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リストラ日記アーカイブ 10月 2003年10月1日〜2003年10月31日
読みやすいようにアーカイブは昇順(上から古いもの順)に並べ替えました。上から下へお読みください。

リストラ日記
住宅ローンと子供の教育費をずっしりと背負う男45歳!
突然リストラにあった時!さてどうしたものか、、、


115 今度はおめでたい話し
116 職業紹介会社のキャリアコンサルタントについて
117 週末起業

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今度はおめでたい話し


115
夏らしい夏ではなかった夏が過ぎ去ってから早くも10月となりました。
昨年の今頃はいったん再就職した先でうまくいかずに再失業。
しかし捨てる神あれば拾う神ありで10月の3度の面接のあと次の仕事がどうにか決まりそうなところでした。
初めての業界で苦労に苦労しながら1年間はどうにか持ちましたが、決して楽観は出来ないのが厳しい業界と経済状況。
昨年の今と比べると貯蓄の中で多くを占めていた前々職の会社で買わされた自社株式が少しは日経平均に比例して戻ってきてくれたものの、それでも買った時の価格と比べると半値以下というのは売るに売れなくってつらいところです。

先月は友人の告別式で礼服を着ましたが、今月は以前の会社の元部下がめでたく結婚をする事になり、やはり同じ礼服を着てお呼ばれすることになりました。

結婚式に呼ばれるのは学校時代の友人や会社の同期や年齢の近い同僚達の結婚式が多いので、自分の年齢的にも20代後半から30代前半ぐらいに集中します。この頃はまだ社会的にも若手という事もあり、常識的なご祝儀でまぁどうにかなります。

30代後半からは紆余曲折もあったせいか出掛けることも少なくなったのですが、元部下や同僚の結婚式には見栄かもしれませんがそれなりにご祝儀をはずまないといけないという強迫観念みたいなものが自分にあって結婚式に呼ばれる事が苦痛と思える時期がありました。

今回のお呼ばれはもう10年以上も前に新卒として入社してきた本当に優秀だった元部下で、最近は全然交流がなかったのですが、突然メールが送られてきました。もちろんありがたくお受けしましたが、今回は苦痛ではなく心から祝福できると思います。但しご祝儀は5年前と比べるとおそらく半分以下になってしまいますが。


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職業紹介会社のキャリアコンサルタントについて


116
40代の転職事情は本当にひどい状態です。よほどの何かがないとすぐには決まらないと思います。
何かというのは例えば「人脈」「親・親戚・妻などのコネ」「特殊技能・資格」「運」などです。その中で「運」に関して少し書いてみたいと思います。

一般的に転職(再就職)の方法を聞かれたら、いくつかの方法と共に複数の紹介会社にキャリアを登録することをお勧めしています。しかも取りあえずはWEB上で登録しておく事で、お金を使ってオフィスまで出掛けていき若いコンサルタントに「今すぐには紹介できる仕事はありませんねぇ・・・」と馬鹿にされたようなアドバイス?をわざわざ聞きに行かなくても済みます。

紹介会社を探す時に一番良いのはその会社がどのような求人案件を持っているかということです。
大手ならばほとんどすべての職業を対象としているものの、得意とする分野、例えばIT系とか金融系とかメディカル系とかがあります。その得意分野と自分の経歴が食い違っている場合はその会社では見込みは少ないという事です。
それよりもずっと零細な紹介会社でも自分の経歴とその会社が得意とする分野が比較的近しいならば紹介案件をもらえる可能性は大きいのです。

で、どの会社が何を得意としているかは、やはりWEBサイトでどういう求人情報を積極的に載せているかをチェックすることなのでしょうが、実はそうやってオープンに掲載して求人する場合と内緒で探している場合があって必ずしも表には出てこない求人というのが結構あるのです。そしてそのようなオープンにしていない案件こそが中高年にとっては比較的条件面では良いいわゆる「スカウト案件」なのです。

次に紹介会社に登録したからといっても1ヶ月以内に具体的な話しがあるのはおそらく30歳代半ばまでの技術系か営業系の方で、それ以上の方は早くて2ヶ月後、下手すると半年後に初めて電話がかかってくることも別に珍しいことではありません。40歳代以上で売りやすい特徴がなければおそらく一度も連絡がかかってこないケースのほうが多いかもしれません。

紹介会社へ登録してそこで本当に望む求人情報に出会えるかどうかが一つ目の「運」です。

次に紹介会社へ登録したあと良いキャリアコンサルタントと出会える確率は実際にどうなのでしょう?
良いキャリアコンサルタント(キャリアアドバイザーとかキャリアカウンセラーと読んでいるところもあります)というのはおそらくその人それぞれによって違ってきます。例えば案件を次々に紹介してくれるのが良いとする人もいるでしょうし、案件はなかなか紹介してくれなくても愚痴や本当に探している仕事を無理を承知で聞いてくれる人が良いという場合だってあります。

