電気、ガス、水道などに対して、21世紀は光高速通信こそが早急に取り組むべきインフラで、特に100年間使い続けているメタル回線をすべて光ファイバーに置き換え、しかも全家庭にまで無料で届けようという話しに対して、佐々木氏は「2011年新聞・テレビ消滅」で言い続けているコンテナの部分、つまりコンベア(流通やインフラ)とコンテンツ(動画や情報そのもの)の間に入る例えばAmazonの仕組みやGoogleのような「知的で人が使いこなせる仕組み」こそ今すぐに必要と主張します。

例えば孫社長が言う光通信網で使える電子カルテについても、佐々木氏は光が全世帯に導入されたからといって普及するのではなく、そもそも電子カルテが病院によってバラバラの規格であったり、医師や医師会の強い抵抗感をまずは払拭できる強力な仕組みを作ることこそ一番最初にやるべきことだと言っています。

また孫社長が全世帯に無料でしかも国費投入ゼロで光ファイバー線を引くことができるというシナリオに対して、佐々木氏はその計算根拠は公開されたばかりでまだ信憑性がなく、次のステップとして第三者がちゃんと検証してからでないと、その通りなのかどうかの議論はできない。さらに既得権益者や旧主派達の抵抗勢力、税金で潤っている大手ITベンダーなどが多い中で、それらアイデアだけをぶちあげても一歩も前進しないと述べています。

両者の言い分は、聞いていてそれぞれに納得もできるし、またちょっと違和感を感じる部分もありますが、こういった国の将来に関わるビジョンが、政治家や学者や官僚ではなく、企業家とジャーナリストのたった2名で論じられ、それを14万名以上がネットで生中継を観る(中継動画や書き起こし文章はいつでも読めるようになっているので、最終的には数十万名が目にすることになるでしょう)ということが、驚きと同時に今まさに時代が動いているのかと感じました。

ただ、話しの節々に、国民の声を聞いてとか、有識者が集まってとか、の話しが双方から出ていましたが、こういったパラダイムシフトをおこなう時というのは、例え誰も損はないとしても「賛成半分、反対半分」になることは世の常なので、孫社長が繰り返し言っているように「政治家が腹をくくって法案を作る」しか進まないだろうなと思います。

ただその政治家も様々な業界団体や組合などの圧力団体を敵に回すことはできず、結局はその法案は骨抜きにされてしまう可能性があり、まだまだ先の長い話しになりそうです。

孫社長にしてみれば企業経営者として即断即決を絵に描いたような人ですから、このような政治に関係する問題が、自分なら1日で決められるようなことでも、1年、2年とかかってしまうことに、おそらく途中で嫌気がさしてしまうような気もします。

坂本龍馬のように、しぶとく粘りながら説得と根回しとハッタリとをうまく使って根負けさえしなければ、当初の考え通りとはいかないまでも、その折衷案ぐらいまでは進むのかも知れません。

あと、テレビ中継だと、やれコマーシャルだの、やれ放送時間の関係でとか、尻切れトンボになったり、生放送でなければ、放送局に都合よく編集されたものだけが放送されることになりますが、こうしたUstreamLIVE中継だとそういったことはありません。ただいつ終わるかわからないまま、5時間も見続けるには相当な体力と集中力がいります。

私は5時間のうち2時間ほどLIVEで見ましたが、あとは書き起こしの文章を読みました。文章だけでいいと思うかも知れませんが、中継では両者が用意したプレゼン資料を見ながら説明されますので、その理解度は、はるかに上です。

また今回対談終了後の質問時間?に孫社長が感極まって涙を流す場面があったそうですが、そういうことも文章だけではわからないことですね。

今回は孫vs佐々木の対談がメインですので司会者等も入れず、時間制限なく徹底的に持論を本音でぶつけ合うという面白い内容でもありました。

こうして、従来のマスメディアが一切関与しない(会場へ取材は来ていたようですが)、情報伝達をみるとNTTデータなど大手ITベンダーや官僚、学者などの旧主派への非難が相次いだ対談の内容もそうですが、「国民が知るべき情報は我々が選んで伝える」と無茶苦茶な使命感を持っている最大の旧主派であるマスメディアの役目も終わりかけているのだなと強く思った次第です。


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5月前半の読書 2010/5/17(月)

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神々の指紋(上)(下) グラハム・ハンコック
1996年に日本で刊行される(英国では1995年)やベストセラーになったこの本のことはよく覚えている人も多いと思います。私もその頃に「世界不思議発見」でも取り上げられたことをよく覚えています。しかし現在はもっぱら「トンデモ本」として「事実の歪曲」、「事実誤認」、「無茶苦茶な推論」などとされまったくその信頼性はないと言われています。

実はこの本は文庫になってまもなく購入したのですが、最初のうちは結構難解で小説のようにストーリーがあるわけではなく、南米の古代文明の歴史と遺跡の分析が淡々と続きます。なので、途中で苦しくなり読むのを断念して10年以上も放置していました。

ま、それはともかく、内容は古代マヤ文明、インカ帝国、エジプト文明など、現在の技術でも難しい土木工事や進んだ航海術、太陽の惑星運動や星座の位置の観測能力などを見ると、それらの文明よりも遙か昔、およそ紀元前1万年に、非常に高度な文明があり、その文明が何かにより滅びるときが来て、その技術の一部が各地に伝わったものではないかという推測を順番に証明していきます。

先日DVDで観た映画2012やノウイングに出てきましたが、それは古代マヤ文明では星座の動きや地球が太陽を周回していることを理解しており、独自のカレンダーを持っていて、そのカレンダーには2012年12月までしか日付がないことから、地球に大災害が起きてほとんどの人類が死滅するのではと言われています。本書ではそのことにも触れています。

つまり地球は何万年という単位で過去に3回壊滅状態に陥ったが、その都度初期化された新たな文明が起き、次に壊滅を迎えるのが2012年12月だということです。もし人類がまもなく死滅するともしわかったとしたら、残された期間でなにをするかと言えば、昔ここには進んだ文明があったことを証明する遺跡を残してなにかを伝えようとするだろうということで、南米やエジプトに現代の建築工学でも不可能に思える大建築物を残したと推定しています。

