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月村了衛 TSUKIMURA RYOE 既読書籍

004 003 追想の探偵 
002 土漠の花  001 黒警 


1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。大学在学中、清水邦夫、高橋玄洋に脚本・演劇を学ぶ。大学卒業後、予備校講師として現国・古文・漢文の教鞭を執った。1988年、テレビアニメ『ミスター味っ子』で、脚本家としてデビュー。40歳を過ぎて小説の執筆を再開し次々書いて出版社に持ち込みを続ける。2010年、早川書房から『機龍警察』で小説家としてデビュー。(Wikipediaより引用 2024年)


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003 追想の探偵(双葉文庫)


追想の探偵
機龍警察シリーズ」の小説が有名な著者ですが、そちらはまだ読んでいません。本作品は、2017年に単行本、2020年に文庫化された連作短篇の小説です。

探偵というタイトルから「人捜しでもするのだろう」ぐらいに思って、特にあらすじとかは知らずに読み始めました。

そうすると人捜しには違いないものの、主人公が出版社で怪獣や変身もの、戦隊ものなど、特撮ドラマや映画の専門雑誌の編集長で、当時の関係者のインタビュー記事を掲載するために古い作品の監督など関係者を探していくという物語です。

特撮ものというと、1950年代から1960年代にかけて、テレビでは月光仮面や、少年ジェット、ウルトラQ、マグマ大使などがヒットし、その後はウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズ、映画ではゴジラシリーズなどへと広がっていきます。

1957年生まれの私がリアルタイムで見ていた特撮もののテレビ番組は、カネゴンやガラモンが登場していたウルトラQ以降です。

2000年頃からはそれまでのミニチュア模型やコマ送り合成などを使ったSFX(特撮)から、コンピュータグラフィックスを使ったVFXへと変わってきます。

ゴジラシリーズで言うと2004年公開の「ゴジラ FINAL WARS」まではミニチュアや着ぐるみで製作されましたが、実質その次の作品となる2016年公開の「シン・ゴジラ」からはVFXで製作されています。

したがって従来の特撮の専門家というと、主に1960年代〜1990年代までに活躍した人たちということになり、その時代に活躍していた人はすでに亡くなっているか、かなり高齢ということになりますので、人捜しはたいへんです。

短篇は6編あり、それぞれに当時の特撮に関係していた人を探していきますが、今でも当時の特撮マニアが相当数いるというのには驚きます(知りませんでした)。

なお、この小説の主人公のモデルは実在していて、解説に書かれていましたが洋泉社がかつて発行していた「特撮秘宝」の編集者だった方です。単なる創造世界の中だけでなく、実際にこのような特撮のマニアックな世界があったこと自体驚きでした。

★★☆

5月後半の読書と感想、書評 2024/6/1(土)

002 土漠の花 (幻冬舎文庫)


著者の作品は、昨年「黒警」を読んで以来の2冊目です。この長編小説は、日本推理作家協会賞受賞するなど評判が高い作品です。前の「黒警」にはあまり良い印象を持てなかったので、今回の作品に期待です。

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達でしたが、突然助けを求めてきた女性二人を保護したとたん、武装組織に急襲されます。

野営から離れたところにいた仲間の援護射撃でどうにか離脱したものの、隊員の何名かが殺され、さらに、その保護した女性を捕らえるために武装した追っ手が次々とやってきます。

連絡が途絶え、自衛隊の本隊がすぐに救助にやってくるはずと思いながらも、一向に現れず、もしかして見捨てられた?との疑心暗鬼に駆られていきますが、次々と襲撃を受けて仲間の隊員もまたひとりまたひとりと倒れていきます。

アフリカ各地で起きている民族対立と内戦、武装組織の跋扈など、ステレオタイプ的な面もあるでしょうけど、「海賊対策というけれど、その海賊を作ったのは誰か?」という現地の女性の問いに、先進諸国は答えることができないというのにはハッとさせられました。

果たして実戦経験がない自衛隊員が、修羅場をくぐってきている現地の戦闘員と対等以上に戦えるのか?というシミュレーションでもありますが、やはり平和ボケしている日本人は、例え訓練を受けた自衛隊員であったとしても、このような禍々しい戦闘の中にほりこまれたら、この小説のようにはいかないだろうなぁと思うのが感想です。

★★★

4月前半の読書と感想、書評 2018/4/14(土)

001 黒警 (朝日文庫)


この作家さんの小説は初めて読みます。この作品は単行本が2013年、文庫版が2016年に発刊されています。

著者の作品にSF小説が多いというのは知っていたので、この小説もその系統かなと思っていましたが、まったく違い、いわゆる刑事もので警察小説でした。

長いものには巻かれろ的でやる気が出ないサラリーマン刑事が主人公で、過去には飲酒運転中だったために新宿の繁華街で助けを求めてきた外国人女性を助けず、男達に連れ去られるのを放置したことがあり、その場面を苦々しく見ていた武闘派のヤクザ幹部と妙な腐れ縁ができています。

外国人労働者を積極的に入れようとする警視庁の幹部と人身売買に手を染める中国マフィアや日本の暴力団組織との関係を知ることになりますが、人身売買の実態をよく知る女性の身を守るために預かった武闘派ヤクザはその女性共々殺されてしまい、やむなく人身売買を嫌悪する謎の集団幹部と義兄弟になり、悪事に走る警視庁幹部を罠にかけていくというストーリー。

最後はあまりにも単純、軽薄すぎて、しかも後味はあまりよくないですが、少し長めの中編と言ったページ数なので、あまり込み入った内容には出来ず、やむを得ないのかも。

たぶん同じ主人公で続編が作られそうな感じ(根拠はありません)なので、それにも期待したいところです。

★☆☆

6月後半の読書と感想、書評 2017/6/28(水)



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