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夏川草介 NATSUKAWA SOSUKE 既読書籍
004 | 新章 神様のカルテ | 003 | 神様のカルテ3 |
002 | 神様のカルテ2 | 001 | 神様のカルテ |
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部医学科卒業。医師として勤務するかたわら、2009年に『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビューした。ペンネームは「大好きな作家の名前を並べただけなんです。夏は夏目漱石、川は川端康成、介は芥川龍之介で、草は漱石の「草枕」からです。」(2014年7月15日朝日新聞)(Wikipediaより引用 2022年) |
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004 | 新章 神様のカルテ(小学館文庫) | |
その影響もあり、旅行で長野県へ行ったときには、わざわざ小説の舞台となった松本市にある相澤病院(小説の中では本庄病院)へ寄ってきました。相澤病院と言えば2022年に現役を引退されましたが、冬季五輪スピードスケートの金メダリスト小平奈緒さんが所属していることでも有名な病院です。 本来なら「神様のカルテ3」の次は2015年刊の「神様のカルテ0」を読むところですが、それは飛ばして2019年刊(文庫は2020年刊)この作品を読みました。 「神様のカルテ0」はそのタイトルからして最初の「神様のカルテ」の前の医学生の頃の話だと思われるのでそのうち機会があればということで。 新章と銘打ってあり、何事か?と思いましたが、勤務医として24時間365日対応の本庄病院で働いていた主人公が、さらに医療知識を身につけるべく大学病院の大学院生として働きつつ学んでいくという、自己研鑽物語です。でも安心できるのは「引きの栗原」は大学病院でも健在です。 大学病院と地域医療病院、そして開業医などのあまり知られていない医療業界の仕組みは新鮮ですが、学生の身分でわずかな報酬で寝る間も惜しみ研究の実験をしてレポートを書きつつ、大学病院の外来で若い医者の指導医をしながら、土曜日にはアルバイトで長野県内の病院をドサ回りしているという姿には頭が下がる思いがします。 今回は、主人公の妻、榛名姫は子育てで忙しく?登場場面が少なくてちょっと残念です。 そして次は新型コロナウイルスでパニックになった大学病院の様子などの話も書いてもらいたいものです。 ★★☆ 5月前半の読書と感想、書評 2024/5/18(土) |
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003 | 神様のカルテ (3) (小学館文庫) | |
松本市に実在している365日24時間オープンの地域基幹病院をモデルとし、そこの病院に勤務する若い内科医が主人公の小説です。 前作「神様のカルテ」(2009年)、「神様のカルテ2」(2010年)ともかなりハイレベルで満足度が高く、今回の3作目(2011年)も2014年2月に文庫化されたと同時に買ってきて読みました。ちなみに著者は現役の内科医です。 この小説のいいところは、人間関係や医療の話しだけでなく、実在する美しい信州の名所旧跡がところどころに登場し、紀行もの小説としても読めることにあります。それと今回は長野産のリンゴの品種もいろいろと出てきたりします。そのうち著者は長野県から表彰されるかも知れません。 原作は映画化もされ第1作目は櫻井翔、宮崎あおい主演で2011年に公開、第2作目は今月21日から公開されますが、上記の美しい自然や名所がうまく物語のアクセントになっていることを期待しています。 ただこの3作目はまだ映画化されるかどうかわかりませんが、もしされるとなると心配なことがひとつあります。 主人公の妻役でプロ写真家という設定の宮崎あおい。彼女はオリンパスのカメラのCMに出ていて映画の中でも1作目ではオリンパスの(当時の)最高峰モデルカメラOM-4を使っていましたが、この原作3作目では主人公が妻にドイツ製の高級カメラ「ライカM9-P」をプレゼントされ、大喜びするというシーンがあります。 果たしてそのスポンサー(映画にスポンサードしているかは不明)に背を向ける場面は使えるのでしょうか?しかしM9-Pってすでに生産終了していますが、当時定価81万9千円ですって、めちゃ高なんですねぇ。 宮崎あおいを全面的にイメージガールとして使っているオリンパスとしては困るでしょうねぇ。ここでスポンサーや映画監督の太っ腹なところを見せられるか、著者がオリンパスと脚本家、映画監督に放った意地悪な矢のような気もします。 物語はさすがに3作目となるとちょっとマンネリ気味になってきましたが、地域医療に尽くす医者や看護師達、松本に暮らす人々、前編で亡くなった内科医の代わりにやってきた風変わりなベテラン女医、同期で仲のいい外科医が大学病院へ異動、主人公が住む昔は旅館だったシェアハウス「御嶽荘」の面々との変わらぬやりとりなど、主人公の周りで起きる日々の出来事が綴られています。 今回の3では、真夏の7月におこなわれる「深志神社の天神祭」、12月下旬から2月にかけておこなわれる松本市の隣の上田市鹿教湯温泉の「氷灯ろう夢祈願」、同じく寒い冬におこなわれる「国宝松本城 氷彫フェスティバル」、風光明媚な場所にあり由緒のある長野県大町市の「国宝 仁科神明宮」などが登場します。どこも一度は実際に足を運んで見に行きたいなと思わせるものです。 そして第1作目で悲しい別れをした「御嶽荘」に住む通称「学士殿」がこの3作目で、本当の学士殿となって再び御嶽荘に戻ってきたのは、唐突でもあり、最後に心が温まるという設定です。 2月後半の読書と感想、書評 2014/3/5(水) |