結局は、その高度な文明があったのは、現在の分厚い氷の下にある南極大陸で、元々は温暖な緯度にあった大陸が、およそ1万数千年前に大きな地殻変動で南極の位置へ移動してしまい、同時に地球規模での大洪水で文明は滅びてしまったが、一部の生き延びた文明人が、地中海周辺や南米大陸へ流れ着き(あるいは自らの意志で海を渡り)、その高度な知識と文明を伝え残したのではないかというのが結論になります。

作者はジャーナリストですが、そもそも考古学というのは、そのほとんどが推論で、目の前にある数少ない遺跡などの証拠は、その目的も建造方法も謎だらけというのが実際のところのようです。

なので、どのように推論するかは学者であれ、ジャーナリストであれ勝手なのですが、読者はそう言った推論に使われる様々な証拠やデータを直接に見たり分析することはできないので、こうだと言い切られると信じざるを得なかったりします。

特に学者の場合、通常は権威のある先輩学者に逆らえなかったり、派閥によって他の派閥の推論を絶対に認めなかったりして、新しい理論や研究が阻害されてしまうということがよくあります。学者がこのような発表をすれば、まず学会にはいられなくなるでしょうし、それこそ精神異常者扱いでしょう。

今後さらに新たな遺跡が発見されたり、残された意味が解析できたり、それこそ南極大陸の地表が詳細に分析できるようになれば、もっといろいろな発見があるのかも知れません。

もし今後エジプトや南米のペルーやメキシコへ行く機会があれば、事前にこの本を読んでおくことで、いろいろと事前の勉強にはなるでしょう。

しかし謎だらけのイエス・キリストの話しは今からたった2000年前の話ですが、エジプトの大ピラミッドやスフィンクスが建設されたのが、本書で書かれているように今から12000年以上前だとすると、やはりトンデモない話しに思えますが、本書を読むと妙に説得力があります。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

衆愚の時代(新潮新書) 楡 周平
著者の紹介欄を見て、同じ年齢だということがわかりました。道理で書かれているテーマと意見が私の思いを綴ってきた日記と近いはずです。もちろん本書はプロが書いていますので、読みやすく説得力のある文章でしかもよくまとめられています。

ただ、同年齢と言っても楡氏は小学校の時からずっと弁当持参だったと書いてますが、当時は全国的に公立小学校は給食だったはずです。

地域によって多少の違いはあるでしょうけど、まずくて臭う脱脂粉乳や三角形の牛乳パック(その前は牛乳瓶)、鯨肉の甘露煮、唯一好きだったカレー風味シチュー、味気ないマーガリン、いつも代わり映えがしないカスカスの食パンなど覚えています。もしかすると楡氏はリッチな私立の小学校だったのでしょうかね?

しかし読んでいるとどうも私と同世代の不満不平を並べあげつらっているだけという気がしてなりません。もちろん不満とともに筆者なりの解決法やアイデアも提案されていますが、練りに練られたものと言うよりはジャストアイデアとしか思えないのが残念です。

いや、それでもなにも解決策を考えないで文句ばかり言っている最近の軽薄な評論家やジャーナリストよりはずっといいのですが。

楡氏の著作を知ったのは友人に勧められて読んだデビュー作の「Cの福音」(1996年刊)からです。この本は単行本で、後は文庫本になってからほとんどすべて買って読んでいます。

「Cの福音」では当時はインターネットメールが普及する直前の時期で、パソコン通信を使っての犯罪ネットワークがポイントとなっていました。1996年当時私はすでにインターネットメールアカウントを持っていましたが、それまでは私もNiftyサーブを使ってメールやBBSに参加していましたので、さっそくそれらを使った犯罪小説ができたと驚いたものです。それからするとこの今の世界は万感の思いがします。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

夢魔の森 小沢 章友
陰陽師・土御門典明が活躍する妖怪退治の小説です。って書いたらそれで終わっちゃってしまうので、もう少し感想を書くと、文庫本は1997年に発売された少し古いもので、この本も長く本棚にしまい込んでいた途中で断念した本です。

なぜ断念したかは記憶にないのですが、240ページの比較的短い小説で、別に難解ではなく、読みづらいわけでもなく、ただ荒唐無稽なだけです。

陰陽師と言うと平安時代に活躍した安倍晴明が有名で小説や映画にもよく出てきますし、京都には安倍晴明を奉っている清明神社まであります。

土御門家はその安倍晴明の末裔ですが、この小説の登場人物は実在の人物ではなく架空の人物のようです。

主人公の祖父が語った羅城門に住む鬼の退治など所々に京都らしさが出てきますが、土御門(つちみかど)家と言えば応仁の乱を避けて、とっとと若狭へ逃げだしていた、ちょっと根性なしのようで、京都ではイマイチ人気がありません。


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とさかにくる宝くじ収益金の話し 2010/5/19(水)

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「ジャンボ宝くじで1等に当たる」確率は、「自分が1年以内に交通事故に遭い死ぬ」確率よりもずっとずっと低くて「あり得ないこと」と同義語なのですが、それでもついつい派手な宣伝に煽られ、3億円に目がくらんで買ってしまうのは、悲しい庶民(私のことです)の性というべきものです。

私は「ここの売り場はよく当たる」と評判の売り場にわざわざ並んでまで買いに行くことはしませんが、朝早くから並んで買う人には、もうなにを言っても聞く耳は持たないのでしょうけど「日本で一番当たりの多い店」=「日本で一番ハズレの多い店」ということなのですけどね。

過去の日記で書いたことがありますが、宝くじの売上から当選金に回される割合(還元率)はおよそ46%です。競馬や競艇などの公営ギャンブルの還元率がおよそ75%なのに対してあまりにも少なく、テレビや新聞で有名人を使った大量の広告を見るたびにムカムカと腹が立っていました。

しかし上には上があって、パチンコやスロットの還元率は80%ぐらい(運だけでは無理と思われますが)、ラスベガスなどの公営カジノのルーレットではおよそ95%の還元率(高額当選の場合、他に州税とかとか取られますが)です。時々摘発されている違法な博打(私設カジノやノミ行為)でもおよそ80〜90%の還元率ということですから、いかに宝くじの還元率が低いかがわかります。

それでもまだ宝くじを買いますか?

