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読書感想INDEX
大沢在昌 OSAWA ARIMASA 既読書籍
017 | 夜明けまで眠らない | ||
016 | 死角形の遺産 | 015 | 秋に墓標を 上・下 |
014 | パンドラ・アイランド 上・下 | 013 | 氷の森 |
012 | ザ・ジョーカー | 011 | 心では重すぎる |
010 | B・D・T | 009 | 涙はふくな、凍るまで |
008 | 屍蘭新宿鮫V | 007 | 冬の保安官 |
006 | 雪蛍 | 005 | 烙印の森 |
004 | 漂泊の街角 | 003 | 追跡者の血統 |
002 | 夏からの長い旅 | 001 | 感傷の街角 |
1956年3月8日生まれ。愛知県名古屋市出身。慶應義塾大学法学部中退。文化学院創作コース中退。 1979年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞してデビュー。1990年『新宿鮫』を発表、刊行直後から大反響を呼び、「このミステリーがすごい!」ランキング第1位に輝き、ベストセラーとなる。同作で第44回日本推理作家協会賞、第12回吉川英治文学新人賞をダブル受賞。(Wikipediaより引用 2022年11月) |
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017 | 夜明けまで眠らない(双葉文庫) | |
著者の作品は「佐久間公シリーズ」を始め1990年代と2000年代によく読みましたが、最近はすっかりご無沙汰してました。本著は2016年に単行本、2018年に文庫化された長編ミステリー&ハードボイルド小説です。 2007年に読んだ「死角形の遺産」以来、久しぶりに著者の作品を読みましたが、やはりハードボイルド小説を書かせれば抜きん出ているのはさすがです。 主人公は東京でタクシーの運転手をやっていますが、元は陸上自衛隊空挺隊員からフランスの外人部隊、さらにはフリーの傭兵と、いかにもという経歴です。 しかしその傭兵時代に経験した夜中に仲間の首を切り取って持ち帰るという恐ろしいゲリラ集団のトラウマが消えず、暗い夜には寝られず明るい昼間に寝るという生活から、夜間専門のタクシー運転手に落ち着いたという事情です。 そのタクシーに乗ってきた男が後席に携帯電話を置き忘れ、その忘れ物を届け出てきた男がタクシーに乗った男とは違っていたことから返却しなかったことで脅されますが、そこから物語はミステリーな展開が始まります。 最初は反社会組織との闘いかと思いきや、傭兵時代に反政府組織と戦ってきたことが絡んできて俄然面白くなります。 日本国内では派手な撃ち合いシーンは現実離れして小説でも使いにくいところですが、治外法権の外国大使館員や、その専用住宅の中での銃撃戦へとうまく持って行ってます。 シリーズ化してもおかしくない経歴を持つ影のある魅力あるスーパーヒーローの主人公ですが、残念ながら今のところ続編は出ていないようです。 ★★☆ 11月前半の読書と感想、書評 2022/11/16(水) |
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016 | 死角形の遺産(徳間書店) | 2007/07/24読了 「BOOK」データベースより 誤配された一通の封筒が若き総会屋・井田を事件に巻き込んだ。配達人は殺され、本来の受取人は謎の自殺を遂げていた。友人と共に封筒を開くと、凶弾に倒れた世界的ミュージシャンの歌が録音されたテープが。そして綾乃と名乗る女が現れ…。傑作ハードボイルド長篇。 |