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002 | 神様のカルテ2 (小学館文庫) |
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2009年に発売された「神様のカルテ 著者夏川草介氏は現役の医師でその体験などをうまく織り交ぜながら地方にある24時間365日受け入れ可能な総合病院の若い医師とその妻の姿を描いています。 2011年公開の映画も大ヒットし、主演の櫻井翔とその妻役宮崎あおいがまずまずいい味を出していました。 この「神様のカルテ2」はその続編で、別々に読んでもさほど問題はありませんが、できれば順番通りに読むことをお勧めします。 内容は、松本市にある最後の砦と言われている総合病院に主人公栗原一止の医学生時代の同級生で非常に優秀だった医師が同じ病院へ赴任してくるところから始まります。 そういうところは、やはり医師でありながら作家の海堂尊氏の「田口・白鳥シリーズ」の小説を想像してしまいますが、同じ医師が書く小説だけあって、医療の問題点をあぶり出すところなど似ているところもあります。 そのエリート街道まっしぐらだった同級生が実家のある松本へ幼い子供を連れて帰ってきた話しと、主人公が慕って師と仰いでいた古参の医者が倒れてしまい、精密検査をすると思いがけず重篤で「負け戦」の闘いを余儀なくされる話しが中心としつつ、妻や共同住宅に新しく入ってきた学生なども含め話しが展開していきます。 おそらくこちらも映画化はされるのでしょうけど、小説の中では「神様のカルテ」よりも信州や近郊の四季折々の風景がたくさん出てきそうで、今から楽しみです。そして「神様のカルテ 3 1月後半の読書 2013/2/6(水) |
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001 | 神様のカルテ (小学館文庫) |
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現役の医師でもある夏川草介氏が2009年に出したデビュー作です。医者でありながら小説を書くというのは古くからよくあって、パッと思いつくだけでも森鴎外や北杜夫、渡辺淳一、帚木蓬生、加賀乙彦、北山修、海堂尊、鎌田實など、歌人に齋藤茂吉など、天は二物をあたえるものだなぁとひがみ半分やっかみも半分です。 中でも自分のお手の物である医学界や病院などをテーマとしたものではなく、本業とはまったく畑違いのテーマで小説を書く森鴎外や帚木蓬生、加賀乙彦が特に私のお気に入りです。って今回のこの本はまさにその本業そのもの、地方病院の勤務医が主人公です。 信州松本平にある24時間365日救急患者受入れる総合病院を舞台にした、野心はなく平凡な青年内科医の奮闘を描くこの小説は、単なる青年医師の過剰労働告発ドラマではありません。 大学病院の医局に勤務し高額な医療機器を使い先端医療を学び狭い分野で専門家していく道と、一般病院に勤務し内科も外科もなく医者か医者でないかの区別しかない当番制の救急担当医としての葛藤、そして慢性的医者不足に悩まされる地方病院の問題、高齢化する社会を迎え、患者の延命をはかることだけが医者の役目ではないことなど、大きな社会問題を考えさせられる作品となっています。 これを原作とした映画が、昨年2011年に櫻井翔、宮崎あおい主演で上映されていましたので、そちらを見た人も多いのではないでしょうか。私も公開中に面白そうだなと思ったものの、なんでも中高生が映画館に押しかけているという噂を耳にしたので、ちょっと恐怖におののいて観に行けず、今度DVDを借りて1人でじっくり観ることにします。 この神様のカルテはシリーズ化されていて、すでに「神様のカルテ 2 最後にちょいと余談を書くと、主人公が巨大な病院の建物を振り返って見上げるシーンで建物の姿を「データラボッチ」に例えるシーンがあります。これは主人公が勤める病院のある松本平のすぐ近くに、高ボッチ(高原)というところがありそれに由来していると思われます(想像ですが)。 その高ボッチはもののけ姫にも登場するダイダラボッチという伝説の巨人妖怪が腰掛けたという場所で、そのような変わった地名がついています。その巨人ダイダラボッチを巨大な病院の建物に置き換えてたのだと推測しています。 3月前半の読書 2012/3/17(土) |
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