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曽野綾子 SONO AYAKO 既読書籍
004 | 老いの才覚 | 003 | 人間にとって成熟とは何か |
002 | 「いい人」をやめると楽になる | 001 | 天上の青(上)(下) |
曽野 綾子(その あやこ、1931年(昭和6年)9月17日 - )は、日本の作家。「曾野」表記もある。本名は三浦知壽子。旧姓、町田。 カトリック教徒で、洗礼名はマリア・エリザベト。 聖心女子大学文学部英文科卒業。夫は三浦朱門。『遠来の客たち』が芥川賞候補に挙げられ、出世作となった。以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開。エッセイ『誰のために愛するか』はじめベストセラーは数多い。近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めている。保守的論者としても知られる。大学の後輩である上皇后美智子とは親交が深く、三浦の生前から夫婦ぐるみで親しかった。上皇后(天皇)夫妻が葉山で静養する折、夫妻で三浦半島の曽野の別荘を訪問することも多い。日本財団会長、日本郵政取締役を務めた。芸術院会員。文化功労者。(Wikipediaより引用 2022年2月) |
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004 | 老いの才覚 (ベスト新書) | 数多くの小説やエッセイを出している今年85歳になる著者の2010年発刊の随筆(エッセー)集です。 元々相当な自信家な方で、周囲に気を遣わない過激な発言も多く、話題を提供される著者ですが、それだけに著者が書く文章とその主張には迷いがなく、細かなところはさておいてもその言わんとすることにはある程度共感ができます。 Amazonのレビューを見ても、「老害」という悪意がありそうな批判もあれば、「硬派なメッセージ」と尊敬する読者もあり、好き嫌いがはっきりと分かれるところでしょう。 「別に嫌いなら読まなくて結構」と著者の声が聞こえてきそうですが、こうした自己主張の強い有名人を批判することで自分の有能感を高めたい人も多そうで、その格好の的となっているという感じです。 芭蕉の句「物言えば唇寒し秋の風」は、「余計なことを言えば後味が悪く、寒々とした気持ちになる」という意味で、さらに意訳すれば「口は災いの元」となります。 現役バリバリで仕事をしているとなかなか言いたくても言えないことが多くありますが、その点、一応名を成して死ぬまで食うに困らぬ財を得た後では、人に迷惑さえかけなければなにをしても言っても許されるって感じでしょうか。 それはさておき、内容的には特に目新しいことはなく、高齢者は老いの覚悟と老いの品格を持って暮らせという著者や夫の三浦朱門氏らの経験から思うところを書き連ねたお手軽ハウツー本です。 こちらの貧弱な感性のせいもありますが、いまいち印象に残る箇所や、1冊の本の中で新しい気がつきがなかった点が残念です。 ★★☆ 4月後半の読書と感想、書評 2017/4/29(土) |
003 | 人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書) | 著者は数多くの小説やエッセイを書かれている方で、現在85歳ながら90歳になる夫の三浦朱門氏とともに意気軒昂でなによりです。50歳以上で、この夫婦の名前を知らない人はまずいないでしょう。 私は過去にエッセイの「「いい人」をやめると楽になる―敬友録」(1999年)と、小説「天上の青」(1990年)を読んでいます。もっと読んでいるかなと思っていましたが、週刊誌や新聞でコラムなどを読むことが多く、ちゃんと本を買って読んだのはこの二つだけでした。ちなみに夫の作品はまだ読んだことがありません。 著者自ら書いていますが、ご本人は天の邪鬼というのを自慢されているだけあって、かなり偏見の持ち主と言うことがわかります。 もちろんそれは有名人なら遠慮して言わないだけで、誰もがそうした異論や暴論を心の中には持っているはずですので、それを書籍として出すという勇気というか、このお年になればきっと怖いモノなしという感覚なのでしょう。 また偏見と書きましたが、偏見というのは見る角度によっては正論にも暴論にもなるもので、別にそれが差別や名誉棄損になるようなものでなければ何を言っても自由だとは思います。 そうした他人への批判が繰り返されたり、自分の仲間?についてはまるで聖人君子のように持ち上げたりと、好き嫌いの激しい人だなってことがよくわかりました。 最近はこうしたご老人が増えてきたのはいいことなのか、それとも世代対立を煽るだけなのか、よくわかりませんが、いろんな人の考えを知るという意味では勉強になります。 ★☆☆ 1月前半の読書と感想、書評 2017/1/14(土) |
002 | 「いい人」をやめると楽になる―敬友録 (祥伝社黄金文庫) | 「「いい人」をやめると楽になる」は6月に読んだ「他人と深く関わらずに生きるには」にも通ずるところがある本ですが、曽野綾子大先生を含めて作家と呼ばれる人達は学校の先生や医者、政治家、芸術家などと同じで周りから「先生」と呼ばれる職業で、いずれも一般人とは明らかに違う性格、価値観の人が多いのですが、それを披露していただきありがたく「ふ〜ん」と読ませていただくものです。 「他人と〜」を書いた池田清彦氏も同じく(大学の)先生だが、まだ一般社会とのつながりがわずかでもあるようで、心に届いてきます。小説家のエッセーや指南書?は読むだけ無駄かな。 牛島信氏の本はほとんど読んできましたが、そろそろパターンが決まってきて壁にぶつかっているんじゃないかと素人目に思ったり。作家というより今後は評論家やコメンテーターの道が合っているのかも知れません。 7月前半の読書 2009年7月18日 (土) |
001 | 天上の青(上)(下) (新潮文庫) | 1995/01/31読了 「BOOK」データベースより ある夏の朝、波多雪子は庭先を通りかかった一人の男と知り合った。庭に咲く朝顔の種を分けてほしい、と声をかけてきたその男は、やや投げやりな性格であったが、優しい一面も見せ、時おり訪れては話をするようになっていった。だが男には別の顔があった。自らを詩人と称して次次に女性を誘い、犯し、殺しては埋めるという冷酷な人間。雪子はまだ、その顔を知らなかった…。 平凡な人妻、女子高生、デパートの女店員など、手当たり次第に女性を襲い続ける男、宇野富士男。彼の衝動はとどまるところを知らず、生意気だというだけの理由で小学生の男児までも手にかけてしまう。やがて富士男は逮捕され、社会を大きく揺るがす事件の全貌が明らかになった。だが雪子は、周囲の非難を浴びながら、富士男のために弁護士を雇うのだった…。著者初の長編犯罪小説。 |
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