そして追い打ちをかけるがごとく、宝くじの当選金を差し引いた分を収益金、別の言葉で言えばテラ銭と呼びますが、宝くじの収益金の使われ方のニュースを見て完全にとさかに来ました。

#「鶏冠(とさか)に来る」という言い回しは「頭にくる。怒りでかっとなる」という意味で、昔はよく使ったのですが、なぜか最近ではまず見かけなくなりましたので、奇をてらって今回のタイトルに使ってみました。

毎日新聞
宝くじ:収益、天下り法人に年360億円超「隠れ補助金」の疑い
年間1兆円を超す宝くじの売り上げのうち360億円余りが、総務省所管の日本宝くじ協会や全国市町村振興協会など少なくとも125の公益法人に、複数年にわたって助成金などの名目で流れていることが、総務省の資料で分かった。125法人への天下りは常勤役員だけで133人(08年12月時点)に上り、天下りが5代以上続く法人も17ある。地方の財源確保が目的の売り上げが、天下りの人件費など公益法人の運営に転用されている構図が浮かんだ。

イザ!ニュース
【日本の議論】宝くじ収益金はどこへ消えた? 天下り法人に“埋蔵金”も

Press Net Japan
43人全員が総務省天下り 宝くじ関連の6公益法人 


■天下り天国で、宝くじの収益金が配られている関係団体と配付金(抜粋)
 財団法人日本宝くじ協会 183億円
 財団法人自治体衛星通信機構 グリーンジャンボの収益約12億7千万円
 財団法人全国市町村振興協会 サマージャンボの収益金の一部
 財団法人全国市町村研修財団 サマージャンボの収益金の一部
 財団法人自治総合センター 約98億円
 財団法人自治体国際化協会 年末ジャンボの収益18億4700万円+約8200万円
 財団法人消防科学総合センター 約1億4千万円
 財団法人地域活性化センター 約2億7千万円
 財団法人地方債協会 4600万円


競馬や競輪、競艇などの「公営ギャンブル利権に群がる政治家」というのが、一昔前に問題になったことがありましたが、今や宝くじの利権は総務省の官僚OBにとって最高に美味しい再就職先となっているようです。

おそらく宝くじ以外にも、文科省管轄のスポーツ振興くじ(サッカーのtoto)や、競輪(経産省)、競馬(農水省)、競艇(国交省)、オートレース(経産省)、パチンコ(警察庁)でも多かれ少なかれギャンブルの巨大な利権に群がる官僚OBはいるのでしょう。

なにかで読んだのですが、一番優れた官僚というのは「天下り先を新たに作る」人のことだそうです。なので、自分達の権限で次々と所管する財団法人や社団法人を作り、そこにお金が落ちる仕組みを作りあげていきます。さらにその下に随意契約でお金が流れるファミリー会社を作っていくという寸法です。

しかもそれを各省庁同士が競っていて、○○省がこの新しい分野をとるなら、今度はうちにこの分野を渡せというような省同士で綱引きが行われるそうです。そのためには同じ学校(東大)で同級生や先輩後輩だったりしないと、あうんの呼吸でうまく調整ができないはずです。地方自治体もだいたいそれに準じた形で同じような事をやっています。

地方分権を声高にいう人もいますが、地方の上級役人は所詮ミニ官僚ですから、行動パターンや求められる資質(天下り先を作る)は同じです。それなら地方分権してもなんの意味もなくなってしまう危険性があることを知っておくべきでしょう。

明治時代から大きなことは国が決めたことを指示通りになにも頭も使わずやっておけばよかったのが、地方分権になっていきなりお前が使い道を考えろと言われてすぐにできる役人はいないでしょう。

好きか嫌いで言えば、ものすごく嫌いですが石原都知事や橋元知事のような官僚あがりではないリーダーシップのある政治家が地方自治のトップにいれば、まだ救われると思いますが、実際の知事の多くは中央または地方の官僚あがりで、国からの指示待ち、慣例第一、事なかれ主義、最後のあがりのポジションという位置づけですから、まずうまくいきっこないでしょう。

まだまだそういった一般国民からすると不可解な仕組みが多く存在する限り、軽々しく各種の税金や社会保険、介護保険、雇用保険などを上げてもらいたくないのですが、昨年政権が変わることによってその一部が露見し始めたものの、50年以上の長きに渡って前政権時代に築かれた巧妙な仕組みは、そうそう半年や1年でクリアにできるとは思いません。

もし昨年の政権交代がなければ、その中で大きな犯罪でも起きない限り、こういった利権構造は永遠に遡上に上がることはなく、自民党は人の揚げ足ばかりやっているのではなく、大いに自己反省と、今まで国民を騙し続けてきた謝罪を行うべきではないかと思うのです。

と、ちょっと、興奮気味で話しがだいぶんとずれてしまいましたが、宝くじの収益金に群がる意味のない関係団体をすべてなくし、当選金配分をせめて公営ギャンブル並みの75%ぐらいに引き上げ、同時に観るたびにムカムカする広告宣伝も大幅に削って、収益金は官僚OBの高額な給料や退職金ではなく、本当の社会福祉だけに使ってもらいたいものです。

広告を減らせば売上が落ちて当選金が減ってしまうと心配するかも知れませんが、問題なのは配分率であって、売上高ではありません。売上が落ちれば(購入者が減れば)それだけ当選する確率は上がりますので、それで1等の本数が減ったとしても配分率さえ上がっていれば、購入者にとっては必ずメリットは多くなるのです。


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液晶テレビが故障した件 その2 2010/5/21(金)

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以前の日記で「液晶テレビが故障した件」を書きました。5年前に買った大型液晶テレビの画面に黒ずみが拡がってきたのと、主電源がよく落ちてしまうので、いよいよ修理かなと思って保証書を調べてみたら、たまたま販売店の10年保険に入っていたので、さっそく修理を依頼したという話しです。

その後の話しですが、さっそく販売店経由で三菱電機から連絡があり、修理に来てくれました。普段は夫婦とも平日は仕事でいないのですが、妻が休みをとっている日に合わせて来てもらいました。

