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スティーヴ・ハミルトン Steve Hamilton 既読書籍
003 | 氷の闇を越えて | ||
002 | 解錠師 | 001 | ウルフ・ムーンの夜 |
1961年アメリカ生まれ。ミシガン大学在学中に執筆した作品で、アメリカの有名脚本家アヴェリー・ホップウッドが創作活動を奨励するために創設したホップウッド賞を獲得。1998年処女作「氷の闇を越えて」(原題:A Cold Day in Paradise )でエドガー賞と処女長編賞とシェイマス賞 新人賞を相次いで受賞。(Wikipediaより引用 2025年) |
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003 | 氷の闇を越えて(ハヤカワ文庫) |
この作品は、私立探偵の「アレックス・マクナイト (Alex McKnight) シリーズ」の第1作目です。 私は過去にシリーズ2作目の「ウルフ・ムーンの夜」と、シリーズ外の「解錠師」(2009年)という二つの作品を読んでいますが、外れのない面白い作品ばかりです。 シャーロック・ホームズ、フィリップ・マーロウ、サム・スペード、スペンサーなど私立探偵ものの多くは、それが元々本業のようなものですが、このシリーズの主人公は、警察官時代にサイコパスに銃撃され重傷を負いそれがトラウマになって警察を辞めます。 その後は父親から引き継いだ山小屋の管理を本業にしていたときに、富豪の友人がトラブルに巻き込まれたことで、その友人の弁護士から半ば強引に友人の警護を頼まれ、私立探偵の免許を取得することになりますが本人はあまり乗り気ではありません。 そして警官時代の自分に3発の銃弾を撃ち込み、また相棒の警察官を射殺して終身刑を言い渡されたはずの異常者から、彼しか知らないはずの内容を書いた手紙が届き、電話がかかってきます。 刑務所から脱獄したのか?と疑心暗鬼となり、眠れぬ夜が続き、周囲では関係者が次々と殺されていきます。 果たしてこの連続殺人事件の犯人は?というクライマックスへと向かいますが、この手の小説は数多く読んできたので、半分ぐらいのところで裏で糸を引く真犯人がわかってしまいました。ただそこへ主人公がどうやってたどり着くかという楽しみがあります。 ★★☆ 5月後半の読書と感想、書評 2025/5/31(土) |
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002 | 解錠師(ハヤカワ・ミステリ文庫) |
文庫で560ページという長編で、もし難解な内容だと読むのに時間がかかりそうと思っていましたが、まったくそうした心配はなく、サクッと読めちゃいました。 著者は探偵になりたくなかった探偵「アレックス・マクナイト (Alex McKnight) シリーズ」で有名になった作家さんですが、これはそのシリーズではなく2009年(翻訳版は2011年)に発刊された単独小説で、原題は「The Lock Artist」です。 もし原題のタイトルのままを翻訳版で使うと、英語では「Lock」と「Rock」の違いがわかりやすいけど日本語のカタカナだと「ロックミュージックのアーチスト」と勘違いされそうで、あえてわかりやすい漢字表現のタイトルになったと想像します。 主人公は17歳の高校生で、幼い8歳の時に悲劇が起きてそれ以来ずっと喋ることができなくなっています。 その主人公の一人称で物語は進んでいきますが、過去(高校生時代)と、高校を卒業後に様々な因縁の後にプロとして金庫破りをすることになった時代とが交互に語られていきます。現在(プロローグ)は刑務所の中です。 物語は、なぜ喋れなくなったのか?、なぜ刑務所にいるのか?、金庫破りの技術を教わった師匠ゴーストとは?、一目惚れした相手との恋の行方は?など様々な?が出てきてはその話が語られしていきます。 完全犯罪ものや悪人が活躍するピカレスクものでもなく、趣味で覚えた錠前破りを周囲の悪い人間が次々と利用して引くに引けなくなってしまい、やがては罪の意識もなく金庫破りを仕事としていくようになります。 しかし時には心の葛藤から、犯罪者からお呼びがかかるポケベル(時代は携帯電話がようやく普及し初めた頃)を捨ててしまおうとなんども逡巡するシーンが出てきます。 喋れないという障害を持ちながら、それが障害とはならない解錠師というスペシャルな仕事にのめり込んでいく姿はその成功したときの爽快感とともに気持ちが感情移入していきます。 最後はちょっと単純であっけない終わり方でしたが、たいへん面白かったです。 ★★★ 10月後半の読書と感想、書評 2022/11/2(水) |
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001 | ウルフ・ムーンの夜 |
2001/02/08読了 私立探偵アレックスのもとに、ドロシーという女が訪ねてきた。暴力的な恋人ブラックマンから逃げる手助けをしてくれという。彼はロッジに泊めるが、翌朝ロッジは荒らされドロシーの姿は消えていた。ブラックマンの仕業か?自責の念に駆られ、アレックスは彼女の行方を追うが、やがて麻薬密売に絡む二重三重の追跡劇の渦中へ!アメリカ探偵作家クラブ賞などトリプル受賞に輝いた『氷の闇を越えて』に続く注目の第2弾。(Googleブックス) |
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