015 | 秋に墓標を 上・下(角川文庫) | 上巻2006/07/12 下巻2006/07/14読了 「BOOK」データベースより 忽然と姿を消した杏奈。どうやら秋月のエージェントと思しき男に連れ去られたらしい。彼女の隠された素性を知ってもなお、どうしようもなく杏奈に惹かれる龍は、彼女の行方を辿り始める。もう二度と戻るまいと決めた危険な世界に、再び足を踏み出すことを覚悟しながら…。復讐でも正義でもない。ただ女への激しい追走劇が、いま、始まった―。 |
014 | パンドラ・アイランド 上・下(徳間文庫) | 上巻2006/07/01 下巻2006/07/03読了 「BOOK」データベースより 平穏な暮らしを求め、東京から七百キロ離れた孤島・青國島に来た元刑事・高州。“保安官”―司法機関のない島の治安維持が仕事だ。着任初日、老人が転落死した。「島の財産を狙っておるのか」死の前日、彼の遺した言葉が高州の耳に蘇り…。柴田錬三郎賞受賞作。 転落死、放火、そして射殺事件。高州の赴任以来、青國島の平穏な暮らしは一変した。島の“秘密”に近づく高州の行く手を排他的な島の人間が阻む。村長の井海、アメリカ人医師オットー、高州に近づく娼婦チナミ…真実を知っているのは…。柴田錬三郎賞受賞作。 |
013 | 氷の森(講談社文庫) | 2006/06/25読了 「BOOK」データベースより 私立探偵・緒方洸三が調査する先で、次々と関わった若者たちが殺害されていく。最も弱い部分を突かれ非業の死を迎える彼らは、やくざすら自在に操る冷血漢に支配されていた。緒方は六本木の街でひとり、暗黒に心を支配された男と対峙し、正体に迫る―。『新宿鮫』へとつながる大沢ハードボイルドの原点。 |
012 | ザ・ジョーカー | 2005/10/25読了 「BOOK」データベースより 裏社会のトラブル解決人・ジョーカーは、私立探偵でも解決できないようなトラブルを、たった一人で引き受けるプロフェッショナルな男だ。六本木のバーを連絡所に、殺し以外のどんなにキナ臭い仕事にも立ち向かう。次々と持ち込まれる血と暴力にまみれた仕事!東京の闇とそこで生きる男たちのプライドを描く。 |
011 | 心では重すぎる 上・下(文春文庫) | 2003/03/26読了 「BOOK」データベースより 私立探偵・佐久間公のもとに、失踪した人気マンガ家を探す依頼が舞い込んだ。調査を進める一方で佐久間は、薬物依存者の更生施設「セイル・オフ」にいる少年、雅宗のため、ある女子高生に接触しようと試みる。雅宗はその彼女に飼い慣らされ、支配されている様子だった。しかも、誰もがその美少女を魔女と呼び恐れていて…。 探偵の佐久間は、施設を逃げ出した雅宗と女子高生・錦織を訣別させた。しかし、彼女が唆したのか雅宗は自殺してしまう。佐久間は、クスリの利権争いに巻き込まれつつも、全ての謎の背後にあるものを探り当てる。それはある自己啓発セミナーと失踪した人気マンガ家との繋がりだった…。新装版で贈る傑作巨編。 |
010 | B・D・T(双葉社) | 2001/11/06読了 「BOOK」データベースより 21世紀半ば、東京はドーナッツ現象が進行。スラム化した都心部は犯罪多発区域と化し、深刻な民族対立と人種差別が東京の未来を闇に閉ざす―。 |
009 | 涙はふくな、凍るまで(朝日新聞社) | 2000/10/02読了 「BOOK」データベースより 坂田勇吉、二十八歳。食品会社の宣伝課でポテトチップスを担当する、平凡な社員。東京生まれの東京育ち、生粋の東京者が、冬の北海道へ二泊三日の出張へ出掛ける。性格温和で闘争心に欠ける坂田だが、またもやトラブルに巻き込まれてしまう。雪と氷に閉ざされた世界で、彼を襲う意外な相手の正体とは?ユーモア感覚あふれる、新しいハードボイルドが確立された。 |
008 | 屍蘭新宿鮫V(光文社文庫) | 2000/04/27読了 「BOOK」データベースより エステサロンを経営する美貌の女社長・藤崎綾香。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。殺人、闇ビジネス…。看護婦のふみ枝は、綾香に代わり汚れ役を演じてきた。新宿鮫を恐れた女たちは、鮫島の動きを封じるため罠を仕掛ける。鮫島に汚職、そして殺人の容疑が!美しさに隠された犯罪者の「心の闇」が浮かび上がる。シリーズ最大のサスペンス!長編刑事小説。 |