その妻には、パネル交換となるとたぶん10万円を超えることになるので、電源スイッチの不具合も含めて15万円以内ならば保険で戻ってくる分との差額で新しく買うよりいいので、その範囲で交渉してくれと頼んでおきました。

サービスマンは手慣れたもので、こういった黒ずみはよくあるそうですが、メーカー保証は1年で、その後は年々安くなる液晶テレビのせいもあり、逆に修理代のほうが高くつくことになり、多くの場合パネルの交換はおこなわないようです。

さらに付け加えると、担当者曰くこの5年前の製品の液晶パネルの在庫は既になく、交換修理はできませんとのことです。

もう一つの不具合の電源落ちは、その場で事象が発生しなかったので推定ですが、使っているうちに液晶パネルの温度が上がり、本来はそれを冷却するため自動的に内蔵ファンが回り出すそうですが、どうもそれが故障していて、さらに暖まってくると異常高温にならないよう安全装置が働き電源が切れてしまうことではないかと言うことでした。

そうであれば、最初点けたときはしばらく問題ないものの、30分ほど経って暖まってからは、電源が落ちた後に再度点けても5分ぐらいですぐに切れてしまうというのもうなずけます。

結局その場では、パネルの交換が無理と言うことで、サービスマンから販売店の10年保険のうち5年経過後の保険料(購入価格の30%=32万円×30%=96,000円)の範囲で、新品の液晶テレビに交換しましょうと提案され、妻はすぐにそれに同意しました。

ちなみに修理をした場合の内訳としては、部品代:パネル6万円、技術料1万8千円、出張費2千百円 合計8万100円+税で合計84,105円という計算になり、これならば保険でまかなえる範囲です。

同じメーカーの同タイプの製品では、液晶画面サイズが40型しかなく、現在の37型から僅かですがサイズアップすることになります。

その他種々この5年間の技術の進歩があり、内蔵スピーカー(ダイヤトーン)もグレードアップしています。その点は焼け太りというかラッキーです。

ちなみにカカクコムで調べてみると、その交換されるという製品は2009年11月の発売で、現在最安値が92,000円(+エコポイント23000点)となっています。製品レビューを見ると85,000円ぐらいで買った人もいます。

やはり液晶テレビはこの5年間で1/3〜1/4以下(エコポイントも計算に入れると1/5)に下がっているんですね。恐るべしデフレと海外製造業(この製品は中国製のようです)です。

つまりは、5年前に知らずに加入していた(自動的についてきた)10年保険のおかげで、69,000円(92,000-23,000)分の液晶テレビがタダで手に入ったということになります。

しかしこの交換される製品には当然保険には入れません(たぶん1年間のメーカー保証はついている)ので、次に壊れたら即有償修理ということです。今度はせめて10年は壊れないで欲しいものです。

わずか5年で故障してそれを修理して長く使うより、新製品を買う方が安上がりという市場経済は、やはりどこかおかしいと感じます。

以前にもパイオニアのDVDレコーダーが故障した際に同じようなことを書いた記憶がありますが、おそらく80年代のバブル期以降から、日本ではそのような使い捨て文化が拡がってしまったような気がします。

あと、表向きは日本メーカーの家電を買うことになっても、作っているのは中国をはじめとする海外の工場だったり、メイン部品である液晶パネルが外国製であったりする場合が多く、その性能や仕上がりの優劣はともかく、不況にあえぐ日本国内の製造業の一助にはならず、心苦しく感じます。もちろん一部の高級・高機能モデルを中心として純国産品もありますが、価格は当然割高です。

ユニクロやH&Mの服などはもちろん、大手スーパーで売られている野菜・食肉・冷凍食品・加工食品や100円ショップにあるほとんどの商品、スマートフォン、パソコン、その他多くの家電は今や海外での製造で、身の回りにあるものでMade in JAPANは珍しくなっています。これで日本人は本当に豊かになったと喜んでいていいのか、考えさせられてしまいます。

もし雇用を増やしたり、非正規雇用を減らして正社員雇用を増やそう、国債の発行を抑えて国の借金を減らそうと思うのなら、そういった海外製品を国民は買ってはいけないというのが極論です。

いくらユニクロの規模が拡大しようが、スマートフォンが何百万台売れようが、雇用という点でその恩恵に与れる人は、ユニクロや携帯ショップの非正規のアルバイト店員が数百人程度増えるぐらいでかなり限定的です。

もしユニクロの製品やスマートフォンがすべて国内の工場で製造され、しかもそれらが世界中に輸出がされたとしたら、それだけで数万〜数十万人の新たな雇用が生まれていたでしょう。

ただ製品の価格は他のアジア各国と比べて人件費が高いので、現在のそれと同等というわけにはいかず、国内外で売れるかどうかはわかりません。

我々日本人は「雇用を守れ」「非正規社員を減らせ」と叫びながら、一方では高価な国産品を見限って安い海外製品を求め、雇用を減らし、正社員を減らし、さらに収入を減らして、より安い製品を求めるという矛盾したことをバブル崩壊後の20年間ずっとやってきているのです。

さてテレビ修理・交換についてですが、話しはこれだけで終わりませんでした。

以下、怒濤の激動編へ続く、、、か?


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液晶テレビが故障した件 その3 2010/5/23(日)

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液晶テレビが故障した件 その2」では、修理が無理なので、新品と交換しますと言われたと書きました。ところが翌週になってサービスの方から電話がありました。

