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歌野晶午 UTANO SHOGO 既読書籍

004 003 世界の終わり、あるいは始まり
002 家守  001 葉桜の季節に君を想うということ
読書感想は2010年頃以降から書くようになりました。それ以前に読んだ本の感想はありません。


1961年千葉県出身。東京農工大学農学部卒業。大学卒業後、編集プロダクションで働く傍ら、小説を執筆する。島田荘司のエッセイを参考に島田宅を訪れ、それをきっかけに島田の推薦により1988年に『長い家の殺人』でデビュー。ペンネームの「晶午」は島田が考案した。以後、『白い家の殺人』『動く家の殺人』の家シリーズなどの名探偵・信濃譲二の活躍を描くシリーズと、『ガラス張りの誘拐』『死体を買う男』などのノンシリーズものの執筆を行う。代表作は、このミステリーがすごい!、本格ミステリ・ベスト10の各1位に選ばれ、第57回日本推理作家協会賞と、第4回本格ミステリ大賞を受賞した『葉桜の季節に君を想うということ』(2003年)。(Wikipediaより引用 2024年)


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003
世界の終わり、あるいは始まり(角川文庫)

世界の終わり、あるいは始まり
2002年に単行本、2006年に文庫化された長編ミステリー小説です。ミステリーには違いないですが、主人公の妄想?がメインとなっていて、どこまでが現実なのか妄想なのかが途中わからなくなってきます。

主人公は埼玉郊外の一戸建て住宅に妻と小学生の長男、長女の4人で暮らしている東京の食品会社に勤務するサラリーマン。

ある日、長男と知り合いの近所の小学生が誘拐され、殺されるという悲惨な事件が起きます。さらに続けて同様の誘拐事件が自宅周辺地域で3件起き、連続誘拐殺人事件となります。

一連の誘拐殺人の特徴は、小学生を誘拐した後、拳銃で殺害したあと、その子供の携帯電話を使い父親の会社あてにメールで犯行声明と身代金を要求するもので、その身代金はすぐに用意できそうな少額です。

犯行は目撃者もなく、警察が関与したお金の受け取りにも現れず捜査は難航しています。

子供のことはほとんど妻に任せっきりにしていましたが、あるとき長男の机に誘拐された子供の父親の名刺を見つけ、どうしてなんの関係もなさそうな誘拐事件の被害者の父親の会社の名刺があるのか?そこから疑心暗鬼となっていきます。

さらに子供の部屋を調べると、犯行に使われたと思われる拳銃などが見つかります。

父親のとるべき方法としては、長男を連れて警察へ出頭するべきか、その前に犯行に使われた証拠品をなぜ持っているのか聞くべきか、いやもし小学生の長男が犯人だった場合、社会は両親や妹に対し猛烈なバッシングを浴びせるだろうし、一生返せない莫大な賠償額などを背負うことになり、、、とグルグルと妄想が渦巻いていきます。

確かにそういう事態が起きて発覚すると、その人(保護者)にとっては「世界の終わり」です。しかし本当にだんまりを続けていて良いのか?それともカオスな「世界の始まり」なのか?

終わり方は、読者それぞれに判断を任されているようで、ちょっとモヤッとしますが、それまで散々妄想と付き合わされてきたので、晴れやかな気分でもあります。

★★☆

1月前半の読書と感想、書評 2025/1/18(土)

002
家守 (角川文庫)

2003年カッパ・ノベルス、2007年に文庫化された短篇集です。意図的ではないですが短篇が続くときはよく続いてしまいます。

家にまつわるそれぞれ独立した短篇作品でそれぞれタイトルは「人形師の家で」「家守」「埴生の宿」「鄙」「転居先不明」の5篇からなっています。

著者の作品は過去に長編ミステリーの「葉桜の季節に君を想うということ」(2003年)を読んでいます。

最初タイトルを見たとき、篠田節子著の「家鳴り」や貴志祐介著の「黒い家」をふと思い出し、「これもホラー?」って思っていましたが、純粋なホラーというのではなく、ホラー的な香りが少し漂うミステリー小説です。

印象に残ったお気に入りの小説は「人形師の家で」と「転居先不明」。

前者は子供の頃住んでいた地方にある洋館でかくれんぼをしていた友達のひとりが神隠しにあい行方不明になり、20年後にその時一緒に遊んでいた友人から呼び出されその神隠しの理由が判明する話し。

後者は、いわゆる事故物件を知らずに買った夫婦の話しと、その事故物件となった時の複雑な殺人事件についてのミステリーとがセットになった話しです。

そうそう「鄙」も良かったです。高齢化で衰退した集落の中で起きた殺人事件について、犯人が罪を認め服役しているのちに、その時旅行で滞在していた官能小説家が、真相に迫る別の推理を披露するという変わった内容でお薦めです。

★★★

9月上旬の読書と感想、書評 2021/9/15(水)

001
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

2004年の「このミステリーがすごい!」の1位を受賞した作品で、この年のミステリー界を席巻したと言ってもいい作品ということです。

単行本は2003年刊、文庫は2007年刊です。この作家さんの小説を読むのは今回が初めてです。

いわゆる探偵小説モノですが、主人公が探偵をしているというのではなく、なんでも屋稼業で、過去に数ヶ月だけ探偵事務所にアルバイトで働いた経験があるという変わった設定。

頼まれて悪徳商法事業者との闘い、個人的な相談、鉄道自殺をしようとしていた女性の救出など、いくつかの事件や行動がやがてひとつにつながっていくというのは、よくあるパターンですが、最後の最後まで謎が明らかにならず、ちょっとストレスがたまりますが、それだけ仕掛けが巧妙とも言えます。

どちらかというと、海外の古い私立探偵小説のようなストレートな展開が好きな私としては、このように凝ったストーリー展開はちょっと苦手かも。でも最近のミステリー小説ってどれもこうしたもので、それでないとファンというか読者は納得しないのでしょうね。

★☆☆

8月後半の読書と感想、書評 2016/8/31(水)



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