一般的にキャリアコンサルタントの就業形態も2通り(正確には3通り)あります。

(1)人材紹介会社と委託契約を交わしていて成功報酬の歩合で働いている
(2)人材紹介会社の正社員(基本的には月給または年俸制)
(3)人材紹介会社の役員(小さな会社ではほとんど社長兼コンサルタント)

このうち多くの紹介会社で働くキャリアコンサルタントは(1)の契約社員パターンです。つまり毎月最低でも1名以上紹介を決めていかないと給料がほとんど出ない(出来高以外の固定部分があるところとないところがあります)ので、決まりにくい中高年層の求職者とゆっくりと時間をかけて話しを聞いてあげるようなことはまずおこないません。つまりすぐに売れる人(30代前半までの技術者または高学歴+大手企業在勤者)以外には興味はありません。

(2)の場合は会社のサービスとして時間をかけて話しをよく聞くということも、積極的ではないものの一応はやってくれます。しかしこういう雇用形態が結べるのは大手紹介会社のしかも一部の社員(新卒で入社したいわゆるプロパー社員)だけでしょう。

逆に小さな人材紹介会社のキャリアコンサルタントは(1)と(3)の方が混ざっていています。(1)にあたると残念ながら上記の理由であまり期待はしないほうがよいでしょう。(3)の方にあたる確率はどれほどかわかりませんが、少なくともその会社の経営者だと中高年世代にとっては年齢も近く、自分の窮状なども聞いてもらえやすいのではないでしょうか?そのような理由から中高年の転職をお願いするのにはこの(3)の方が最適だろうと思っています。

この話しのわかる(3)のキャリアコンサルタントに出会えるかどうかは二つ目の「運」なのです。


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週末起業


117
週末起業、藤井孝一著、ちくま新書を読みました。
要約すると会社に勤めながらローリスクで起業しようというものだが、別にそれ自体は目新しいものではなく、多くの事業家やサラリーマンがすでにやっている事でもあります。「起業したときはまだ○○の社員だった」とか、「△△の役員をやっている時に自分の会社を作って」とかよく聞く話しです。またサラリーマン時代に家業をそのまま継いでそちらが忙しくなってきたので会社を辞めてというパターンもよくある話しです。

この本はそう言った前例を紹介するのではなく、ちょうどこの不景気な今のタイミングで起業をしようと考えている人に「ちょっと待て!起業するならその前にまずは週末起業で練習をしてから」「いろいろ考えて愚痴言ってる前にローリスクで早く動きなさい」というのが主旨のようです。

そこで、週末起業をおこなう場合の注意点とはなんでしょうか?
・ローリスク・ローコストが基本
・やりたい事好きな事をビジネスにする
・ネットを最大に利用する
・最初は個人事業として
・税金の知識は必要
などと書かれています。

リストラ天国のLINKのコーナーに起業・開業関連のWEBサイトをいくつか紹介していますが、それらはまずは器を作るところから入っていてそれが起業の第一と思っている人が多いようです。私もそう思っていた口です。どうも格好から入ってしまうのですね。

この週末起業のポリシィはとにかくローリスク・ローコストですから、法人化なんかはその必要がでてきた時で十分という考え方で、それよりもこの本の著者の本職が経営コンサルタントらしく「事業プラン」と「実際の行動」が重要としています。
確かに一般のサラリーマンは家族もあり住宅ローンもあり大きなリスクをとっての脱サラは無謀とも言えるので、本業を続けながらできる起業ならばそれが望ましいのは間違いないことです。

ただ問題があるとすると、週末企業に向いている事業とそうでない事業があるということでしょうか。週末起業でと思って事業プランを作っても、平日の昼間しか開いていない役所関係への手続きやら取引きでは自分が動けずに結局誰かを雇う事になってしまうので、ローコストというわけにもいかなかったりします。
ならばとインターネットを使った通販ビジネスは?と言えばこれはまた競争の激しい世界で、とにかくいまや誰でもが簡単に参入できるビジネスだけに一時的にヒット商品を出す事は出来たとしても個人が副業的にやって継続して利益を上げていけるものではない。楽天でのヒット商品がいったいどのぐらいの期間ヒットでいられるかをこの前テレビでやっていましたが、なんと1ヶ月も人気は持続しないそうです。
そんなNETの中で生き残りをかけて競争し続けていくにはやはり広告や流行を作り出すマーケティング力などコストも莫大になっていってしまいます。
週末起業も結局はアイデアとそれをビジネスとして継続していく粘りなんだろうなぁって思うのが感想です。


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