 サ「えーと、テレビを新品に交換すると言ってましたが、その製品が今度いつ日本に入ってくるかがわからないのです」

 私「えぇ!それは困りますね。」

 サ「それでですね、交換用の液晶パネルがすぐに入りそうなので、それに交換ではどうですか?」

 私「えーと、それは話しが違うんじゃないですか?」

 サ「えぇわかってます、やっぱり新品がいいですよねぇ」

 私「それもそうですが、そもそもパネル交換よりも電源が落ちることのほうが火急の問題でして」

 サ「それはこの前の訪問時に再現しなかったので、調べてないんですよ〜」

 私「そんな状況なので、パネルを交換すると言われても問題の解決にはなりませんよね?」

 サ「電源については、インジケーターの点滅の回数を調べてもらえれば原因がわかるので」

 私「忙しくてそんなことはやってられないので」

 サ「点滅回数を数えてもらえればいいだけなのですが…」

 私「(それは無視して)で、いつまで待てば新しいのが入ってくるのですか?」

 サ「今はまだなんとも…」

 私「半年先とか?」

 サ「そこまではかからないと思いますが…」

 私「点滅回数ってなにをどう見るんですか?」

 サ「電源が落ちた後に、インジケーターが点滅する回数を数えてください」

 私「では時間があれば点滅について調べてみます」

というようなやりとりがあり、新品への交換ではなく単なる修理へと変な感じになってきました。

こちらとしては、次に故障すればもう保険も保証もないので、せっかく新品に入れ替えると言ってくれたのを、部分的な修理で終わらせて欲しくはなく、相手もそれを見越していて、話しの節々に「長く待っても新品のほうがいいだろ?なら黙って待ってろ」という客をなめた対応と感じたので、ちょっとお互いにちぐはぐな対応となってしまいました。

ただ、ほとんどテレビを観ない私が、テレビを点けて、自然に電源が落ちるのをジッと待って、消えるのを確認してから点滅回数を数えるなんて、そんな暇も余裕もなく、、、そうなれば手はひとつ。

メーカーの修理サービスのWebを探してそこへクレームのメールを出しました。

要点は、

(1)5年前に32万円もするテレビを買って、今回有料(販売店の保険は使うが)の修理を依頼したのに、その対応に不満
(2)交換すると言ったテレビが、一週間経っても、次にいつ入るかわからないなんて無茶苦茶な説明
(3)一度はパネルはないので交換は無理と言っておきながら、すぐにできるというのはなぜ?
(4)電源が壊れていることは修理に来たときに言ってあったのになにも対応してくれなかった(事象が発生しなかったとは言え、チェックもしなかったのは手落ち)
(5)技術料や出張料を別途請求されるのに、その故障の原因と思われる点を自分で調べてくれというのはお門違い

というものです。う〜ん、立派なというか半ば無茶苦茶なクレーマーそのものです。

そして顧客満足度を上げようとどこも力を入れているお客様相談室からメールを出した翌日にはメールにて返信がありました。無視されずよかった。

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○○ 様
ホームページへのお便り拝見いたしました。
弊社製品をご愛用いただき、ありがとうございます。
○○様にご愛顧頂いております液晶カラーテレビの故障にてご不便・ご迷惑をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
また、修理を担当させて頂きました技術者の不十分な説明につきまして重ね深くお詫び申し上げます。

部品納期及び修理経緯進捗につきましては、あらためて技術者より連絡をさせて頂くように致します。

また、電源が切れる件につきましては、技術者訪問時に症状が再現しないため、症状発生時に「エラー表示:電源ランプの点滅回数」を見て頂くようにお願い申し上げたこと確認致しましたが、技術者の意向が十分に○○様に伝わっていませんでした。
ご不快感を与えましたこと、深くお詫び申し上げます。

追って技術者より連絡をさせて頂きますので何卒宜しくお願い申しあげます。
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う〜む、、、これではどういう方向へ進むかまったく読めません。

つまり「基本は修理なんだからパネルがあるならとっととパネル交換と電源の修理をおこなえば、なにもこやつに新品を提供しなくていいじゃねぇか」という方針なのか、それとも「うるさそうな客だから、他から手を回して早く新品をくれてやってしまえ」なのか。なんとなく前者のような気がします。

ともかくサービスの方からの再連絡を待つのみです。ただ想像ができるのは、

 サ「インジケーターランプの点滅回数確認していただけましたか?」

 私「いえまだです」

 サ「…」

 私「忙しくていつできるか不明です」

 サ「…」

 私「ところで製品はいつ入荷するか決まりましたか?」

 サ「いえまだです」

 私「…」

という不毛な会話になりそうで。

私としてはここで「その新品の製品がいつ入るかわからないというなら、すぐに入る別の(国産)モデルでいいから」と言ってみたいのですが、小心者の私にはなかなかそれを言う勇気と度胸がありません。

と言うのも今回交換してくれるモデルはランクから言えば一番下位のモデルですから、他のモデルと言えば中古品以外では、上位の高級モデルになります。いつこの悪魔のささやきを言うか迷っているところですが、きっと無視されてしまうことでしょう。

そしていよいよ次は怒濤の解決編、、、か?


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中国との関係について 2010/5/25(火)

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戦後日本経済の復興はアメリカ頼りで、多くの貿易不均衡に支えられ発展してきました。そして現在の日本の不況を脱するためには、もはやアメリカではなく中国に頼るしかないというのが現状の経済界のようです。

13億人の人口を擁する中国は、おそらく21世紀中盤までには世界一の経済大国になることは間違いなさそうで、すでに今年度はGDPで日本を抜き2位になることがほぼ確実となっています。

しかし国民ひとり当たりのGDPや、GDPではなくGNPで比較をすると、まだまだこれからと言わざるを得ないのも確かです。

現在はまだ世界の工場と言われて欧米や日本の下請けに甘んじている中国も、高度成長期の日本がそうであったように、やがては自力で開発、製造していくことになります。しかもそれは日本のようにアメリカを中心とする世界に向けて販売をするためではなく、自国内だけでも相当数の需要が見込まれます。なんたって全世界の約20%にあたるのが中国の人口数で、華僑など世界に散らばる中国系の人を入れるとそりゃぁまぁすごい数です。

つまり中国には、まだいくらでも豊富な労働力と購買意欲、需要があり、さらに広大な国土において道路や鉄道、空港や港湾、通信、電気、ガス、水道などインフラを整えていくという巨大な内需があります。

その点、わずか十年ほどで内需のバブルがはじけてしまった日本との決定的な差であり、中国は今後数十年間に渡り、国家と国民の成長シナリオが描きやすい状況にあるわけです。

さて、そうした中国ですが、軍事技術、宇宙開発、民生技術を問わず、もはや日本やアメリカに対して大幅に劣っている部分は少なくなっています。「いやまだまだ追いついていない!」と言う人はそう思いたいだけで、いずれにしてもホンの数年のうちには思い知らされることになるでしょう。

