リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
リストラ天国 日記(BLOG)
読書感想INDEX
月村了衛 TSUKIMURA RYOE 既読書籍
004 | 003 | 追想の探偵 | |
002 | 土漠の花 | 001 | 黒警 |
1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。大学在学中、清水邦夫、高橋玄洋に脚本・演劇を学ぶ。大学卒業後、予備校講師として現国・古文・漢文の教鞭を執った。1988年、テレビアニメ『ミスター味っ子』で、脚本家としてデビュー。40歳を過ぎて小説の執筆を再開し次々書いて出版社に持ち込みを続ける。2010年、早川書房から『機龍警察』で小説家としてデビュー。(Wikipediaより引用 2024年) |
|
Amazon書籍売れ筋ランキング ビジネス・経済 ビジネス実用本 文庫 新書 文芸作品 ノンフィクション ミステリー・サスペンス SF・ホラー・ファンタジー 歴史・時代小説 経済・社会小説 趣味・実用 コミック |
|
003 | 追想の探偵(双葉文庫) |
制作中 |
|
002 | 土漠の花 (幻冬舎文庫) |
著者の作品は、昨年「黒警」を読んで以来の2冊目です。この長編小説は、日本推理作家協会賞受賞するなど評判が高い作品です。前の「黒警」にはあまり良い印象を持てなかったので、今回の作品に期待です。 ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達でしたが、突然助けを求めてきた女性二人を保護したとたん、武装組織に急襲されます。 野営から離れたところにいた仲間の援護射撃でどうにか離脱したものの、隊員の何名かが殺され、さらに、その保護した女性を捕らえるために武装した追っ手が次々とやってきます。 連絡が途絶え、自衛隊の本隊がすぐに救助にやってくるはずと思いながらも、一向に現れず、もしかして見捨てられた?との疑心暗鬼に駆られていきますが、次々と襲撃を受けて仲間の隊員もまたひとりまたひとりと倒れていきます。 アフリカ各地で起きている民族対立と内戦、武装組織の跋扈など、ステレオタイプ的な面もあるでしょうけど、「海賊対策というけれど、その海賊を作ったのは誰か?」という現地の女性の問いに、先進諸国は答えることができないというのにはハッとさせられました。 果たして実戦経験がない自衛隊員が、修羅場をくぐってきている現地の戦闘員と対等以上に戦えるのか?というシミュレーションでもありますが、やはり平和ボケしている日本人は、例え訓練を受けた自衛隊員であったとしても、このような禍々しい戦闘の中にほりこまれたら、この小説のようにはいかないだろうなぁと思うのが感想です。 ★★★ 4月前半の読書と感想、書評 2018/4/14(土) |
|
001 | 黒警 (朝日文庫) |
この作家さんの小説は初めて読みます。この作品は単行本が2013年、文庫版が2016年に発刊されています。 著者の作品にSF小説が多いというのは知っていたので、この小説もその系統かなと思っていましたが、まったく違い、いわゆる刑事もので警察小説でした。 長いものには巻かれろ的でやる気が出ないサラリーマン刑事が主人公で、過去には飲酒運転中だったために新宿の繁華街で助けを求めてきた外国人女性を助けず、男達に連れ去られるのを放置したことがあり、その場面を苦々しく見ていた武闘派のヤクザ幹部と妙な腐れ縁ができています。 外国人労働者を積極的に入れようとする警視庁の幹部と人身売買に手を染める中国マフィアや日本の暴力団組織との関係を知ることになりますが、人身売買の実態をよく知る女性の身を守るために預かった武闘派ヤクザはその女性共々殺されてしまい、やむなく人身売買を嫌悪する謎の集団幹部と義兄弟になり、悪事に走る警視庁幹部を罠にかけていくというストーリー。 最後はあまりにも単純、軽薄すぎて、しかも後味はあまりよくないですが、少し長めの中編と言ったページ数なので、あまり込み入った内容には出来ず、やむを得ないのかも。 たぶん同じ主人公で続編が作られそうな感じ(根拠はありません)なので、それにも期待したいところです。 ★☆☆ 6月後半の読書と感想、書評 2017/6/28(水) |
Amazonタイムセール ビジネスの書籍売れ筋ランキング 文庫の売れ筋ランキング 新書の売れ筋ランキング |
ミュージックの売れ筋ランキング 車&バイクのほしい物ランキング ヘルメットのほしい物ランキング 洗車用品のほしい物ランキング |