007 | 冬の保安官(角川文庫) | 2000/02/02読了 シーズンオフの別荘地。見回り中の保安管理人は、無人のはずの別荘で、少女に銃口を突きつけられた。恋人を待っているという少女と、自らの過去を思い出しながら交流するのも束の間、彼女を追う男達が現われる(表題作)。誘拐事件の“メッセンジャー”を務めることになった「私」は、新宿で、背が高く、独特な目をした刑事に声をかけられ…。大沢作品の人気役者達が共演を果たす「再会の街角」を含む全9篇、極上の短編集。 |
006 | 雪蛍(講談社文庫) | 1999/04/09読了 「BOOK」データベースより 17歳の家出娘を捜して欲しい―更正施設で薬物中毒患者の世話をする佐久間公に、女性実業家からの依頼が舞い込む。住踪人調査を再開した佐久間は、渋谷・六本木・新宿と娘の行方を追う先先でかってのライバル岡江に先を越される。彼女はなぜ追われるのか?大沢ハードボイルドの鮮烈な到達点がここに。 |
005 | 烙印の森(集英社文庫) | 1997/12/02読了 「BOOK」データベースより 芝浦の人気のない運河沿いに佇むバー「ポット」。集まるのは、裏稼業に携わる者ばかりだ。元傭兵のマスター、盗聴のプロ、ニューハーフのボディガード、そして私は犯罪現場専門のカメラマンだ。特に殺人現場にこだわるのは、ある目的で伝説の殺し屋“フクロウ”を探し当てるためだ。ある晩、ついに命を狙われ始めた私は、裏社会に生きる「ポット」の連中と手を組むことに。驚愕のラストが待ち受ける大沢ハードボイルド! |
004 | 漂泊の街角(角川文庫) | 1996/11/19読了 「BOOK」データベースより “宗教法人炎矢教団総本部”この教団から娘・葉子を連れ戻してほしい―というのが今回の僕への依頼であった。僕が原宿にあるその教団へ娘を迎えに行くと、彼女は意外にも素直に教団を後にした。教団幹部の“オーラの炎によって彼女の身に恐しい出来事が起こる”という不気味な言葉を背に受けながら。依頼はあっさり解決した。但し、その肉のうちに葉子が喉を裂いて冷たくなっていなければ…。(炎が囁く)街をさまよう様々な人間たち。失踪人調査のプロ・佐久間公が出会う哀しみと歓び。事件を通して人生を綴るシリーズ第二弾。 |
003 | 追跡者の血統(角川文庫) | 1996/11/01読了 「BOOK」データベースより 広尾の豪華マンションに住み、女と酒とギャンブルとスポーツでその限りない時間を費す六本木の帝王・沢辺が、突如姿を消した。失踪人調査のプロで、長年の悪友佐久間公は、彼の妹からの依頼を受け調査を開始した。“沢辺にはこの街から消える理由など何もないはずだ…”失踪の直前まで行動を伴にしていた公は、彼の不可解な行動に疑問を持ちつつプロのプライドをかけて解明を急ぐが…!?大沢文学の原点とも言うべき長編ハードボイルド、待望のシリーズ第三弾。 |
002 | 夏からの長い旅(角川文庫) | 1994/12/15読了 充実した仕事と、出来たばかりの恋人・久迩子との逢瀬…工業デザイナー・木島の平穏な日々は、自宅に放火されたことをきっかけに一転した。不審な出来事は続き、木島は誰かに命を狙われていると感じるが、心当たりはない。だが、久迩子の車に悪戯書きされた一文を見た時、忘れようとしていた遠い夏の記憶が蘇る。鍵は一枚の写真にある―木島は調査を開始するが…。ハードボイルド・サスペンスの名作! |
001 | 感傷の街角(角川文庫) | 1994/11/12読了 「BOOK」データベースより 早川法律事務所に所属する失踪人調査のプロ佐久間公がボトル一本の報酬で引き受けた仕事は、かつて横浜で遊んでいた”元少女”を捜すことだった。著者23歳のデビューを飾った、青春ハードボイルド。 |
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