と言うのも1979年から始まった一人っ子政策のため国や両親が子供にかける教育費が半端なく潤沢で、その優秀な子供達が政治や経済、科学などの分野で本格的に活躍する頃(現在はまだ30歳以下なのであと10〜20年後でしょうか)には、世界でもっとも優秀な頭脳はほとんど中国に集まっていると言われているかもしれません。

また統計学的に言えば天才イチローは日本人に1人しかいませんが、中国ではイチロークラスの天才は潜在的に10人ぐらいいるはずです。

そこで、例えば戦後から高度成長期にかけて日本が国内産業を育成し、守るためにおこなってきた輸入制限や高率関税化を中国が日本に対して強行すれば、日本経済は相当なダメージを受けることになります。

中国にとっては別にトヨタやホンダのクルマや、ソニー、パナソニックのテレビが輸入できなくなっても全然困りません。つまり政治問題を含めた貿易戦争が日中間で起きてしまうと困り果てるのは日本だけです。

現在日本と中国は対等の関係を保っていますが、数年のうちには、中国にとって日本は無用の国となり、敗戦以降アメリカが占領軍代表として日本の政治・経済を牛耳ってきたように、中国が日本経済の生殺与奪を握ることで、アメリカに取って代わり日本の首根っこをつかみ、中国の言うことを聞かなければ輸出入を停止するぞと恫喝される可能性だってあります。

そのようなことになった場合、冷戦時に日本が反共の防波堤としての役割があった頃とは違い、アメリカが間に入って関係を取り持ってくれたり、日本を友好国として支援してくれるかと言えば、それはもう期待できないでしょう。

今から40年前には「アメリカの第52番目の州」とまで言われた日本は、今から40年後には「中国の24番目の省」と言われているかも知れません。

何度も書きますが、もはや中国にとって日本の技術や市場は不要で、せいぜい日本に駐留するアメリカ軍に対して、横目で警戒するぐらいしか、日本の意義を認めなくなるでしょう。

そして日本企業が持ち前のバイタリティで中国市場に割り込んでくることを危惧し、ソニーや資生堂などの例を挙げるまでもなく「日本製品叩き」や「日本製不買運動」を起こし、中国人の愛国心を高め、反政府感情を抑え込み、国民の意識をコントロールをするため「反日運動」を増幅していくことが予想されます。

「反日」「抗日」は多くの中国人民にとって最大のガス抜きとなることを政府はよく知っています。

そうなると輸出で稼ぐ日本企業が生きる道は、中国企業の傘下に入る(表向きは対等な提携や合併でも実質は中国側に吸収)しか残されていません。

しかもそれが会社の持ち主である株主にとって、中国市場の獲得という企業価値を高める一番の方法であることから、今後積極的にそういう判断をする経営者が増えていくでしょう。

中国に負い目や弱点があるとすると、チベット自治区や新疆ウイグル自治区に代表される多種多様な民族統治問題と、いまや少数派の漢民族が一党独裁で支配する政治と宗教に絡む問題でしょう。

政治腐敗もよく言われますが、これは別に中国共産党だから起きるわけではなく、「淀む水は腐る」とどこの国でも起きる問題です。

また何年も前から崩壊が近いと言われながら持ちこたえている北朝鮮は、中国が莫大な経済支援をいつまで続けるかによってその生死が左右されています。

もしなんらかの都合で支援を止めたときに、影響は小さくても手負いの国家に噛みつかれる可能性がありますので、中国が経済的に良好であり続ける限りは友好な関係が継続していくものと思われます。

台湾問題については、もはや軍事力での解決は絶対に無理で、経済的な交流は今後進むものの、当面は政治的にはなにも変化しないでしょう。

結論としては、日本としては隣国でかつ大国とはいえ、全面的な中国シフトはリスクが高過ぎます。ではどうすればいいかと言えば、国家が主導して中国と同規模にインド(12億人)、インドネシア(2億3千万人)、バングラデシュ(1億5000万人)、フィリピン(9200万人)、ベトナム(8400万人)、タイ(6700万人)などを中心に他のアジア各国と関係を強化していくのです。つまり簡単に言えばリスクの分散とアジア経済圏としてのリーダーシップをいち早くとるのです。

現状ではすぐ隣の中国に美味しい餌があるのに、わざわざ遠いインドや政治的にやや不安定なところがあるインドネシアやタイに進出することを民間企業なら躊躇うでしょう。

でもベトナムの新幹線建設計画のように国がもっと率先して中国以外のアジア各国への民間企業の進出の手助けをしていけば、よりスムーズに進むことになります。

同時に、少子化で定員割れなどで余った日本の高等教育機関と設備を使い、インドやインドネシア、ベトナム、フィリピンから国費留学やODAを使って奨学金による留学生を大量に受け入れ、卒業後は日本企業へ就職するか、または帰国すればそれぞれの国ではエリートや専門家となるわけで、日本や日本企業との関係が深まることは間違いありません。

当面は日本企業は中国相手で大きく儲けられるかも知れませんが、その先を見れば、まもなく自力だけでやっていけ、しかも何事も一筋縄ではいかない中国相手ではなく、その先を見据えた戦略をよく考えてもらいたいものです。


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液晶テレビが故障した件 その4 2010/5/27(木)

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【前回までのあらすじ】
購入してから5年が経った37型の液晶テレビの電源が突然ブチッと切れてしまう現象が頻発するようになり、また、液晶画面の黒ずみが拡がってきたこともあって、修理にどのぐらい費用がかかるか調べようとしたら、ラッキーにも販売店の10年保険に加入していることが判明し、その保険金の範囲内で修理ができそうなので、さっそく販売店経由で修理を依頼しました。
メーカーの技術の方が来てちょっと見ただけで「保険の範囲で納まるので、修理の費用で新型と交換します」と言ってくれたのはよかったのだけど、1週間経ってもその新型がいつ入荷するかわからないと連絡があり、そんな事じゃ困ると修理受付の相談センターへクレームのメール。丁重ではあるがマニュアル通りの返答が返ってきて、いろいろと勝手な妄想しながら待っていたところ、、、


