リストラ天国　読書感想　生島治郎

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生島治郎　IKUSHIMA JIRO　既読書籍

		009	血と絆
008	世紀末の殺人	007	人生最後の殺人事件
006	ブラック・マネー	005	死ぬときは独り
004	白いパスポート	003	追いつめる
002	男たちのブルース	001	傷痕の街

読書感想は2010年頃以降から書くようになりました。それ以前に読んだ本の感想はありません。

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1933年～2003年、中華民国上海市生まれ。早稲田大学第一文学部英文学卒業。卒業後デザイン事務所を経て早川書房に入社。入社後日本語版『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の創刊準備に携わる。1963年、小説執筆を目的に早川書房を退社し、半年を費やして『傷痕の街』を完成。この作品が1964年3月、佐野洋の口利きにより講談社から刊行され、作家としてデビューした。1967年『追いつめる』で第57回直木賞受賞。日本に正統ハードボイルドを移植した功労者の一人。（Wikipediaより引用 2022年）
009	血と絆 (角川文庫)	1999/12/09読了「BOOK」データベースより月刊の文芸誌が主宰する小説コンテストで入選し、念願の作家デビューを果たした風見隆は、出版社主催の文壇ゴルフコンペで憧れの巨匠・北川文彦と出会った。以前から北川の大ファンであった風見はこの邂逅に舞い上がり、北川のことを師匠と慕うようになる。北川もまた、久しぶりに現れた骨太の新人に、作家としての生き方を教えようと心に決める。執筆から麻雀、ゴルフ、女、飯の喰い方に至るまで、様々なことを教わりながら風見はより北川へと傾倒し、やがて北川の妻・由紀をも愛するようになってしまうが…。究極の選択を迫られた男が下した意外な結論とは。

008	世紀末の殺人 (講談社文庫)	1995/11/28読了「BOOK」データベースより裏社会でおこったアブノーマルな殺人。バブルが弾け散った世紀末、バニティ・フェアに渦巻く裏切り、情痴、そして暗殺。生き残りをかけた浅ましくも壮絶な死闘が、黒い紳士たちの間でいま繰り広げられる。魑魅魍魎の断末魔の叫びが響きわたる。「闇世界」に引きずり込まれる志田司郎。長編ミステリーの真骨頂。

007	人生最後の殺人事件 (徳間文庫)	1995/11/17読了「BOOK」データベースより元刑事の私立探偵・志田司郎は、奇妙な縁で知り合った初老の著名推理作家・高坂伴郎から仕事を依頼された。内容は、三十以上も歳の離れている愛人の美人秘書・山路亜紀の素行調査をしてほしいとのことだった。尾行を開始した志田はその夜、彼女が横浜にあるホテルのロビーで東南アジア系の男と落ち合い、部屋に入るのを確認した。どうやら、その男は麻薬の売人で、亜紀はコカインを入手していたらしい。

006	ブラック・マネー (ケイブンシャ文庫)	1994/10/17読了「BOOK」データベースより邦友銀行香港支店のディーリング・ルーム室長村木晴彦は日々刻々と変動する為替市場で神経をすり減らしていた。円高に相場が動くなか、村木は上司の命令でドル買いに走り、一日で十億円の損失をだした。それは、香港のブラック・マネーを扱う大物・柳宗源の仕掛けた巧妙な罠だったのだ―。瞬時に大金を動かす男たちのプライドを賭けた戦いを描くハードロマン。

005	死ぬときは独り (講談社文庫)	1979/01/30 「BOOK」データベースより太平洋戦争勃発前夜、民間人浜本は、マレーの英雄“虎”を探し出すために日本を後にした。その目的は何か…?日独英のスパイが暗躍し、インドとマレーの独立運動が芽生え始めた激動の東南アジアを舞台に、人種を越えて生命を賭けて闘った男たちの、波乱万丈の生涯を描く雄渾の長編冒険小説、いま甦える。

004	白いパスポート (ケイブンシャ文庫い 2-10)	1978/04/10

003	追いつめる (光文社文庫)	1978/01/15 「BOOK」データベースより志田刑事は暴力団浜内組幹部を追跡中、同僚刑事を誤射して引責退官している。妻側からもらった離婚慰謝料を資本に、志田前刑事の浜内組追及は続けられた。暴力団の“経営革命”すら行なって尻尾を出さぬ浜内組と孤独な退職刑事との凄まじい闘い!直木賞を受賞し、ハードボイルドを日本の土壌に開花させた秀作。

002	男たちのブルース (ケイブンシャ文庫)	1975/06/10 「BOOK」データベースより横浜でナイトクラブを経営する泉一は戦争中の贖罪を背負って生きてきた。あの日、終戦の勅命が下りることを知りながら、部下に出撃命令を出したのだ。命を賭して抗命していれば若い命を助けることができた。その思いが泉の脳裏に焼き付き、窮地に追い込まれたかつての部下のために、自らの血を流そうとする―。男の生きざまを問うハードボイルドの傑作。

001	傷痕の街 (角川文庫)	1974/07/15 「BOOK」データベースより非合法な仕事に手を染め、荒稼ぎをする者の多いシップチャンドラーの世界で、久須見は頑に己だけを信じ孤高を守っていた。久須見を傘下に入れようと、商売仇の吉田は再三申し入れを行っていたが、その依頼を彼は吉田の顔面を潰すことで答え、代償に片足を失った…。十年後、景気後退から、久須見は会社の運転資金につまり、奇妙な条件つきの金に手を出した。だが、大金が入ったとたん、誘拐事件に巻き込まれて全てを奪われてしまう。一体、誰が…。己が傷付きながらも不屈の精神で犯人を追うハードボイルドの金字塔。

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