液晶テレビが故障した件
液晶テレビが故障した件 その2
液晶テレビが故障した件 その3

クレームを入れた修理問い合わせ窓口からメールで返事が来てから2日が経ちましたが「部品納期及び修理経緯進捗」について、サービスからなにも連絡も来ないまま過ぎました。

再度修理相談へ督促メールを送ろうか(立派なクレーマーと化していると実感)と思っていた矢先、私の不在時に修理サービスセンターから自宅に電話がかかってきました。

在宅していた妻が電話に出ると「テレビが入荷されたので明日持っていきます」という。製品は外国(中国?)からの輸入と聞いていたので、そんな突然にやってくるとは想定外で、夫婦とも平日は働いているので、いきなり明日と言われても受け取ることができず、そこで少し余裕をもって「来週なら受け取れます」と回答しました。

基本サービスセンターは平日しか対応をしてくれないので、前回修理に来てもらったときには、妻にパートを休んでもらったので、今度は「早めに言ってくれたら今度は私が休みを取って対応する」と言ってありました。

たかがテレビの納品で会社を休むというのもふざけた話しと言われるかも知れませんが、なにかこういうことでもないと、会社を休む理由がなく、まず病気はしないし、趣味とか平日休んで旅行することも、子供は大きくなったので平日の行事に参加することもなく、有給休暇をもてあましている状態なのです。

それはさておき、とうとう解決しました。現在販売されている中では一番下のクラスですが、最新の40インチの液晶テレビ(三菱REAL LCD-40MXW300)がやってきました!

しかしこの40型液晶テレビ、実売価格がすでに10万円ぐらいで、エコポイントが2万3千円分つくので、実質7万7千円まで下がっていることに驚きを隠せません。だって、ホンの5年前には三菱の一番安い37型液晶テレビで32万円!もしたんですよ。

 5年前に買った37型液晶テレビ(LCD-H37MRH4):画面に黒ずみが拡がっている


 今回交換された新しい40型液晶テレビ:画質自体に5年前と変わった印象はない


ただちょっと残念なことは、5年前の液晶パネルはシャープ製、今度のパネルは中国製とのことで、やはり低価格化のもっとも大きな理由は海外生産に寄るところが大きいのでしょう。

設置にきたサービスの方に言われましたが、新しいテレビの保障期間は、通常ならメーカー保障1年なのですが、今回はあくまで修理(交換)なので、保障期間は3ヶ月のみとのこと。つまり初期不良以外は有償修理という覚悟が必要です。ま、これは仕方なしです。

あと、サービスの方は一人でやってきたのですが、液晶とはいえさすがに40型のテレビ(段ボールに梱包されたもの)を一人で運ぶことは難しく(しかも50〜60歳ぐらいのいい歳のおじさんでした)、ミニバンに積まれた新型を部屋に運び込むのと、交換した古いテレビをミニバンに積むのを手伝うことになりました(別にこれは当然と思っていて不満ではないが、もし手伝える人がいなかったり、設置場所がエレベータのない3階の部屋とかだったらどうしていたのでしょう)。

積み替えをして驚いたのは、旧型の液晶テレビは相当に重く、逆に新型はあれ?と思うぐらいに軽くできています。聞くところによれば、昔(と言っても5〜6年前のだけど)の液晶テレビにはあちこちに厚い鉄板が使われていて、頑丈にできていたとのことです。これも5年間の進化のひとつなのでしょう。

新型を設置して、配線をしてくれましたが、そこで困ったのが、最近のデジタル機器の接続はHDMI端子というのがデフォルトになっていて、今まで使っていたD1/D2/D3/D4映像出力端子がひとつしか付いていません。

うちはCATV(J:COM)を利用していますが、その3年ほど前から使っている録画機能付きセットトップボックス(JC-5000)にはHDMI端子なんて気の利いたモノはついていないので、自動的にD端子接続となります。

そうすると少し古いDVDレコーダーとテレビはD端子接続ができず、昔からある映像・音声端子接続ということになり、画質は大きく落ちてしまいます。つまり文句あるならHDMI端子付きの機器に買い替えろと言われているような気がします。

考えてみればD端子接続というのは、一見するとD=デジタルと勘違いしますが、実際はアナログの接続なので、本当はHDMI接続をして初めて綺麗な画質や音声が楽しめるというのを今回知りました。

でもCATVからレンタルされているセットボックスがHDMI接続に対応してくれなければ、その恩恵は受けられません。いや、CATVを地デジアンテナ代わりにしてテレビの地デジチューナーで見ればOKなのかな。

調べるとCATVのセットボックスをHDMI端子のついた新しい機種に交換することもできるそうですが、交換手数料や場合によっては契約の変更が必要になるようで、ちょっと躊躇います。

今のところ絶対に困るという状態ではないので、しばらく様子見かな。セットボックスの調子が悪くなったりすれば、その際にHDMI端子付きに交換してもらうことにします。

交換が終わり、サービスの方に修理代のお金を支払い、領収書と修理明細を書いてもらい、それを販売店(コジマ)のレジへ持っていきました。その場で内容をチェックをし、現金で支払った費用分の保険金を支払ってもらえました。いや〜助かるシステムです。

コジマで待つあいだ、売り場に置いてあったPanasonicの3Dテレビを試してみましたが、いや〜凄いです。面白いです。でもテレビごときを観るために、わざわざ眼鏡をかけなくちゃいけないのは面倒で、3D用のソフトも限られるでしょうから、当面普及するとは思えません。


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正しい会社の辞め方?  2010/5/29(土)

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定期巡回しているネットで少し古い(2009年9月)のですが、役立ちそうな記事(ちょっと物足りない感じがしますが)を見つけました。

ちょっと意地悪な「正しい会社の辞め方」10カ条

その10カ条とは、

 1.退職を決めたら、自分の労働時間を再計算すること
 2.ハラスメントや解雇に関連する会話や暴言は録音すること
 3.自分で訴えようとか、会社に掛け合おうとしないこと
 4.転職先が決まるまでは、格好が悪くても会社を辞めない
 5.就業規則の「解雇要件」について確認する
 6.適度なタイミングであきらめる
 7.安易な起業は考えない
 8.転職ノウハウ本や情報商材は過信しない
 9.労働組合に相談してみる
 10.友人・知人との交流を取り戻してください


と書かれています。記事にはそれぞれの説明が書いてありますので、興味のある人は読んでください。

この10カ条の中で、私が特にお勧めできるのは、

2. ハラスメントや解雇に関連する会話や暴言は録音すること
4. 転職先が決まるまでは、格好が悪くても会社を辞めない
10. 友人・知人との交流を取り戻してください


です。

2.は、録音した内容によってもの凄い爆弾になり、場合によっては解雇無効や多額の賠償金を勝ち取ることができます。もっともその録音した内容を使わざるを得ないような険悪な辞め方は、しないのが一番なのですが、念のためということで。

また記事にも書かれていますが、録音データを労働争議の解決に向けて、公的な機関へ提出する以外に使うと「機密情報漏えい」の犯罪になる可能性があるので取り扱いには注意です。

4.ですが、現役で就職面接を受けるのと、失業状態で受けるのとでは、採用側にとって受ける印象に大きな差があります。当然現役のほうが何倍も有利です。それは、ひとつには条件面などにおいて足下を見られないと言うことがあります。

二つめに本人は気がつかなくても、現役の顔つきやスーツの着こなしと、しばらく失業生活を送っている人の顔つきや身だしなみ、身のこなし等で微妙に違いが出てくるものです。当然企業はいかにも現役、即戦力という人を採用したいものです。

10.は、まったく縁のないところよりも、多少でも知り合いがいたり、その紹介がある先を受けるほうが、絶対有利です。また偶然にその知人が誰かにいい人がいたら教えてと頼まれているかも知れません。

頼るのは赤の他人の紹介エージェントではなく、友人・知人がまず一番先です。そのためには元部下や同窓生といった自分のプライドがズタズタになってしまうこともあるかもしれません。しかし誰だって、逆の立場になる事があるので、もはやそんなことは気にしないで、頼める人には頭を下げて頼みましょう。

逆に、10カ条の中でこれはちょっとどうかなと思うのは、

 5.就業規則の「解雇要件」について確認する
 7.安易な起業は考えない
 9.労働組合に相談してみる


です。

5.ですが、今どきの会社で就業規則を無視した明らかな不法解雇をやってくるケースは極めて稀です。ないとは言えませんが、それまでに専門家が十分な準備をした上で、解雇を迫ってくるのが通例です。

なので、確認するなとは言いませんが、あまりやっても意味のないことでしょう。ただもし解雇を言われた際は、その理由について文書で受け取っておく必要はあります。その解雇が違法または納得のいかない場合、それが裁判や労働争議の焦点となるからです。文書でないとあとで言った言わないとなるケースもあります。

7.は、その人によると思います。また安易かどうかについても、どれだけ慎重に準備をしてもうまくいかないケースもあれば、副業だったのが本業になってしまうケースだってあるからです。ここで言っているのが、「多額のお金を使って安易に起業は考えない」ならば理解できますが、それは失業者に限ったことではありません。

このご時世ですから、失業後1年以上再就職が決まらないというケースも珍しくありません。毎日面接が入るわけでもありませんので、その間なにもしないでいると余計にくたびれて精神的にも追い詰められてしまいます。かと言ってお金のかかる趣味にうつつを抜かしているわけにもいかないので、なにか自分でお金が稼げる方法を探して、とにかく動く、やってみるとことも必要だと思います。

また下手にバイトを始めると肝心の再就職先への面接とバイトがかち合ってしまって迷惑をかけてしまうことを考えると、それこそ安易にバイトやパートでしのぐというわけにはいきません。

お金をつぎ込まない範囲で、個人でできる事業というか副業を始めることで、新たな人脈ができたり、ビジネスのヒントが得られたり、うまくいけば再就職につながったり、なんと言っても現役のビジネスマンに近い活気や考え方が維持できますので私は大いに推奨します。

9.ですが、これも微妙な問題です。記事には「社内の労働組合を使わない手はない」とありますが、そもそも社内に労組があるような大会社では、到底納得のいかない理不尽な解雇はまずありませんし、リストラの場合でも多額の割り増し退職金がついたりして恵まれていると思います。

さらにその組合も企業の御用組合ではなく、キチンと一労働者のために一生懸命に動いてくれるとは限りません。問題のある解雇がおこなわれるのは、ほとんどが会社の言いなりの御用組合の企業か、労組のない中小零細企業です。

その場合、実際に頼れる労組と言えば、例えば「管理職ユニオン」のような社外の労働組合と言うことになりますが、この社外の労組は玉石混淆でその見分け方は、なかなか難しいというのが私の本音です。労組は当然ボランティアで運営されているわけではなく、加入者の組合費と、企業から取る賠償金や補償金を目当てにしていることが多く、その解決の仕方や組合への支払いについて問題があると思えるところもあるようです。

中には解雇された告発人が受け取るよりずっと多くの賠償金を組合に持っていかれたという話しを聞いたことがあります。これはビラをまいたり、団体交渉や最終的に裁判を起こすと、組合もそれなりにコストがふくらみ、それを回収するため仕方がない面もありますが、当事者としては納得できない気持ちになったり、人間不信に陥ったりする可能性もあります。

また組織的に一度走ってしまうと簡単には止められないので「なにもそこまでしなくても」と後で思ってもすでに遅く、なんと言っても相手はその道の専門家達ばかりですから、一労働者はなんでもハイハイと言われるままにするしかなくなります。

労働組合に相談することは、必ずしも否定はしませんが、十分に納得をした上でないと、あとで嫌な思いをすることがありますので、気軽にちょっと相談というのはどうかと思います。

なので、私だったらまずは各地にある公的な機関、例えば各都道府県の労働局や労働基準監督署、公的機関が行う労働相談会(弁護士などが無料または格安で相談にのってくれます)などを利用するのを勧めます。一番身近な職業安定所(ハローワーク)は、私に言わせるとあまり頼りになりません。

彼らは再就職を支援するところであって(実際は失業保険を支給するところと化しています)、労働紛争の仲介などは積極的にはやってくれません。それに彼らにとって企業は求人を出してくれる「お客さん」でもあるわけですから、強くは言えないという矛盾も抱えています。許可制でその検査権限を持つ人材派遣会社いじめは大得意なんですけどね。

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